ちあきのバイオグラフィー(付:ちあきとウシオと音楽と)

*2008年6月3日更新

ちあきさんのこれまでの活動を分かる範囲で表にしてみました。
それにあわせてウシオのちあきさん歴・歌謡曲歴も記載してみました(赤字で表示)。
ウシオがこんなになってしまった(どんなだ?)経緯をまとめています。

下記のバイオグラフィー以外のちあきさん情報をお持ちの方、また、訂正箇所にお気づきになった方は
下記の郵便ポストをクリックの上、ぜひご一報くだされば幸いです。




できごと
1947(昭和22年)
ちあきさん、東京都板橋区に3人姉妹の末っ子として生まれる(9月17日)。

1951(昭和26年)
母の芸事好きがきっかけで(←ちあきさんが後年そのように発言)タップダンスを習い始める。

1952(昭和27年)〜
タップダンサーとして5才で日劇の初舞台を踏む。芸名は「白鳩みえ」。
その後、米軍キャンプを廻る。芸名は「メリー児玉」など。
小学校低学年でキャンプ廻りを終了。しばしのブランクの後、13歳で「三芳プロ」に所属。「五城ミエ」を名乗りジャズ喫茶でロックを歌ったり、地方を廻り前座歌手を務めるなど、下積み時代が続いた。
10代半ばには演歌のレッスンも2年ほど行い、その間は千葉の盛り場で流しをやっていたという。その当時は「南条美恵子」を名乗っていた。

1968(昭和43年)
オーディションがきっかけで作曲家・鈴木淳氏のレッスンを受けるようになる。

1969(昭和44年)
コロムビアより「雨に濡れた慕情」で歌手デビュー。
オリコンで17万枚近いセールスを切り好調なスタートを切る。この年の
『第2回 日本有線大賞』 期待賞を受賞。

1970(昭和45年)
4月発売の「四つのお願い」が大ヒット。続く「X+Y=LOVE」もヒットし、人気歌手への仲間入りを果たす。
年末にはその年新設された日本歌謡大賞・放送音楽賞を「四つのお願い」で受賞。

また、『第3回 日本有線大賞』 努力賞を受賞。


(TV)
NHK紅白歌合戦(初出場)「四つのお願い」

(映画)
喜劇 冠婚葬祭入門(松竹)
出演:三木のり平、倍賞美津子、由利徹、森光子
バスガイド役として出演。

(CM)
ヤクルト・ジョア CM曲:幸せのジョア

(ライブ/コンサート)
初のワンマンショー(タイトル不明)(6月6〜7日、東京・渋谷公会堂)
ゲスト:鹿内タカシ
「ヘイ・ジュード」「ほんとにほんとにご苦労さん」「無法松の一生」「雨に濡れた慕情」「朝がくるまえに」
「四つのお願い」などを披露。

*ウシオ、青森市の雀荘の息子として誕生(現在は廃業)。 しかし、本人は未だにマージャンのルールを知らず。

1971(昭和46年)


東京・日劇での初ワンマンショーを開催(2月)。
殺陣、日舞、大衆演劇、落語など何でもありのバラエティーに富んだ内容となる。

歌手活動の傍ら、徐々にバラエティーなどの仕事も増えていった時期である。


(TV)
NHK紅白歌合戦(2回目)「私という女」

(ドラマ)
おかしな四つ児(TBS)
出演:佐良直美、水前寺清子、和田アキ子

(ライブ/コンサート)
ちあきなおみショー(2月13〜19日、東京・日本劇場)
<パンフレットから転載したセットリスト>
第1景『殺陣・田村』
第2景『四つのお願い』…四つのお願い、朝がくるまえに
第3景『ゲストと一緒に』 ゲスト:桂米丸、市村俊幸…スタンダード・メドレー、二人でお茶を、トークコーナー
第4景『セクシー・ボーイ』 日劇ダンシングチームによる踊り
第5景『マル秘・ヤクザ大全集』 妻恋道中、唐獅子牡丹、旅姿三人男、兄弟仁義、旅笠道中
第6景『スリーピー藤による漫談』
第7景『ヒットパレード』…雨に濡れた慕情、X+Y=LOVE、別れたあとで、無駄な抵抗やめましょう、四つのお願い
*2月18、19日の様子はライブ録音され、『ちあきなおみオン・ステージ』としてLP盤が発売された。パンフレットに比べLP盤の方が曲数が多いが、それでも全曲収録ではない。

1972(昭和47年)
初の吉田旺/中村泰士コンビによる「禁じられた恋の島」が地味ながらロングヒット。
続く「喝采」が大ヒット。9月発売にもかかわらず本命の小柳ルミ子をやぶり、第14回日本レコード大賞を受賞。
その年の歌謡界の頂点に一気に駆け上がることとなった。


(TV)
NHK紅白歌合戦(3回目)「喝采」

(ドラマ)
恋は初恋(日本テレビ)*連続ドラマ
出演:藤岡琢也、佐久間良子、日色ともゑ


1973(昭和48年)
レコ大受賞の余波で「喝采」がロングセールスに。世間では実力派歌手のイメージが定着。

6月発売の「夜間飛行」がヒット。「喝采」「劇場」「夜間飛行」の一連の作品は「ドラマティック歌謡」と呼ばれる。


(TV)

