HOME 鳥の検索表 山歩き里歩き(自然の手帖) 文化愛媛
鳥は友達 地域別一覧表 今日のバードウオッチング プロフィール

  2004/8/22一部追加

鳥類標識調査の紹介

『鳥類学辞典』の紹介 はこちら

         

フラッグ(旗)をつけたキアシシギ1996年5月22日愛媛県松山市東石井町の小野川で撮影したキアシシギです。左足の青色の旗(フラッグ)は北海道根室市の風蓮湖近くでつけられたものです。このフラッグや足環による調査は鳥類の生態や環境とのかかわりを科学的に解明し保護に役立てるためのもので、世界的な規模で行われています。日本では山階(やましな)鳥類研究所がセンターとなり、環境省の許可を取得した約440名の調査員が従事しています。フラッグや足環をつけた鳥を見かけられましたら、生死にかかわらず、ご連絡をお願いします。
【連絡先】泉原猛宅 
メール または
こちら(山階鳥類研究所ホームページ)から「足環のついた鳥を見つけたら」にお進みください。


鳥類標識調査とは

 鳥類標識調査とは、一羽一羽の鳥が区別できる標識(足環や首輪など)を鳥につけて放し、その後の観察や回収(標識のついた鳥をみつけ、その標識を確認すること)によって、野生の鳥類の移動について正確な知識を得るというものです。
 この調査は、世界各国でさかんにおこなわれており、お互いに連絡をとって資料を交換しあっています。日本では、この鳥類標識調査は、環境庁(現・環境省)が山階鳥類研究所に委託して実施されています。全国に設定された、55か所の鳥類観測ステーションと、それ以外の全国の各地で、標識をつけるために鳥を捕獲する許可を得ている、大学や研究機関の研究者やアマチュアの研究者、鳥類標識調査を専門とする人達によって、多数の鳥が捕獲され、標識をつけて放鳥されています。〈山階鳥類研究所リーフレット「渡り鳥と足環」1985より)

●詳しくは、山階鳥類研究所のホームページhttp://www.yamashina.or.jp/ から「足環のついた鳥を見つけたら」に、お進みください。

鳥類標識調査の際に参考とする書籍や報告書類です。                            ▲トップへ

スヴェンソンのガイドBTOの図鑑

マイグレイションサンドサバイヴァル水鳥ガイドBTO

鳥630図鑑渡り鳥アトラス
標識調査報告書 『鳥類学辞典』の紹介 はこちら
 
「鳥インフルエンザ問題検討委員会の検討結果報告」 が「日本鳥学会」のホームページに掲載されました。クリックして、ご覧ください。
  

          ▲トップへ