皿ヶ嶺・気温20℃、避暑山行です
平地では今日も34度ほどになるとか。
2004.7.16(金) 涼しさをもとめて皿ヶ嶺へ。
正午から歩き始めたのですが、気温は18℃、その後20℃をキープ、です。
涼しい風も加わって、汗をかいているため、休憩中は寒いくらいです。
カッコウ、ホトトギス、イカル、コガラ、ウグイス、オオルリ(時たま聞こえる程度)、ホオジロ、ミソサザイ(警戒の声)など。
何よりも、エゾハルゼミ、ヒグラシの合唱が心地よい。全コース、サービスつき。
風穴で、早速迎えてくれたのは、 今満開の【ヒマラヤの青いケシ】 meconopsis betonicifolla ヒマラヤの標高4000m以上で なければ見られない花。 風穴のところは、温度は10℃です。 |
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十数年前から、風穴の冷風を 利用して、咲き続けていますが、 年々、花の数が少なく、小さくな って行きます。 日本中でここだけかと思って いたら、栽培している人たち が何人かいるようです。 |
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日本の、健康的な花、 ジュウヤク(十薬)も満開。 |
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ギンバイソウ(銀梅草)が いま満開です。 |
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例の大木、ミズナラ。 | |
イチゴも食べ頃に近づく。 | |
この前の山行でお邪魔して しまったところ、 確かにオオルリの巣がありました。 元気に巣立ってくれたでしょうか。 先日は、誠にご迷惑おかけ いたしまして・・・ 〈プライバシー保護のため、画像処理 いたしました)。 |
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さらにもう一つ、ご近所さんが、 ありました。 こちらも無事、巣立たれました でしょうか。 〈プライバシー保護のため 上に同じ)。 |
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凄い名前でございます。「夜糞峰榛」 と書くようです。 その他、ハキダメギク、ヌスビトハギ、 バクチノキ、オオイヌノフグリ、 ママコノシリヌグイ、ヘクソカズラ 等々、植物の名付けに、凝った 人がいたのですね。 |
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オオバコ、踏みつけ植物ですから、 遠慮なく歩けるところが ありがたい。 |
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ヤマボウシも 実をつけていました。 |
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気持ちのいい風が吹き、 空の雲もそれに見合って・・ |
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ヨグソさんに比ぶれば なんと風流なお名前。 |
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三番目の古巣。 これはミソサザイのもののよう。 それが崩れて広がったものでしょう。 〈プライバシー保護のため、 画像処理させてもらいました) |
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美味しそうに色づいています。 | |
山紫陽花の花は、 もう終わりでした。 |
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コバノガマズミの実は、 これから熟れるところです。 |
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龍神平に着きました。 だーれもいません。 |
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環境省と、愛媛県が頑張って 建てられました。 あら探しではありませんが、 久万町樅ノ木(もみのき)が、 縦の木(たてのき)となって いるところが残念。 |
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コバギボウシ(小葉擬宝珠)も 満開。 |
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マルバダケブキかと思ったら、 葉っぱが丸くないです。 ハンカイソウかな? |
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アザミ街道ともいうべきか・・ | |
すでに秋の気配も・・・ | |
ヤマツツジの花も終わり。 今年は、少ない感じで、 ちょっと心配。 |
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エゾハルゼミ、ヒグラシの声が、 ずっと続いていましたが、 これは途中で、不運に見舞われた よう。 |
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パトロールも兼ねて。 登り始め、夫婦者が、何か 植物をビニール袋にいれて、 隠したのですが、詮議しません でした。 あとで色々、考えながら、 歩かざるを得ませんが・・ |
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訪れるたびに、少しずつの変化。 これも世代交代。 |
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いつ来ても、のどかな、ブナの林 のプロムナードです。 |
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大きなものも、かなり残っています。 (かつては、使い物にならない木と して、伐採され続けました。杉・檜の 造林地が広がりました。皿ヶ嶺は その境界部分が、よく見える場所 です。) |
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松山の平野が一望できるところ もあります。 |
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松山沖合いの 興居島(ごごしま)です。 ちょっと色合いを 調整しすぎました。 |
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これが、正当な見え具合 というところです。 |
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松山城山もこのとおり。 (都市部からそう遠くないところに、 皿ヶ嶺のような自然度の高い場所が 残っているのは、珍しいことです。 後世に、どのように遺して行きますか ・・・・・。) |
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重信町森林公園は、 整備整備で、遊歩道も りっぱなもの。 多くの動植物が生息できる環境は、 年々少なくなっています。 人間のことばかり考えるのでなく、 地球上のほかの生き物のことも、 注目しないと、にわかに地球が 危なくなってきました。 |
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間もなく夏休み、今日は 大急ぎで、そーめん流しの 準備がなされました。 (上林水の元で) |
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夏休みになれば、 家族連れなど、みんなで山に 出かけましょう。 そして、守ってね、 ←←これ。 自然大好き人間に、なって ほしいですね。 「お金」のほうがいいですか・・・・? 成長期の子供たちにとって、 「自然」は、誰よりも優れた「家庭教師」 だと思うのですが・・・。 |
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