題名のない音楽祭(NET/現・テレビ朝日)
「喝采」を様々なアレンジで披露。またシャンソンの「そして今は」をオーケストラをバックに歌う。

NHK紅白歌合戦(4回目)「夜間飛行」

(ドラマ)
恋は大吉(日本テレビ)*連続ドラマ
出演:森雅之、千秋実、松山政路、麻丘めぐみ

くるくるくるり(日本テレビ)*連続ドラマ
出演:萩原健一、島田陽子、沢田研二

(ライブ/コンサート)
タイトル不明(9月1日、東京・渋谷公会堂)
ライブ録音され『ちあきなおみ ON STAGE』としてLP盤が発売された(完全収録ではない)。

1974(昭和49年)
「円舞曲」発売後、体調を崩ししばし入院・休養(5月)。東京音楽祭・国内大会出場もキャンセル。
そしてこの頃、俳優・郷^治と交際がスタートしたと言われている。。


(TV)
NHK紅白歌合戦(5回目)「かなしみ模様」

(ライブ/コンサート)
ちあきなおみリサイタル(10月22日、東京・中野サンプラザ)
ライブ録音され『ちあきなおみリサイタル』としてLP盤が発売されたが、LP盤は完全収録ではなく、「ものまねコーナー」をはじめとしてライブ盤に収録されていない曲があるという。

1975(昭和50年)
「喝采」以降ちあきさんのディレクターを務めていた東元晃氏がコロムビアを退社。それに伴いそれまで東元氏のアシスタントを務めていた中村一好氏が6月発売のシングル「恋慕夜曲」からディレクターとなる。演歌寄りのアプローチが始まり7月発売の「さだめ川」がヒット、演歌のジャンルでもその歌唱力の評価が高まる。

長年在籍していた所属事務所「三芳プロ」を退社。「コロムビア音楽芸能」に移籍。

物まね番組ではデフォルメした美空ひばり、島倉千代子、欧陽菲菲、松尾和子、いしだあゆみ、奥村チヨ、山本リンダ、園まり、和田アキ子などの物まねを披露、芸達者ぶりを見せる。

ドラマ『水色の時』での好演が話題に。


(TV)
NHK紅白歌合戦(6回目)「さだめ川」

ビッグショー〜ちあきなおみ・女の歌(NHK 3月2日放送)

<セットリスト>
喝采/劇場/雨に濡れた慕情/夜間飛行/かなしみ模様/花吹雪/円舞曲/四つのお願い
新宿情話(ギター弾き語り)/二人でお酒を/裏窓/かもめ/ねえあんた

ビッグショー〜藤田まさと 詩は心のドラマ(NHK 8月10日放送)
ゲスト出演。ソロで「妻恋道中」、高田浩吉、水前寺清子と一緒に「おしどり道中」を披露。


(ドラマ)
水色の時(NHK・朝の連続テレビ小説)
出演:大竹しのぶ、香川京子、米倉斉加年、奈良岡朋子

寺内貫太郎一家2(TBS・水曜劇場)
*第9話にゲスト出演。病院に入院している患者役で登場。DVD-BOX発売。2007年にはスカパー・TBSチャンネルで放送。

1976(昭和51年)
ポップスと演歌の間で試行錯誤。ヒット歌手としては停滞期に。
10月発売の「酒場川」で久々にオリコン100位内にチャートインしたが、ヒットには至らず。そのB面だった「矢切り(矢切)の渡し」が7年後、空前の競作ブームを巻き起こすとは誰も予想せず。

三菱電機が発売したテレビのイメージキャラクターに起用され、CMに登場する(秋頃から)。

この時期、郷^治が代表を務めていた芸能事務所「ダストファイブ」に移籍したと言われている。この事務所はちあきさんと郷氏の結婚後、「セガワ事務所」となり、ちあきさんの個人事務所となった。


(TV)
ビッグショー〜古賀政男 歌の人生劇場 雄飛編(NHK 2月29日放送)
ゲスト出演。「緑の地平線」「三百六十五夜」を披露。

ビッグショー〜ちあきなおみ・私はおんな(NHK 8月8日放送)
<セットリスト>
オープニング(曲名不明)/喝采/さだめ川/X+Y=LOVE/夜間飛行/暗い日曜日/四つのお願い
甘い囁き/船頭小唄/たばこのけむり/ねえあんた/ボン・ボワヤージュ

NHK紅白歌合戦(7回目)「酒場川」

(CM)
三菱電機カラーテレビ・NEWダイヤトロンF「たっち・おん・ぱ」(翌年も続投)

家にあった「喝采」のシングル盤をなぜか気に入りよく聴いていた。そして口ずさむようになる。
*好きなラジオ番組はNHK-FM『ひるの歌謡曲』。夏休みなどは毎日聴いていた。番組で知った由紀さおり「夜明けのスキャット」のイントロにしびれる。

1977(昭和52年)
一転してポップス路線に戻り中島みゆき作品の「ルージュ」を発売(4月)。その余波でヤマハ系のニューミュージックテレビ番組『コッキーポップ』にも出演。前後して担当ディレクターが変更された。

