NO.011 うちら陽気な『喝采』娘
〜P-183の変遷〜
「喝采」は同じレコード番号で3種類のレーベルが存在します。それをご紹介します。
・・・では、登場していただきましょう。「喝采娘」のお三方です〜〜!!
1種類目。コロムビアの通称「P盤」レーベルの基本形です。
2種類目。昭和48年頃から登場?
レーベルのデザインは1種類目と一緒ですがレコードの盤質はそれまでの倍くらいの厚さ、重さ。
そしてレーベル面は真っ平。レーベルの紙質のせいか、白く粉を吹いてるようなレーベル面の質感です。
盤の中央には黒い縁取りがあります。
*「喝采」に続く「劇場」「夜間飛行」も同じデザイン・仕様の盤でした。
「あいつと私」でレーベルデザインのマイナーチェンジが図られましたが、「かなしみ模様」からはレーベルデザインはそのままに、
レーベル色がパステル調の水色に変更されました。そして、盤の厚みは「喝采」でご説明した1種類目と2種類目のものが混在していきます。
ただし、「円舞曲」「花吹雪」は、「喝采」2種類目の盤の厚さの仕様で赤色と水色のレーベルの2種類が混在しています。
そして3種類目。おそらく「喝采」発売から何年か経ってプレスされたために、
新しいレーベル色の用紙に印刷されています。
よく見ると文字のレイアウトも微妙に違っています。
私、この盤を地元の中古レコード店で見つけたんですが、発見の瞬間
お店の中で「えっ!」って叫んでしまいました(周りには聞えない程度)。
以上、「だから何?」って言われてしまうとそれまでですが、
でも個人的には気になる3種類の「喝采」の違いでした。
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