LED・デッキの照明
人感センサを付けて防犯用にも対応。
非常電源機能を強化しました。

ja1cvf  0612
【一部追記】 0809
【非常電源機能強化】 110
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NETのお友達、chappyさんに戴いた基板を活用して創ったデッキの照明
ソーラ電池で省エネ!
使っていたニカド電池がダメになり、自動車用鉛電池に交換しました。(0809)
非常時対応・バッテリと常用電源の切り替え機能を持たせました。(1104)
(更新部分は最下段になります)


庭先のデッキに防犯をかねて
照明を付けました。
電源はソーラ電池とニカド電池
電池はデッキの手すりに吊ってあります。


電源にはソーラ電池パネルを使っています。
光拡散シートでLEDのギラギラを軽減しています。
オレンジ100個と青13,緑12個です。

netのお友達・chappyさんから戴いたLED基板を使って昨年創ったデッキの日除すだれのフレームに照明を付けました。
参照・日除のすだれ

スダレは防犯上の問題もあり夏場以外は巻き上げていますが バーベキュウなどには照明が欲しいなあと思いつつそのままになっていたのです。
良いモノを貰いました。
LEDを135個も付けられる基板です。 これはchappyさんが街路灯用に開発した基板ですが屋外バーベキュウの照明にも充分な明るさがあります。

今回の照明設置は防犯用のウエイトも大きく人感センサを付けています。
電源は写真でお判りのようにソーラ電池(開放電圧17.5V出力3.5W)を使っています。
これを最近安くなった(と思っていた)自動車用バッテリに充電して使う予定でした。 下見に行った時は\1980のバッテリが何と\2980、それで買わずに帰ってきた・何ともお粗末な話しです。

よくよく考えてみれば電動工具の少しくたびれたニカド電池があるのです。
時々ひかるだけの用途なら充分使えるはず。
バッテリの購入はあっさりヤメにして長時間使用する場合はACアダプタを使用することにしました。
15V0.8AのACアダプタは\600と破格でコストは大幅ダウンです。


取り付けは屋外の雨に濡れる場所。
ホームセンタで見つけた細長い瓶(うす緑色)に
組み込むことにしました。
木製デッキに雰囲気を合わせた木製ホルダです。
LEDは瓶の長さに合わせ
5個25列で125個にしました。

基板本来の設計は12Vの電源で5個シリーズのオレンジ色LEDを点灯するようになっています。(5個27列135個)  オレンジ色は白などに比べ低い電圧で点灯できますから同じ電力でも結果的に明るいモノを創ることが出来るのです。 しかし普通の照明用には気になる色合いです。
仮に白を点灯する場合同じ電力で3X27=81個しか付けることが出来ません。そして白は青みの強い色でソレも気になります。 さらに蛍光剤を使ったLEDは光量の低下も大きいのです。
基板の開発者chappyさんはLEDの混色による演色を実験しておられます。 それにヒントを得て5個組のうち1個だけを青、 またはグリンに置き換えて見たところ若干赤みは強いモノの電球に近い色を出すことが出来ました。 この場合12V電源では電圧が不足しますが実用上問題なしと考え製作開始しました。
バッテリ使用中は12~13V程度です。この電圧では定電流回路の損失もあり若干照度は低下します。 バーベキュウの時など長時間点灯する場合は市販品15V(安定化)のACアダプタを使用することにしました。 これには逆電流保護用のダイオードを付加しますので14.3V程度の電圧で点灯することになります。 この電圧であればバッテリと並列に接続しても何ら問題なく使えるので余分な切り替え回路は付けていません。


LED基板125個のLEDが
付いています。
瓶に合わせるため2列切り取り


発熱もバカになりません。
電気工事用のリングスリーブを
放熱板代わりに付けています。


このまま使うと
ビーム幅60度のLEDでも
ギラギラ感が気になります。


パソコンのLEDパネルから外した
光拡散シートを貼ります。
ギラギラ感を解消出来ます。


拡散シートは
基板の側面に接着して
トンネル状に被せます。


100個のオレンジに
青13個緑12個を混ぜて
電球色に演色します。


瓶の蓋はコルクです。
そのまま嵌めても外れそう!
収縮チュウブで固定します。


100φのチューブは?
ペットボトルからはずします。
キッチリ縮んで蓋を押さえます。


フレームに取り付け!
小箱にセンサも組み込みました。
防水に気を遣うところです。


電動ドライバのニカド電池
12V1.2A/h
保護用温度SW等も使います。


2組完成です。後2個作ります。
収縮チューブは物干し竿用です。
これは安い!電気用は高いです。


木枠の細いところは15mm程度
風雨に曝され必ず割れます。
針金で鉢巻きしておきます。


バッテリは100均の箱に入れ
手すりにぶら下げています。
耐候性が心配ですが!


