Guitar reconstruction    
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   先ずはピックガードの取り外しからスタートします。
ネジの頭が錆付いていて苦労しました。
   ジャックとトレモロのスプリングハンガーのハンダを溶かし、ピックアップとコントロール類を取り外します。
  コントロール類の座繰りの中は白っぽい粉がこびり付いています。おそらくバフをかけた時の塗装の粉が付いているのでしょう。
大量生産では、組み付けの時に掃除もしないのですね。
  
   取り外したピックガードの裏側です。
アルミ箔のシールドが貼られています。
純正の黒いピックガードはコントロール周りだけですが、このピックガードは一応ピックアップ周りにも貼られています。
今回はシールド効果を上げるために銅箔に張り替えます。
このアルミ箔を剥がすのに何時間もかかってしまいました。
 
   トレモロアームのキャビティーです。ブリッジの取り付けネジの先端が貫通して覗いています。
  まずはお掃除から。
白い粉をできる限りきれいにふき取ります。
  
  キャビティー内も今回は、導電塗料ではなく、銅箔テープを使ってシールドすることにしました。
キャビティーの形状に合わせて銅箔テープを切り抜きます。 
 
         切り取った銅箔をキャビティーに貼り付けます。 
  銅箔のつなぎめをはんだ付けします。  
   ピックガードはアルミ箔を剥がし、きれいにお掃除して銅箔テープを張り付けます。 
  ピックアップやコントロール類の取り付け穴に合わせて銅箔を切り取ります。  
   銅箔の継ぎ目に導電塗料をぬります。 
  塗料が剥がれないように念のため、上から銅箔テープを張っておきます。  
  ピックアップやコントロール類を取り付け、キャビティーをアースに落として一応完了です。  
  この際なのでいろいろお掃除です。
長年の汚れがたまったコントロールノブです。 
 
  爪楊枝などを駆使して溝にたまった汚れを
落としました。
  
  ピックガードを取り付ける前にボディーを磨き上げ、ついでにマスキングしてフレットも磨きました。

 作業の最初に、取り外しで苦労したのでビス類は、すべてSUSに交換しました。
   肝心のノイズのほうですが、私の小型アンプでは、ほぼ聞こえなくなりました。
ただアンプとの位置関係でノイズがでる向きがあります。


以前と比べると、全く問題ないレベルですが、欲が出て来るもので次はピックアップのシールド強化を行う予定です。
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  モーリス  12弦ギター  B-20 
高校時代アメミンで活躍したギター
 


弦高が高すぎて弾きにくいため長年実家で眠っていたギターを改造しました。

ブリッジを低く成形し直し、サドルはGRAPHTECHのTUSQです。
気分で真鍮製のサドルに取り換えて使用しています。
  ピックガードは黒檀にアワビシートでインレイを入れました。
バーズアイメイプルの“木のはがき”でサウンドホールカバーを作製し、貝のロゼッタと木製バーフリングで装飾しました。                                  
   黒い塗装を剥がし、黒檀の天神板を張り付け、白蝶貝で天馬のインレイをいれました。
トラスロッドカバーもメイプル板で作成しました。
 
  ペグはゴトーのSGに交換しています。
当時は何もわからず、3弦のチューニングが合いにくいためペグが悪いのだろうと早合点し、交換したのですが、結局はナットの溝の問題でペーパーで軽く調整するだけでおさまりました。
ペグのボタンも、もっと小さいタイプを選べばよかったのですが何も考えず購入したためストリングワインダーを使用するとき隣のボタンを縦にしないとうまく回せません。  
    
       
   改造前のB-20
ヘッド・
指板・ブリッジサイドにはJockomoさんのインレイステッカーを貼っています。
   改造前のヘッドです。黒の塗り潰しにシルクスクリーン印刷したMorrisのMの1画目が歪んでいます。 
  後姿です。
ペグのボタンが大きいためヘッドが重たそう。
サウンドホールカバーの図面追加 2013/2/24   
  サウンドホールカバーの図面
  

ステージでのフィードバックやハウリング対策、また自宅練習の音量調整に役立つサウンドホールカバーですが、いかにも黒いゴムの蓋という見た目はいただけません。そこで少し見た目のいいサウンドホールカバーを設計しました。
フィードバック対策の場合は裏面にゴム板を張り付けて使用します。
       
       
       
       
       
  Gut guitar      
       
       
       
