日除けのすだれ

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デッキの前に日除のすだれを付けてみました。
涼しさの演出です。

南東向きに大きな窓があり日当たりは最高なのですが真夏には少々日差しがきついです。
デッキの上を覆うように日除のすだれを掛けてみました。どれだけ涼しくなったかは疑問ですが涼しさの演出という見方をすればすばらしく気分が良くなりました。

窓の大きさは間口が約1間半、高さは約2m、デッキの出幅は2mです。
ホームセンタで売られているすだれのサイズを調べてどんなモノにするかを決めます。
1760X2800というサイズを2枚使うことにしました。
既存のデッキの上に木枠を組んでその上にすだれを載せ日除を作ります。必要により巻き上げ日射を調整します。この巻き上げ機能は台風などの強風時に飛ばされないようにする目的でもあります。
逆に、この巻き上げ機能が不要ならもっと簡単な枠組みで日除を作ることも可能です。
今回は、巻き上げ機能を持たせすだれを使用しない冬の時期も枠を取り外さないことにしました。そのため冬に目障りでない枠組みと耐久性を両立させています。
材料はホームセンタで売られている防腐剤含浸の輸入材です。値段の割に長持ちしますが、曲がりやネジレが多く必ずしも良い素材ではありません。狂いの少ないモノを選んで買いましょう。
さらに防腐効果を高めるためにキシラデコールを塗りました。

すだれの巻き上げを簡単に!
すだれの巻き上げは簡単なヒモを使った巻き上げです。そのヒモは端切れで作ったドラムでヒモを巻き上げます。このドラムは以前作った”ボール盤よこ倒し五百盤”で作りました。
*旋盤(1000)というのが恥ずかしいので最近は遠慮して”五百盤(500)”と呼んでいます。

 

違う構造の上に組上げるためとても不安定です。ロープの手助けが頼りになります。

枠組みが完成です。細身の素材で目障りにならないようにそして強度にも配慮が必要です。
窓先の開口面にはスジカイなどを入れなくても強度を確保するために屋根部分にヒウチを入れています。

*このような枠組みだけの構造は強度的に問題があります。重量物が乗りませんから危険はありませんが!
屋根材や壁材があれば応力の吸収ができ強度は上がりますが、すだれでは何の役にも立ちません。
開口面の視界を遮らないようにするためには屋根の構造を考えなければなりません。そのために入れたのが大きなヒウチです。
屋根枠はすだれのレールの意味もありL型のアングル状になっています。これも細身の素材で強度を出す工夫です。
主な素材のサイズ(断面)は、38X66、19X66、19X88、19X44です。

大きな三角形でしっかり支え屋根が歪むのを保護します。

端切れで作った糸巻きボビンですだれを巻き上げます。日照調整や強風時の対策です。
左右2カ所。

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