電池の下にターミナルボックスを
ハンダ付では後のメンテナンスが
大変です。


夜になるとこんな感じです。
人が通ると点灯します。
SWで常時点灯にも出来ます。

使っていたニカド電池がダメになり、自動車用鉛電池に交換しました。
この電池は電動ドライバで役に立たなくなったモノを組み替えて使ったのですがドライバは元気に動いてますので中古品の補給はありません。新たにニカド電池を買うのも面白くありません。
自動車にの修理工場で不要になった自動車用鉛電池(38B19L)を貰ってきました。
充電しておきましたと云う言葉を信じ電圧を測定したところ無負荷で12.8V、敢えて一週間そのまま放置して再び電圧測定しましたが電圧低下はほとんど無く程度は良さそうです。
本来、鉛電池の状態判断は電解液の比重を測定する必要があります。しかし比重計の持ち合わせはなく、電圧測定は気休めのようなモノです。
中古電池は寿命の問題がありますので必ずしもお勧めできるモノではありませんが今回は非常用電源としても使えるようにデッキの照明とは別にコネクタで接続出来る端子を付けました。
充電用に使っているソーラバッテリは最大で250mA程度ですから過充電になる可能性は低いので特に対策していません。

またまた中古品の再利用です。果たして寿命は如何に!(2008 5th Sep. )
バッテリの健康状態・・2011年3月現在 極端な容量低下もなく十分使用可能と判断しています。


綺麗な箱入りですが中身は別物
外箱も使うため
カッターで切りました


サイズは標準的な38B19L
下半分の箱に入れて
液漏れ吸収用


入れる木箱も廃材利用です
中仕切りを入れて
バッテリはこちらに


反対側は線材などを保管します
持ち運びが出来る
非常用電源の利用を考えてます


ケーブルを付け押し込みます
中仕切りの穴から反対側へ
取り出しはギボシ端子です


外箱は充分余裕を見ています
外箱は移動中の
衝撃吸収にも役立つつもり?


アルミの蓋を付けました。
接続の端子が見えますが
実際はケースの中で接続します


屋外の屋根の下に置きます
お気づきかどうか蓋や仕切り板に
隙間があります・ガス抜きです

鉛電池は硫酸を使用しているコトや充電末期に水素ガスを発生しますので万一のことを考え屋外に設置します。ガス抜き穴などがありますのでずぶ濡れになるのは好ましくありません。少し前傾に置いていますから大雨でも中に水が溜まることはないでしょう。

万一硫酸(希硫酸)が手や衣服などに付いてしまったらすぐに大量の水で洗いましょう。そのまま乾かすと硫酸濃度が上がり大変危険です。

使用した一番多く使われていると思われるバッテリの型番38B19Lにはどんな意味があるのでしょう。わかりやすいように型番の後ろの文字から説明します。
Lは+端子を手前(−は奥)にして左側(レフト)に端子があるモノ。Rは右側に端子があるモノ。ちなみに+−の端子は大きさを変えて逆接続しないように考えられています。購入の際は注意しましょう。
B19は形状を表します。Bは電極の大きさに関連があり縦と横の大きさ、19は長さです。普通乗用車はほとんどこのサイズです。
38は電池の容量です。同じ大きさならこの数字が大きい程容量が大きくなります。
現在B19のバッテリでは私の知る限り55が最高です。今回使ったバッテリは高性能品ではないことが判ります。日本の自動車バッテリの容量は5時間率で表示されます。38のバッテリは28Ah/5時間率程度です。最近はAhの表示が無いものが多く実際の容量は分かり難くなってきました。
車のバッテリを交換する時後ろの文字が同じなら頭の2桁が大きい方が性能が良くそのまま交換できます。しかし容量の大きいモノはお値段も高くどれがお得かは車の使い方にもよります。