   中学生のとき初めて買ってもらったギターです。
当時はウィッシュボーン・アッシュのアンディ・パウエルが使用していたフライングVにあこがれて白い樹脂でV型のピックガードを張り付けたりしていましたが現在はTOR-TIS のピックガードに落ち着いています。
ボディーに張り付けた鳳凰のエンブレム製作は自作ギターにつながります。
サウンドホールカバーはバーズアイメイプル製で、ロゼッタはアワビシートです。

ブリッジは黒檀にアワビシートのインレイです。 

  Gibsonロゴは若気の至りです。
(近いうちに天神板を貼ってインレイを入れる予定)
しかし当時Gibson 、Fenderブランドは本当に憧れでした。

ペグはゴトー製に交換しています。
 

 
 高校の試験期間中に裏面の塗装を全部剥がしクリアを吹きました。下地処理もしないままスプレーしたのでラッカーがどんどん浸み込んでいった記憶があります。
スチール弦のテンションに負けネックとボディーがバラバラになりかけましたがボルトオンジョイントで復活 です。
       
   なぜか急にfホールを開けたくなりボディートップをアートナイフでくり抜きました。 
   木製テールピースを取り付ける前の写真 

エピフォン製中古のピックアップ
1VOLUME,1TONE

リッケン風テールピース+ストップテイルピース
ワイドトラベルブリッジ(木製ブリッジ部の左右の長さがかなり違います)

それにしても、このギターには、かなり無茶苦茶な事をしていますが未だ現役で頑張ってくれています。
サウンドポート開けちゃいました 2022/01/04  
   Gibsonでも採用されているサウンドポート

どんなものなのか?

気になるとやってみないと気が済まない。
馬鹿ですね。

早速、いつものきれいに剥がせる
ラベルシートにデザインをプリントアウト
   マスキングテープでデザインの位置決め
ボディー厚みの中央にシートを
貼り付けます
   直線部にはスケールをあてて
アートナイフで切り込んでいきます。
   桟を残して穴をあけたかったのですが
思った以上にボディーの木材が脆く
(半世紀以上前のギターですからねー)

結局穴あけはこの様な星形に。

周りのデザインはリューターで彫りこんで
黒で墨入れしました。
   こんな感じに完成

さて、その効果は!?

・・・・・・・・・・

ありですね、これは。

音がよくなるわけではないのでしょうが
奏者に直に音が届くのは
なかなかいいですよ。
 改造(修理) 2022/11  サウンドポートから内部を覗くと
ブレーシング材が・・・
バックも口を開いてきて、ネックも元起きが
・・・・

大改造になりました。
   ネックとボディー取り付けの

補強ボルトを外していきます。
   ネックプレートです。

いわゆる建築金具ってやつですね。

ここにストラップピンを取り付けていました。
   ネックプレートの下にさらに補強ボルト

これでがっちりと固定・・・

のつもりでしたが・・・
   Back材はこのようにパックリと・・・・

接着剤がかなり劣化しているようです。

この際いきっに剥がしちゃいます。
   Back材も合板ですね。

あっさりと剥がせましたが 

ところどころ持っていかれました。
   内部はこんな感じです。
  ジョイントブロックも合板ですね。

木口にボルト止めしたため

ぱっくり行っちゃってます。


ちなみにこのジョイントブロック、

短くてback材に

まったく届いていませんでした。 
   ブレーシングもこの通り。
   反対側も・・・・
   その上も・・・・
   Backのブレーシングもぱっくりです。
  ライニング材も合板で、

