“Les Paul Reed Jr. Bros.”  
     
 自作8号~9号機  
   
 
 
 
 
ブリッジを削って
オクターブ調整を
しようかと思っていましたが
なぜか無調整で
ぴったり合っていました
     
  4:2のペグ   
   Gotohのマグナムロック  
     
     
     
     
   
     
     
   
    
       
       
  オレンジラベルです
   
     フィンガーロック式のペグ
実戦向きですね

   
       
       
       
     
     
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0 a    2017.4.スタート


今回はできるだけ手持ちの
部品、材料を使っての
製作がテーマです。

手持ち部品は
以前こいつに使っていた
テールピースが余っているのと

ギターLOVE!!コンペティション
でもらった

ブリッジ用ピックアップ
Duncan Designed GCA (HB120B)
一発で作れる
Les Paul Jr.に決定

型紙を作ります。
MDFに図面を貼り付けて・・・
 
  もう一つのテーマ

いつもギターを作っていて、
ボディーをくり抜いた後の残材が
けっこう多くて
もったいないと思っていました。

そこで今回は・・・・

MDFに図面を貼り付け・・
  本来のLes Paul Jr.は
マホガニーのみの構成ですが
Reedの部分として
トップにメイプルを貼ることに・・


Les Paul Reed Jr.って事で・・・



基準になるセンターラインを
罫書きます。
  MDFのテンプレートを
切り出しました。

ダブルカッタウェイの
TVモデルですね
  そしてテンプレートをもう一枚
  TVモデルのテンプレートを
貼り付けて・・・


切り抜く手前で止めて
  そして2枚目のテンプレートを
貼り付けて切り抜きます。
  内側が兄
外側が弟の
似てない双子の兄弟になります。


Les Paul Reed Jr. Bros.
と言うことで
2本同時のメイキングです。

  弟はこんな形の
側板になります。
  兄:


コントロールキャビティ
の掘り込みです

キャビティ蓋の落とし込み加工
こんな感じになります
ボディ・バックの
コーナーR付け加工です。
弟:

トップ板とバック板の
接着面積を稼ぐために
ライニング貼り付け

百均のカラフルな
洗濯ばさみで
クランプ
  兄:

マホガニーネックになります。
図面を貼り付けて・・・ 
MDFのテンプレートを
貼り付けて
側面はこんな感じに・・・
ボディとの接合部分の
ネックエンドはこんな感じに・・・
指板の接着部を加工
ヘッドにテンプレートを
貼り付けて・・・

今回は4:2のペグ配置
ボディバックに
ネックジョイントキャビティ図面を
貼り付け・・・
こんな感じに掘り込みました。
ネックをセットすると
こんな感じに

ブリッジはネック材に
乗っかる構造です。
 弟:

弟のバックです。
概略の大きさを
ラフカットしています。


この材はボディ材購入時に
割り加工で板厚調整してもらって
その残材を
送ってもらったものです。
  兄:

トップのメイプル材をラフカツト
 
  弟:

ライニング材貼り付け完了
 
   所々に
割れ止め(この加工法で必要か?)
を入れています。
  兄:

トラスロッドナットの溝加工です。
 
   こんな感じに掘り込みました
   ラフカットしたメイプルトップにテンプレートを乗せ
ネックジョイント部だけを加工
  トラスロッドナットの
前後を埋める為
マホガニー丸棒を半割加工
 
  ナットの前後に接着します。 
  指板に
ドットインレイを埋める
穴加工
 
   ネックへの仮止めピン穴加工
  指板にRつけ 
  そして一気に指板接着写真に・・ 
   ヘッド裏にペグ取り付け穴等
をポンチング
  ガイド穴を明けているところ 
   ヘッドに突板接着
   フレットを木槌で打ち込んで
不要部をカット
ピックアップキャビティー部を
利用して
ダボ3本でトップ板を仮止め
 
  一気に接着。 
  ピックガード切り出し。 
  ピックアップキャビティの加工 
   コントロール類の穴あけ
  突板を貼り付けて
ヘッドはこんな感じに・・・
 
  ピックガードを仮付してみました。
材はココボロです。
 
  キャビティ蓋とジャックプレートも
こんな感じに作成
 。
  タコ糸を張って
ネックの位置を確認。
問題なさそうです
。 
  白蝶貝のサイドポジションを
埋めます 
   ロッドカバーは
メイプルと縞黒檀を
貼り合わせて・・・
  こちら面が表になる予定 
  シールドと補強をかねて
銅箔を貼り付け
 
  弟:

トップ材は
エンゲルマン・スプルースです。
ブックマッチ貼り合わせの為
側面を仕上げていきます。
   2枚を重ね合わせ
側面をサンディング
   2枚をタイトボンドで貼り合わせます。
  ラフカットして
いきなりトップ板を
側板に接着
 
  余分な部分をトリミング 
   こんな感じに・・・
   裏から見ると・・・
  指板の加工・・・ 
  弟にはバインディングを・・・ 
  こんな感じの指板に・・・ 
  ドット位置にポンチング 
   穴加工
  サイドはメキシコ貝 
  弟はメイプル・スルーネックです 
  裏面から
こんな感じで
組み込みます 
  ボディとネックを仮組

ボディトツプの指板接着面を
ネック角に合わせて
サンディング・・・
 
  バインディング溝を切って 
  4重にバインディングを 
  こんな感じに巻き終りました。 
  指板を仮に乗っけてみると
こんな感じに・・・

指板サイドが平行になるよう
トップ板のネック周りを
ネック角に合わせて
先にサンディングしています。

  弟のヘッドデザインはいつものこれ

テンプレートを貼り
トリミングしました
 
  ペグの取り付け位置に
ガイド穴あけ
 
  ボディトップにも
各部品取り付けのガイド穴あけ
 
   fホールのテンプレート作製
  fホールに穴を明け 
  テンプレートを貼り付けトリミング 
   今回はfホールにもバインディングを巻きました
  トップに天板を接着 
   ボディにネックを裏から接着
   これは
トラスロッド溝を
掘り込んでいるところ
  旨く掘れました 
   ピックアップキャビティの掘り込み
  リアも掘り込んで・・・ 
   ヘッドにも
バインディング溝を・・・
  これはトラスロッドエンドを埋める
φ6の丸棒です
 
  半割にしてこんな感じで埋めます 
   トラスロッドが埋まったところで
指板の接着
  コントロール類
取り付けの穴あけ
 
  ペグ穴開け 
  弦通し穴開け 
  位置だしして裏面からも・・・ 
  バックのマホガニー板を接着し
側板をガイドに外周をトリミング
 
   ネックの付け根は
テンプレートを貼り・・・
   トリマーで直線だし
   バインディング溝掘り
   弦通し穴にポンチング
  ブッシュの寸法を測って穴あけ・・・ 
  バインディングを巻いているところ 
   裏面は3重のバインディングです。
   ジャック穴の加工
  縞黒檀とメイプルで作った
黒白黒、三枚重ねの
ヒールキャップを貼り付け
 
  バインディングがあるので
フレットのタングカット
 
  タイトボンドを塗って 
  余分な分を拭き取り 
   フレットを溝にグッと差し込み
   木槌で
打ち込んでいきます。
  余分な部分をカット 
  弟のコントロール蓋と
トラスロッドカバー
 
  トラスロッド蓋には
バインディングを巻きました
  蓋には銅箔で
シールド兼補強
 
   弟用の小部品です。
  ネックもざっくりこんな感じに
削り出しました。
 
インレイ  2017/12/24   
  弟のインレイです。
デザインを
白蝶貝に貼りけて・・・
 
  ジュエリーソーで
切り抜きます。
 
   こんなふうに切り抜きました。
   ヘッドにもデザインを
貼り付けて・・・

カッターで切り抜きます。
   シートが剥がれても、
掘り込む場所が
わかる様に
黒く塗っておきます
  掘り込みます・・・ 
   こんな感じに掘り込み・・
  うまく
ハマりました。
 
   エポキシ接着剤に
エボニーの木粉を
混ぜて・・・
  掘り込んだ穴に塗って
上から貝をグニュ~っと
押し込み
均します。
 
  24時間以上乾燥させ
サンディング・・・
 
   弟のインレイです。
PRSといえば
バードインレイですね・・・

と言うことで
Les Paul Reed Jr. Bros.
のReedの部分は
バードインレイで・・・


飛べない鳥ですが・・・

  兄はシンプルに
ESprojectの
ロゴマークで・・・
  エボニーの粉を混ぜた
エポキシ接着剤で
白蝶貝を
埋めて
  サンディング・・・
デザインはシンプルですが
手間は弟よりかかります。

少し接着剤が
引けている部分が
あるので
もう一度盛ってから
サンディングし直します。
 
配線準備等 2018/1/8   
   配線準備です

今までMDFとかで
取り付け位置の
テンプレートを作ったり
していましたが
これで十分ですよね

厚紙に図面を貼り付けて・・・
  ポット等を取り付けて・・・・ 
   先にできる配線(はんだ付け)は
出来るだけ済ませておきます。
  引けの修正です。
窪んでいる所に
瞬間接着剤をたらして・・・
 