2011 03 11『東日本大地震災害』を教訓に改造を加えました

未だ収まらない原発事故により計画停電と称し、数時間の停電が昼夜問わず輪番制で回ってきます。
私の家は東電に売電できるソーラシステムを持っていますが基本的に同期発電システムなので停電になりますと自立系に切り替え専用コンセントしか使えません。 もちろん夜間は使えません。これは非常電源として予想以上に不便で今までtest用にしか使ったことがありません。
不便の原点はバッテリバックアップが無いため夜間使えないことにつきると思います。

あまり利用されてない『LED・デッキの照明 』のバッテリシステムを非常時対応・使いやすく改造してみました。

改造のポイント
★バッテリ電源と常用している12V-DCラインを簡単に切り替え使用できるようにした。(分電盤設置)
☆これに付随して
*バッテリ監視電圧電流計設置
*小型インバータ組み込み・電話機、携帯充電、PC用
*非常時持ち出し機能
その他検討中。


バッテリ-DCライン切り替え分電盤・DCコンセント(12V)6口、電圧-電電流計

分電盤を設置したことでバッテリ電源とDCラインの切替えはSWで出来るようになりました。自動切り替えも検討しましたが今回は見送りとしました。
使いやすさを優先させたためバッテリと使用現場(DC−コンセント)の距離が長くなり5A程度の負荷でも電圧降下(1V程度)が感じられます。
配線にはモービル用無線機(消費電流5A程度・赤黒線、青白線)に付属していたモノを流用しました。
不具合は出ていませんが折を見て交換する予定です。
★ 接続コネクタ部分を点検し電圧降下はかなり改善されました。


参考・DCコンセント
容量不足の時は2個パラにして補うont>

このDC用コンセントは現在入手不可能かもしれません。
このコンセントは以前自動車用品店などで売られていたのですが最近は見かけません。
品質はあまり良いとは云えないのですが便利なので使っています。一応20Aのフューズが組み込まれていますが10A以上では発熱を感じます。
電流容量不足の場合こんな使い方をしていますがおすすめできる方法ではありません。
良質の製品が発売されることを希望します。

【 バッテリ監視電圧電流計 】

電圧監視と充放電監視が出来るように一工夫しています。
電圧電流計は手持ちの標準的な1mA電流計の指針をセンタ“0”に
設定し直しました。そのため電圧レンジが狭くなりますので10Vから15V表示とし10Vのかさ上げをしています。電流計は±10Aで分流器はバッテリケースの中に組み込んでいます。


メータパネルをコピーし文字を書き換えています。
最終的にはセンタを12Vに変更しました。

センター“ゼロ”化は電気的に行うことも可能ですが今回は指針のバネを調整するという荒技で済ませました。
指針バネは軸受けの上部と下部の二カ所にあります。ヒゲゼンマイと呼ばれるコイル状のモノ、トートバンドと呼ばれる吊りヒモ状のモノなどがあります。
失敗→即メータ破損となる危険大です。お試しは要注意。アナログメータの構造を理解していない方は手を出さない方が良いでしょう。
センターゼロのメータを購入することをお勧めします。

メータパネルの書き換えは簡単です。
最近のプリンタにはスキャナが付いていますのでパネル面をコピーして画像処理ソフトで文字を書き換えています。

小型インバータ組み込み

最近はAC100V機器使用のため各種インバータが販売されています。
いろいろ考えると便利なモノがたくさんあるためオーバスペックになりがちです。
パソコン用のUPS転用とか考えたのですが、今回は電話機能維持の範囲を考えました。
昔のダイヤル式電話は停電時も通話可能でした。
(状況により不通になることあり)
しかし光回線等を使用した場合モデムなど外部電源を必要となる場合があります。DC12Vから供給も可能ですが一番小型(150W)のインバータを用意することにしました。
このレベルで電話回線維持、ノートパソコン使用、携帯電話充電が同時に出来ます。

*インバータを購入しようと販売店をチェックしましたら地震の影響で売り切れでした!!
入荷後設置します。
あれから一月余、4月16日現在どこも品切れ!

