「鳥インフルエンザ問題検討委員会の検討結果報告」の紹介
２００４年の２月から、京都府・鳥取県・大分県などで発生した本問題については、大きな社会問題となりました。
あれから数ヶ月が経過し、オリンピックやそのほかの諸問題、事件事故など、マスコミを中心に人々の関心は他の地点に移ってしまった感があります。
鳥インフルエンザに関する学問的な検討結果が、「日本鳥学会」のホームページに詳しく掲載されましたので、案内いたします。
専門的な詳しい内容やデータ等に興味のない方にとっても、野鳥の給餌台、野鳥の取り扱い方、一般の方への注意点、野鳥との関連Ｑ＆Ａなど、海外の報告も含め、ごく身近な問題も取り上げられていますので、意味あるものではないかと思います。
主な内容は、以下の通りです。 → 本文は、こちらから
（該当のページが消滅していた場合は、参考までに） → 日本鳥学会ホームページ
日本における鳥インフルエンザ問題の現状と課題
序言 （鳥インフルエンザ問題検討委員会委員一覧）
Ｉ．渡り鳥と鳥インフルエンザの関連
II.日本での鳥インフルエンザの発生状況とカラスへの二次感染
III．日本でのH5N1ウイルスによる鳥インフルエンザの流行はどのようにして起きたのか
IV. 海外での発生実態
V. 調査研究上、注意すべきことがら
VI. 一般の方へ伝えるべき注意事項
VII. 今後の課題と研究の必要性
あとがき
（参考資料）
１ 野生動物疾病マニュアル鳥類編 第22章 トリインフルエンザ
２ 米国地質調査局 野生動物保険会報
３ 世界保健機構 トリインフルエンザFAQ
４ 野生動物保護協会「野生動物の保険」
５ 野鳥の餌台に関係する病気
６ 鳥インフルエンザと野鳥に関するQ&A
７ 西ナイルウイルスの感染防止のための鳥の取り扱いガイドライン