Original Shape
“AVP-30FF”
 
       
     自作6号機 AVP-30FF  
    MAKING   
       
     MENU    
     HOME  
       
     
     
塗装 研き 2015/7/21      
サンディングシーラーを吹いて乾燥

ここで少し導管が埋まっていない部分があったため
タッチアップしようとしたところ・・・

オーマイガーpart2
トップにシーラーを
ぶちまけてしまいました。
シーラーを入れたコーヒーフレッシュの容器の
底が破れてしまっていました


あわてて拭き取ったため木地着色まで
侵してしまいました
結局サンディングまで逆戻り・・・

花粉シーズン真っ只中に
サンディング
そして
梅雨に入っての塗装と相成りました。





・・・・・・

ようやく立ち直って
サンディングシーラー
乾燥までこぎつけました。
サンディンクシーラー乾燥後
400番で空研ぎ

しっかり平面を出します。
クリアを吹いて風呂場で乾燥

梅雨の真っただ中
湿気の多い中での塗装です。

何度かノーブラッシュスプレーに
助けられました。


梅雨時の塗装に
備えあれば憂いなし
ノーブラッシュスプレーの準備は忘れずに
  約2週間のクリア乾燥後
1000番で水研ぎ
  ネックに続きボディーも
サイド、バック、トップ
の順に1000番で・・・
カーブの部分等は
1200~1500番相当の
スポンジ研磨剤材で・・・

そして
2000番で水研ぎ
仕上げは
いつもの液体コンパウンドで
細目・極細・超極細
の順に

杢目に沿って縦・横・縦に・・・
磨き上げます。

塗装工程で一番楽しい瞬間です
ここまでくると余裕で
ハイボールを飲みながらの
作業です

と言うか、ほとんどいつも飲んでるんですけどね
次の工程は
コントロールキャビティーの
シールドです。
銅箔テープをのこぎり状にカットして
   側面にグルッと貼り付けます。
そして図面から切り出した形に
底面も貼り付け
ここで銅箔テープが無くなった為
シールド加工はいったん中断

先にペグを取り付けます


ギターの下に座布団を引いています。
正面から見るとこんな感じになります。
ピックアップ取付 2015/8/4
銅箔テープが届いたので
ピックアップ取り付けまわりの
シールド加工を・・・

外周になる部分を
のこぎり状に加工して
・・・
グルッと一周貼り付けます。
   底になる部分は
こんな感じに
シールをテープに貼り付け
形状を切り出して・・・
ピタッと貼り付けます。
配線溝部分は、カッターで
切り込みを入れ
内側に織り込みます。
つなぎの部分にハンダを流しています。
ジャック穴も忘れずにシールド
ハンダを流して完了
   ストリングブッシュの打ち込みです。

塗装面を叩かないよう
割り箸を突っ込んで
コンコンと打ち込み
   
こんな感じにまっすぐ均等に・・・
ストラップピンの取り付け
おしりの部分も

いつものセキュリティーロックピンです
ブリッジの下に
弦アース用のシールドテープを
貼り付けます

シールドはすべて導通した
状態になっていますが
ここに直接アース線を
はんだ付けする予定です。
ピックアップを引っ付けて
取り付けできるように
線の根元の被覆を
少し剥いておきます。
シールドの上にピックアップを
直付けするため
底面に絶縁テープを
貼り付けておきます。
こんな感じに貼り付けました。
ピックアップの取り付けです。
このギターの特徴の一つ
ピックアップの縦付です。
配線・ブリッジ取り付け 2015/8/14
ポットやコンデンサー、スイッチ等を
取り付けます。
表から見るとこんな感じです。
ピックアップの線をはんだ付け
弦アースは確実に・・・
ジャックの部分もハンダして・・・
しっかり取り付け。
最後にインシュロックで
線を束ねて完了
2連ポット用の
ノブを取り付けています。
真鍮製のブリッジです。
取り付け前にピカピカに
磨いておきます。

水研ぎで2000番まで・・・
そしていつものコンパウンドで・・・
真鍮ネジ4本で取り付け
取り付け完了。

真鍮が酸化して黒くならないよう
コーティング剤を塗ってあります。
同じく真鍮製のサドルです。

弦が通る部分を
ヤスリで加工しています。
こちらも水研ぎ2000番の後
コンパウンドでピカピカに・・・
弦高調整用のステンの
ホーローセットを取り付けます。
オクターブ調整用の
いもネジの
在庫が無くなったので
購入することに・・・・。