【 非常時持ち出し 】

非常時にはこの設置場所が使えない、あるいは別の場所で使用したいシーンがあると思います。
そのため工具を使用することなくバッテリ部分の分離、持ち運びが出来ます。
実際にこのような使い方はしていませんが使用可能にしておくことが役に立つと思います。
バッテリケースには蛍光灯照明器具、DCコンセントを入れてあります。
他に必要なモノは気が付き次第入れておく予定です。

鉛電池は、重いなど欠点も多くありますが充放電の条件が厳しくないので現状では使いやすいと考えます。 発電機などとの連携も難しくありません。
現在使用中のバッテリも中古品の使い回しで私のところで約3年それ以前を考えれば5年以上、初期の性能は無いとしてもまだ十分使えます。
車のバッテリもトコトン使い切らないで早めに交換しこのような用途に使うのが得策と思います。


試行錯誤の結果電流計は±10A
電圧計は10〜17V センタは12V

分流器のケース
アルミ型材の端切れを利用

側板はベーク基盤
端切れのため余計な穴がある

完成した分流器
5Wのセメント抵抗をケースに

メータの裏側にメモリ補正回路を組み込んでいます

完成! チョットだけ
メータの雰囲気が変わりました
【 2重メモリ改造のカラクリ 】

このメータは原型の写真を取り忘れてしまいましたが1mAの標準的な電流計でした。
センターをゼロにするということは指針に下の方にある調整ねじを回すと指針が移動します。それで真ん中まで動けばよいのですがそうはいきません。
指針位置はヒゲゼンマイでゼロ位置を維持しているのでヒゲゼンマイの強さを調整して合わせるようになっています。
普通は左端がゼロ位置ですが中央にゼロ位置を移すには・・・実はメータの裏側にも同様のヒゲゼンマイが付いています。裏と表のヒゲゼンマイでバランスを取っているのです。
このバランスを調整すればゼロ位置を変えることが出来ます。
これの調整は非常に微妙でヒゲゼンマイを曲げてしまうと修復不能になります。またその付近は強力な磁石がありますのでドライバなどが不用意に吸い寄せられ その弾みでヒゲゼンマイを引っかけてしまいます。
私自身、何回もメータを壊しています。おすすめできる作業ではありませんが構造を理解すれば出来ない作業ではありません。
これで±0.5mAの電流計が出来ました。

今回はアナログメータのお遊びという感じで、さらに分流器や拡大メモリの工夫もしてみました。

電流計を±10Aのスケールにする 】

メモリ板はスキャナーでコピーして文字を書き込むことは前述の通りです。
1mAの電流計は内部抵抗が約160Ωでした。
この抵抗値に 約 と云う文字が付いているのは正確に測っていない(測れない)からです。
テスターで低抵抗を測ると測定電流が大きくなり、測定時電流が100mAも流れるモノもあります。
これではメータを壊してしまいます。
そのため高抵抗レンジでおおざっぱに測るしか有りません。
指針の振れ角は半分になったので0.5mAでフルスケールです。その結果、約80mV(0.08V)でフルスケールになります。
10Aのメモリにするためには分流器を作ります。
分流器の計算は電気の本に書かれていますので参考にしてください。

ここではもっと簡単に作ります。その理由は内部抵抗の測定値がいい加減ではキッチリ計算しても正確な 抵抗値をもとめられず、たとえ計算が出来てもその抵抗は購入できるモノではありません。
仮に、1Ωの抵抗に10Aの電流を流すと抵抗の両端には10Vの電圧が発生します。0.01Ωなら0.1Vです。
これはオームの法則です。
0.008Ωならちょうど良さそうですが、こんな抵抗普通では手に入りません。秋葉原で入手可能なのは0.1Ω程度*です。
私は運良く0,02Ωの抵抗を見つけましたので2個並列にして使うコトにしました。
合成抵抗は0.01Ωです。ここに10A流すと0.1Vですから電流計を0.1Vでフルスケールになる電圧計にします。
この抵抗における消費電力は0.1Wですが5Wの抵抗を2個並列にしています。
その理由は10Aの電流が流れた場合抵抗のリード線はあまりにも細すぎ負荷をショートさせた場合断線の危険を避けるための配慮です。


