Hamradio2007
& Rail Tour of Switzerland
21st~29th Jun. 2007 |
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レンタカーを使わないで鉄道だけで旅が出来ないだろうか!
話はとんとん拍子に進むかに見えましたがフリードリヒスハーフェンの話を持ち出すと再びその地域は情報がありませんとの返事。
M・ツーリストには航空券、鉄道周遊券、Interlakenのホテルを手配して貰いフリードリスハーフェンのホテルはnetで予約を入れました。
★このnet予約が後で一波乱の前兆になるとは思いませんでした。 <鉄道周遊券>
準備万端整え出発! |
定刻を少し遅れてチューリッヒに到着。 ホームにはその列車の表示が既に出ています。
理由は簡単。表示が間違って前の列車の表示に急に入れ替えたようです。 程なく目的の列車が到着・ロマンスホルン(Romanshorn)へ向かいます。
そこからフェリーでフリードリヒスハーフェンへ。列車が1時間、船が1時間およそ2時間ほどの旅です。 初めての土地でどうしてこんなに簡単に列車を乗り継いで行けるのでしょう。
列車によってはその詳細時刻表を車掌さんが配ることもあります。
★チョットしたアクシデントがありましたがホテルの予約は難しいモノではありません。 インターネットで簡単に予約できます。 |
Hamventionの開催されるdaytonよりずっと小さな町ですが |
フェリーは前日の嵐など全く感じさせない静かなボーデン湖(bodensee)を渡りフリードリヒスハーフェンの港に滑り込みました。 実は前日は大荒れで列車が止まったりバスが横転したり大変な荒れ模様だったのです。 新聞を見てびっくりしました。
実は車窓から見た川の流れが怖いような濁流であったり、 静かな湖畔に浮かぶ多くのヨットがセールを落しこの不自然な様子にかつてはヨットマンであったebwが気象の異常を感じ取って 「何かおかしい」とつぶやいていたのです。
そんな状況を全く知らず何事も無かったようにフェリーは港に滑り込みました。 HAM力のお陰、フロントのお姉さんはニッコリ!何事もなく無事ホテルにチェックイン。 今日はhamradio2007へ行きます。
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2日目、急に予定変更
最初に行ったのは飛行船で有名なゼッペリン博物館(ZeppelinMuseum)、
HAMの間ではZeppelinアンテナの方が有名でしょうか? 町の中央駅前には広場があり郵便局やホテルがあります。
町はずれ、西側の岬に際だつ二つの塔が見えます。
フェリーからもよく見えるのですが近くからは写真に納めにくいのです。 漆喰の模様はとても素晴らしく荘厳さを醸し出しています。 この町を訪れたら是非お立ち寄り下さい。
突如現れた変な外人に神父さんは嫌な顔せず歓迎してくれました。
帰りにこの教会の由来を書いたパンフレットを戴きました。 私たちが出ると教会の門は閉ざされました。やはりご迷惑だったようです。 新婚さん末永くお幸せに! |
Hamradioには5年前Hamradio2002にも参加しました。
今回は会場が新しくなったこと・・・フリーマーケットのスペースが綺麗になりすぎた?そんな感じがしました。
そのせいか売ってるモノも綺麗。お時間のある方はHamradio2002もご覧下さい。 <http://park15.wakwak.com/~ja1cvf/sp/hamradio2002/doitu2002-1.html> |
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フリードリヒスハーフェンを後に再びスイス・インタラーケン(Interlaken)へ向かいます。
汽車の乗り方にも慣れ時刻表と首っ引きではありますが順調にインタラーケンに到着です。 10年ぶりに訪れるこの町は浦島太郎を地で行くように随分雰囲気が違います。私の思い違いか?
もっと狭い道に張り付くように並んだ古い家並みが記憶の隅にあります。
ホッとして我に返ると気になるのは明日のお天気です。どうやら下り坂は当たりらしい。
翌朝目が覚めてすぐにテレビのSWを。ユングフラウヨッホ(Jungfraujach)のライブ映像が見られます。
お山はしっかり雲の中。
沿線の住宅の窓辺にお人形が。私たちの旅を歓迎しているかに見えます。 しかし天の神様はイジワルをしてるのでしょうか?
時折落ちる涙雨をぬぐいながらロープウエーの駅まで歩いて20分程。
ロープウエーのガラスは水滴がいっぱい。
一般車両の乗り入れは禁止と云うことなんですが。 美しい山の景色を期待しながらも天気に負けて足取り重く駅へ向かいます。
おみやげ屋の呼び声もただ耳障りでうるさいだけ。 ************* 余談ですが! この地域の登山電車はアブト式(Abt
system)と云われる軌道面にラックギヤを敷設して車軸に取り付けられたピニオンギヤとの組み合わせで
急勾配を滑らず登るシステムです。 *アブト式(Abt system) |
再び朝を迎えて、TVのライブ映像は思わしくありません。予備日の明日も天気は期待できません。 なぜ!一番良い季節と云われるこの時期に嵐や、長雨に見舞われるのでしょうか。
アブト式レールにかみ合わせるピニオンギヤ。車輪の間にこのギヤがあります。
早いモノでもうそろそろ旅も終わりです。 Interlakenの町はその名前から解るようにInter-lakenつまり“湖の間”の町なんです。
大きな湖に挟まったスイス中央部の町です。鉄道はOst(東)駅とWest(西)駅がありその間約1km。
登山電車のターミナルはOst駅です。
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