合板自体が剥がれかけていたので

接着剤を流し込んでクランプしました。
   MDF材をこんな形に切り出して・・・
   ブレーシング材をクランプ。

タイトボンドでがっちり接着できました。
基本ブレーシング材は同じ形のようです。

ここも同じくタイトボンドで接着 
   ヘッドをサンディングするため

ナットを外してみると・・・
   指板よお前もか
  この際一気に剥がしちゃいます・・・

でもここから抵抗が・・・ 
  アイロンで熱をかけながら・・・
   何とか剥がせました。



指板も合板でだいぶ持っていかれたので
作り変えることにします。
   指板をはがした後です。

指板の合板が剥がれて

所々に残っていますが

これは後できれいに研磨します。


  トラスロット゛を埋めている材を剥がします。

もろもろで指板の底にも届いていません

これでは効かないですね。
  トラスロッドを外します。



トラスロッドといっても9ミリ角のただの
鉄パイプです。
 
   ここまで来たらネックも外しちゃいましょう。


ネックの元起きもひどくなっていましたので
(6弦12フレットで3ミリ以上あった)
ネックの仕込み角度も調整します。

この際とことんやっちゃいましょう。
  あっさりパコッと外れました。

ダボ継ぎてやつですね。

このギターに使われている
接着剤はだめですね

 ジョイントブロックとエンドブロックも
外して交換します。
   マホガニーで作ったエンドブロックを接着、

ブリッジの下も補強しておきます。
   ネックに取りけるジョイント部の加工です。
   鬼目ナットを埋め込みます。
   裏面からボルトで引っ張りながら

ねじ込むとナットが傾かず

まっすぐねじ込めます。
   これはジョイントブロックの加工風景
   こんな感じにジョイントされます。
   このギターの接着が信用できないので

元のライニングの上から

さらにライニング材を接着しておきます
   エンドトリムも付けましょう。

材は花梨だったかな?
   MDFをテンプレートにしてギュイーンと
   こんな感じに彫りました。
   エンドトリムを貼付けた後

バインディング溝も加工
   茶べっ甲柄のセルバインディングを

巻きました。
   指板を作ります。

エボニー板にMDFのテンプレートを当てて
外形をカット
   サンディングで板厚調整

このギターの指板Rは無しです。
   プリントアウトしたフレットの位置を
貼り付けアートナイフで鋸刃の当たりを
ケガキます。
   フレット溝を切ります。

切りすぎ防止の治具を鋸刃に
取り付けています。
   サイドポジションをポンチング
   穴あけして
   白蝶貝のポジョンマークを瞬着で接着
   指板表面のポジションマークは
スノーフレークにします。

アートナイフでポジションマークの
埋め込み位置を切り抜きます。
 14フレット以降はあまり使わないので
フレットレスにします。

こんな感じのインレイを、いれていきます。
   白蝶貝を切り出して
   指板を彫り込みます
   インレイを埋め込んでこんな感じの
指板になりました。
   ネックもこんな感じに


アルミのトラスロッドを埋め込んで
  糸を張ってネックと指板の位置を確認 
   細釘で位置決めして
   タイトボンドで接着していきます。
   ヘッドに天神板を貼るため

サンディングして面だし。
  次はフレットの加工です。

このギターのネックには
バインディングはありませんが
フレットのタングをカットします。

サイドから見える鋸跡は
後でエボニーの粉で埋めます。 
   フレットを指板に木槌で打ち込みます。

下にひいているのは座布団です。
   はみ出たフレットをカット
   ヘットにはバーズアイメープル材を貼付け

   フレットの端面を研磨
   やすりで端部を丸めています。
   金属磨きをつけてバフで艶出し。
  合板のBack材は剥がした際の
ダメージがひどく
作り変えることにしました。



カレンダーの裏に外形を写し
型紙を作ります。
   半分に折ってセンターラインを確認
   マホガニーの板に型紙を貼り付けて
   材のセンターを溝堀
   バックセンターを埋めます
  タイトボンドを流して木槌で打ち込みました
   MDFでテンプレート作製
   Back材に張り付けて彫りこみます
   こんな感じに

ブレースの代わりの位置を残して
彫り込みました
   少し大きめに外形を切り抜きます
   オリジナルを尊重して

ブレーシング材をこの位置のみ

貼り付けます

   スプルースの割れ止めも接着して
   ここにストラップピン取付用の

マホガニーブロックを接着
   トラスロッドにアクセスするための穴を

明けました
   ストラップピンの取付
   ネックポケットの加工
   こんな感じのネックポケットになりました
   ネックの取り付けです。

チタンのボルト2本とタイトボンドで
がっちり固定します。
   クランピングを裏側から見たところです。
   合板接着の強度UPも少し期待して
内面にシェラックニスを塗りました。

   バック材を貼付け。
   シェラックニスを塗って
こんな感じのバックになりました。

マホガニーの杢目が
いい感じで気に入ってます。

バインディングはPRSでおなじみ、
なんちゃってバインディングの
逆バージョンです。
(バインディングの部分だけステインで
染めています)
   ヘットの方は、
なんちゃってバインディング仕上げで・・・


インレイは
いいデザインが思いつかなかったので
また次の機会に・・・・
  ブリッジも改造

このブリッジはサドルの弦間ピッチが
10mmです。

ガットギターの指板幅に対して
かなり狭いためサドルに溝付けし、
ピッチを11mm強に・・・・。

テールピースはとりあえず
このまま使いますが、ピッチは10mmに
合わせて作っているため
また次の機会に作り替えます。
   
   
   
   
   
   
   
   
       
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