シジュウカラの水浴び            戻る    トップページへページへ

水浴び場を作るときの注意点は、このページの最下段に。

シジュウカラの水浴び(以下みな同じ) さて、ひと風呂浴びるかな〜
誰も見ていないかなあ〜
ネコちゃんが、見てると、
大変なんだなあ〜
ヒトさまも、あまり好ま
しくないんだけど・・・
このお風呂のオーナーだから、
がまんしなくちゃ・・・
こちら向きのほうが、
いいなあ・・
あれ、足が滑っちゃうぞー
オーナーには、お尻向けて、
ちょっくら、失礼!
ついでに
ネコが来ないか、
しっかり見ててくださいよー
わっさ、わっさ、わっさ、と、
これが、なかなか大変なんですよ、
水は、重たいんです〜
あれれれ・・・一回転いたしました
やれやれ、
いい気分・・・
以下は、水浴び場の大事な条件です。

1)深すぎないこと。1〜3センチくらいで十分。

2)物陰に作らないこと。ネコなどが飛びついてきた
ときに逃げる余裕があるように、開けたところに。

3)水浴びのあとは、お化粧直しをします。
また、濡れた羽毛は飛び立つ力を落とします。
安全に避難できる木の枝などが、近く(理想的
には1メートルほど)にあることが望ましいです。

4)その枝は水場に近づくとき、安全を確かめるための
場所となります。洗濯物などが汚されると非難されま
すが、警戒や避難場所としての、鳥たちにとって丁度
都合のいい場所に、洗濯物が干してあるせいです。

5)野鳥にとって、羽毛の手入れはもっとも重要な
作業です。真冬でも水浴びをします。餌台などより
も、鳥たちにとってはありがたい設備です。

【鳥の水浴は、人間の入浴とは異なります】ヒトの場合、
衣服を脱いで、が普通ですが、鳥の場合は着たままです。し
かも“一張羅”をです。いわば「着たまま洗濯」なのです。
羽毛を大切にしないと、飛べなくなってしまいます。ヒトで
いえば、歩けなくなるのと同じです。ヒトは他の移動手段を
とることが出来ますが、鳥の場合、即、生きていけなくなる
ことを意味します。
 ヒトのように、タオルを頭に載せて鼻歌交じりというリラ
ックスというのんびりしたものではありませんが、入浴後は
気分がすっきりすることでしょう。
 氷の張っているときでもほとんど毎日、彼らは「命にかか
わる入浴」を行います。
 庭に「お風呂場」を作ってやりましょう。
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