トルコ旅行2006雑感
 (1) ウシュクダラのヨーグルト飲料: 2006.6.6−16 トルコを旅してきた。
ウシュクダラ イスタンブールのアジア側にウシュクダラという地区がある。現地ではユスキュダルと呼んでいる。
「ニヤジベイ」という古くからあるレストランはノンアルコールの店である。この店で昼食時に「アイラン」というヨーグルトの水割りみたいな清涼飲料をビール・ワインの代わりに飲んだ。近頃スーパーに「飲むヨーグルト」が出回っているが、それよりもっと薄く、かつ、甘みがない。
今から50年も前、慶応義塾の日吉キャンパスにはカマボコ型校舎が並んでいた。米軍基地の返還を受けたばかりで、兵舎に使われていたものをそのまま校舎として使っていた。そのカマボコ兵舎の一つを使って新宿の「二幸」が学生食堂を開いていた。盛夏の午後、日吉のグラウンドで陸上競技の練習が終ると、その「二幸」にいって牛乳とヨーグルトを一本づつ注文する。ヨーグルトは厚いガラスのビンに入っているが、牛乳一合壜の1/3程の容積である。それらを一つのコップに半分づつ入れてよくかき混ぜると、ちょっと甘みのあるヨーグルト・ドリンクになり、これが夏の練習の疲れをよくとってくれた。
昨日今日、日吉のグラウンドに行って学生たちの練習を見た後、急いで家に帰って冷蔵庫から牛乳とヨーグルトを出してきて、なつかしのヨーグルト・ドリンクを作ってみた。
「ニヤジベイ」の「アイラン」はもっと薄かったなぁ、牛乳を使わず水で薄めただけだったのかなぁ、などと考える。それにしても、冷やしたヨーグルト飲料はトルコでも日本でも夏によく合う飲み物である。



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