◆水浴び場を作るときの注意点は、このページの最下段に。
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以下は、水浴び場の大事な条件です。 1)深すぎないこと。1〜3センチくらいで十分。 2)物陰に作らないこと。ネコなどが飛びついてきた ときに逃げる余裕があるように、開けたところに。 3)水浴びのあとは、お化粧直しをします。 また、濡れた羽毛は飛び立つ力を落とします。 安全に避難できる木の枝などが、近く(理想的 には1メートルほど)にあることが望ましいです。 4)その枝は水場に近づくとき、安全を確かめるための 場所となります。洗濯物などが汚されると非難されま すが、警戒や避難場所としての、鳥たちにとって丁度 都合のいい場所に、洗濯物が干してあるせいです。 5)野鳥にとって、羽毛の手入れはもっとも重要な 作業です。真冬でも水浴びをします。餌台などより も、鳥たちにとってはありがたい設備です。 【鳥の水浴は、人間の入浴とは異なります】ヒトの場合、 衣服を脱いで、が普通ですが、鳥の場合は着たままです。し かも“一張羅”をです。いわば「着たまま洗濯」なのです。 羽毛を大切にしないと、飛べなくなってしまいます。ヒトで いえば、歩けなくなるのと同じです。ヒトは他の移動手段を とることが出来ますが、鳥の場合、即、生きていけなくなる ことを意味します。 ヒトのように、タオルを頭に載せて鼻歌交じりというリラ ックスというのんびりしたものではありませんが、入浴後は 気分がすっきりすることでしょう。 氷の張っているときでもほとんど毎日、彼らは「命にかか わる入浴」を行います。 庭に「お風呂場」を作ってやりましょう。 |
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