楽器屋さんで買うと
ステンのホーローセットM3-8mmが
12本で864円
今回はネジ屋さん?からの購入で
20本で120円(福本商店さん)
この差ってなに?
汚れを落としながら
指板にたっぷりレモンオイルを
擦り込みます。

しばらく置いてから
余分なオイルを
乾拭きします。
ここでネックに
テンションをかける為
弦を張ります。
やや順ぞりです。

時間置きながら
トラスロッドを少しずつ
締めこんでいきます。
フレット摺合せ 2015/8/22
ここでフレットの摺合せです。
今回はいつもとチョッと
違うやり方で・・・

stewmacのErlewine Neck Jigは、
弦を張ったギターのネックの
反りを再現して
フレットを摺合せする優れものです。

でも高価でセッティングも邪魔くさそう・・・

それなら弦を張ったまま摺合せを
しちゃえばいいじゃん・・・て事で

用意したのはホームセンターで
購入したアルミのT型バーです。
そのまえに指板の保護を

弦を張る前に
やっとけばよかったのですが・・・

スケールで弦の下を通して
マスキングしていきます。
  フレットのてっぺんを
油性ペンで塗っていきます。

この作業も、本来
弦を張る前ですよね 
  T型アルミバーにサンドペーパーを
貼り付けます。

 
  こんな感じに全長に貼り付けて・・・ 
  T型アルミバーを
こんな感じに
弦と弦の間に差し込んで
 
  すべてのフレットの頂点に
ペーパーが当たるまで
前後に軽くシャカシャカと
動かします。

 
   弦をはずして
削り終わったフレットの
頭の部分を
もう一度油性ペンで・・
  フレットの頂点に
マジックの線が細く残るくらいに
フレットファイルで
角にRを付けていきます。
 
  あとはスポンジヤスリで
磨いて
最後にフエルトバフに
コンパウンドをつけて
ピカピカに・・・
 
蓋等取り付け 2015/8/30   
  フレットの磨きには
こんなのも使ってます。
暗中さんのホームページで
教えてもらった
100均の爪磨きです

フレットが傷つきにくく、
とっても使いやすいです
   トラスロッドカバーと
コントロールキャビの蓋です。

水性ステインで色付け・・・
   サンディングします。
杢目に色が残り強調されます
  コントロールキャビ蓋の
杢目が気に入らなかったので
再度色付け。

ロッドの蓋のみ再度
サンディングしました。
 
  デカールの作成

反転印刷して 
   シートを貼り付け
コインでゴシゴシと

しっかり転写しておきます。
   外周を丸く切り取り
   位置決めして
水をたっぷり含ませると・・・・


ずるっと紙が剥がせます。
  クリアラッカーを
吹き付け乾燥
 
   水研ぎして
  コンパウンドでピカピカに
磨いて仕上げます
 
   ナット溝を切っています。
   溝の深さは
2フレットの下を押さえて
.010~.013の
ナットファイルが通るぐらいに・・

低音弦側が少し広めに・・。
  トラスロッドカバーの取り付け 
   コントロールキャビの蓋に
銅箔テープを貼り付け
   
  はみ出た部分を切り取って 
   コーノさんのまねをして・・・

ラベルをここに貼りました。
  蓋をとりつけて・・・





後は先送りしていた
エスカッションを作るのみ・・・
 
エスカッション作製~ようやく完成 2015/9/21   
  白蝶貝を切り出します。
何本鋸刃を折ったことか・・・
  エスカッションに貝を押し込んで
Z-POXYで接着

表面を面一に研磨して
オイルステインの
ウォールナットで染めました。
 
  貝についた色は
ラッカー薄め液で
こすると、きれいに落ちます


最後に荏油を
擦り込んで出来上がり 
  ギター本体に、ねじ止めして 
  ようやく完成です。

長が~いメイキングでした。

一年以上の
おつきあい
ありがとうございました
 
   
   
完成写真 
 BACK
   
 MENU 
 HOME