   上から
エボニーの粉を
ぱらぱらと・・・

あとはサンディングするだけ
  弟のピックアップは
BARTOLINI PBF55 GOLD
いつもはブリッジ側から
決めていますが
今回はフロントから決めました。

ブリッジ側はいろいろ迷った結果
定番のPBF57に・・・

現在取り寄せ中


  ピックアップのエスカッションは DiMarzio Titan Neck DP258の
サイズに合わせて
 
前以って用意していたのですが
BARTOLINIは少し大きめで
とくにピックアップカバーのコーナーRが他のメーカーより小さいため
入りませんでした。

やっぱり現物確認してから
作らないとだめですね。

わずかな違いですが
修正にかなり手間が
かかりました。
  何とかうまく収まりました。 
貼り忘れ2018/02/18   
 
ホントはボディーを
接着する前に貼り付ける予定が・・

 ラベルを貼り忘れていました。
   カッターで切り抜いて

タイトボンドを水で少し溶いた
ノリで・・・
  fホールからピンセットを使い
なんとか貼り付けできました。
 
 サンディング2018/5/6  
   弟のフレット端面処理
マスキングテープを貼って
・・・・
  スリスリ・・・・ 
  120番でサンディング
 
   裏も・・・
   兄の・・・表も・・・・
   裏もスリスリ・・・・
   削り忘れの無い様に
マーキング・・・・
  裏面のツールマークが
なかなか消えません。
 
塗装前準備 2018/6/24   
  水引の工程です。 
  弟も同じく水引
寝た子を起こす工程です。
 
   起き上がった子をサンディング
   ここで導管埋めの工程に備え
トップをマスキング
  キャビティーもこんな感じに
マスキング
 
  弟も同じく・・・ 
   導管埋めはZ-POXYで
量は2.5cc
   こちらも2.5cc吸い上げて
   計5ccを紙コップで
よ~く混ぜ合わせて
  ちょこっと垂らしては・・・ 
   出来るだけ薄く
伸ばしていきます。
  アニキも同じく
樹脂ヘラで・・・
 
  ピックガードも
Z-POXYで導管埋め・・・
 
  数日放置
乾燥したところでサンディング
 
   アニキもサンディング
  弟も・・・ 
  ピックガードは
赤く染めてみました。
 
  アニキはTVモデルを
意識して
黄色のステインで・・・
 
  裏面はマスキングして・・・ 
  シラーを噴きました。 
  裏面はウォールナットで
染めて・・・
 
  この辺の小部品は
荏油で・・・・。
 
  お尻にフックを取り付け
(ストラップピンのネジの谷径
より小さいネジです)
 
  シラーを全面に噴いて乾燥 
部品組み付け~完成 2018/8/17    
  クリアを噴いて乾燥 
   2000番まで水砥
   後はコンパウンドで
超鏡面まで・・・
  次は電装です
銅箔テープをカットして・・・
 
   ピックアップキャビティー
に貼り付け
  コントロールキャビティーも
同じく
 
   弟も同じく
2000番まで水砥
   研磨には
こんなスポンジペーパーも
使います
  仕上げ磨きはコンパウンドで 
   キャビティーの銅箔のつなぎは
ハンダで埋めます
  弟も同じく・・・

アースに落として
 
   カッターマットをあてて
弦ブッシュを打ち込んでいます。
   弟の
ブリッジアンカーに
アース線をハンダして
  ペグを取り付けて 
   ロッドのカバー取り付け
  兄貴のピックガード取り付け 
  兄貴のストラップピン・・・

ホーンに付けました

セキュリティーロック互換です
 
  弟にも同じく 
  上側のピンはここにつけました 
   ピックアップは直付け
   ジャックも取り付けて・・・
プレートは木製です。
   ピックアップは直付けなので
エスカッションは飾りです
   配線はこんな感じ
   蓋をして
   弟も木製ジャックプレート
取り付け
  こっちも蓋をして電装完了 
   次はフレットの仕上げです。
指板をマスキングして
  フレットの頭をマジックで 
  ギターを弾くようにかまえて
この様に弦にそって
シャカシャカ
フレットの摺合せ

アルミのTバーには
サンドペーパーが
張り付けてあります
 
   フレットの摺合せが終わったら
平坦になったフレットの頭に
もう一度マジックを塗り

丸く仕上げていきます
(フレットの頂点に
細くマジックの線が残る様に)
  後はスポンジペーパーやら
コンパウンドをつけて
バフかけ等をして
完了
 
  指板にレモンオイル 
   ナット溝を切って
完成
   
   
   
   
   
   
   
   
   
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