この図の黄色い部分が電流検出部です。

ab間の合成抵抗は0.01Ωです。
充電中はa→bの方向に電流が流れ、放電中は逆に流れます。充電と放電が同時に起きるときはその電流差で充電電流が多ければメータは+に振れます。

実際には、電流計に抵抗をつなぎ0.1Vで0.5mA流れるようにします。電流計を含めた合成抵抗は200Ωとなり(200-160=40Ω) 約40Ωを追加すれば良いことになります。(指示が合うように調整する)
分流器は回路図のabに接続されます。(SWは2回路連動で電流計測側になっています)
*メータ横に書かれた+−の記号は接続端子を示します。指針の振れは右に動くと+(充電)を示します。
実際には内部抵抗160Ωの値や分流器の正確さが判りません。また40Ωの抵抗は市販品に有りません。思い切って500Ωの可変抵抗で済ませます。
アマチュア的ではありますが最後の調整は可変抵抗で合わせます。

*100Ωの可変抵抗が無かったため500Ωを使いました。
*秋葉原・ラジオデパート桜屋電機では0.01〜0.05Ωの抵抗を扱っていました。

もっと簡単に分流器を作るには真鍮板や鉄板などで作る方法もあります。実際に電流を流しながらハサミで幅を調整します。
この場合も最後の調整は可変抵抗で合わせるのがお勧めです。
普通の金属は温度で抵抗値が変化するので正確なモノは難しいです。


分流器はこのような金属板で作ることも可能
中央の巾を狭くしながらカットアンドトライで合わせる

*分流器は断線、焼損するとほとんどの場合メータも壊れます。電流容量は十分に余裕を見ることが必要です。

【 電圧計を10V〜17Vにする 】

最初の予定を変更してセンタを12Vにしました。
この電圧計は10Vから始まりますが電圧をかけない位置は12Vです。フルスケールは17Vです。

メータの中心、そこから普通にメモリを付けると指針の動く範囲がとても狭く使いにくいメータになってしまいます。
*センタがゼロですから普通のメータの約半分しか振れません。
この欠点を補うにはメータにバイアス電圧(今回は12V)をかけ強制的にゼロ位置をずらしてしまえば見やすくなります。
バッテリ電圧の測定なら10V以下はほとんど必要有りませんから10〜17Vが判れば電圧計の機能として十分で、且つバッテリの電圧も読みやすく拡大されます。
10Vのメモリ位置は12Vのバイアス電圧に対し-2Vと見えることになります。
ここで使うバイアス回路の安定度や誤差がこのような電圧計の精度に大きく影響します。
今回は贅沢?ではありますが電圧計のためだけに基準電源を作りました。
a点の電圧は10V〜16V程度に変化することを想定し小型のDC-DCコンバータユニットを使って見ました。


電圧を測るときはSW(2カ所)を切替えます
6pのトグル片ハネSWが使いやすい

使用したDC-DCコンバータ(MAU104)は出力が安定化されていませんでした。そのため帰還回路を付け12Vの電圧を安定化しています。この電圧の変動は即誤差になります。動作時には12Vマークのポイントに流れ込みの状態になりますのでご注意ください。
試験的にa点の電圧を10V以下にすると基準電圧(12V)の低下が見られ誤差が多くなります。
また回路自体の消費電力が多く(約40mA)お勧めできません。そのためSWは常時電流側になる『片ハネ』と呼ばれるトグルSWを使っています。参考としてご覧ください。
お勧めできる方法ではないのであえて部品乗数を入れていません。
具体的な条件については掲示板などでお尋ね下さい。

このような電圧計のかさ上げはツェナーダイオードを直列に入れる簡単簡単な方法があります。
今回の例では8〜10V程度のダイオードを直列に使いバイアスを掛けます。
この場合10V(ツェナー電圧)に近い部分はリニアになりませんので注意が必要です。
その分の余裕を見てさらに低い電圧のダイオードにすると有効部分の直線性はよくなります。ただし展開巾は小さくなってしまいます。

【 バッテリケースの取っ手 】

改造作業中に気がついたのですが取っ手の丸棒が細すぎます。
普段は問題ないのですが非常時に丁寧な取り扱いが出来ない場合などチョット弱そう。
後で気がついたので適当な部材がありません。
インバータ同様次回に先送りです。

 

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