6月の『広島平和音楽祭』で披露された「夜へ急ぐ人」を9月にシングル発売。度肝を抜くパフォーマンスで賛否両論を巻き起こし話題になるがヒットには至らず。紅白での歌唱も話題となり「記録より記憶に残る歌」に。

ちあきさんサイドからコロムビアに向け内容証明を送付。コロムビアとの契約更新の意思がない事を伝えた、とされている(7月)。しかし実際には契約期間が残っていた事からレコードリリースは続けていた。

(TV)
いらっしゃい(テレビ朝日 4月3日〜9月25日)
毎週日曜日午前11から15分間放送された、ちあきさん司会の歌&トーク番組。
ゲストには、当時ちあきさんに「ルージュ」を提供した中島みゆきも登場。 

ビッグショー〜ちあきなおみ・おんな 夜の中でひとり(NHK 10月16日放送)
<セットリスト>
雨に濡れた慕情/夜間飛行
メドレー:
喝采〜東京シューシャイン・ボーイ〜ウスクダラ〜チャタヌガ・チュー・チュー〜ハウンド・ドッグ
〜ダイアナ〜オー!キャロル〜シェイク、ラトル&ロール〜劇場〜喝采
さだめ川/四つのお願い〜オリジナル〜ハネムーン編〜母編〜人生の黄昏編/かなしみ模様
別れたあとで/うかれ屋/夜へ急ぐ人/赤い靴

NHK紅白歌合戦(8回目)「夜へ急ぐ人」

*ちあきさんの「夜へ急ぐ人」をテレビで観て「かっこいい」と興奮。おばに頼んで誕生日プレゼントとしてシングル盤をを買ってもらった。
*チマチョゴリを着てテレビに出演した李成愛(イ・ソンエ)にの姿に釘付け。家族に頼んでシングル盤を買ってもらい、ハングル語の歌詞を暗記する。
*当時、好きな遊びは明星ヤンソン(歌本)の新曲コーナーを読んで、歌手のレコード会社を覚えることだった。
*この年お年玉で買ったレコードは和田アキ子のコンパクト盤と、キャンディーズのベスト盤。当時大ヒットしていたピンク・レディーのベスト盤『ベスト・ヒット・アルバム』は「シングル持ってるから要らない」という理由で買わず(後年CD化された際には購入)。

1978(昭和53年)
河島英五、友川かずきが作品提供しゴダイゴが演奏を務めたアルバム『あまぐも』を発表(1月)。翌月後にはタイトル曲の「あまぐも」をシングルバージョンで新たに録音して発売(2月)。

かねてから交際していた俳優の郷^治と結婚。芸能活動を休業(5月)。突然の結婚発表にコロムビアはちあきさんとの契約解除を発表(8月)。前年ちあきさんサイドからコロムビアに対して契約更新の意志がない事を伝えた事に対する報告措置とも言われている。この事をきっかけに、実質的に芸能界の表舞台から干される事となってしまった。しかし、俗に「営業」と呼ばれるキャバレーなどでのステージ活動や、東京・ルイードなどのライブハウスでの小規模なステージ活動は行っていた。ライブハウスではジャニス・ジョプリンのカバーも披露していたという。

1979(昭和54年)
表立った活動は全くなし。しかしこの年も「営業」は行っていた。

映画『象物語』主題歌のレコーディングを行う(秋頃)。


*なつメロ番組で耳にしたピンキーとキラーズ「恋の季節」のフルート音と青江三奈「伊勢佐木町ブルース」のイントロに心ときめき、どちらもカップリングシングル盤を小遣いで購入。

1980(昭和55年)
CBS・ソニーより映画『象物語』主題歌の「アフリカのテーマ 風の大地の子守り唄/アフリカン・ナイト」をシングルリリースする予定が、直前になり事情により(諸説あり)発売中止に。
シングル盤は黛ジュンが再レコーディングして発売(2月)。ちあきさんバージョンは、映画での使用、及びサントラ盤(2月発売)にのみ収録されるという変則的なリリースとなる。なお、そのサントラ盤は2005年4月にCDで復刻された。
*上記の詳細についてはこちらをご覧ください。

女優として芸能活動の表舞台に復帰。久々のテレビドラマ出演を果たす(4月から放送)。


(ドラマ)
愛しい人(日本テレビ・火曜劇場 4月8日〜7月18日まで全13話)*連続ドラマ
出演:竹脇無我、多岐川裕美、島かおり、山城新伍

*ドリフ大爆笑で由紀さおりの「悲しい悪魔」のイントロのゴージャスさに心乱れる。当時から由紀さおりの歌をたくさん覚えていたのは幼い頃からドリフに洗礼を受けていたからかもしれない。
*お年玉で『由紀さおり全曲集(アポロン)』とABBA『アライバル』(共にテープ)を購入。由紀さんのテープ購入で、歌謡曲好きに拍車がかかる。
*銭湯でどっかのおじさんが読んでいたスポーツ新聞の「ちあき、シングル(「風の大地の子守り唄」)発売中止」の記事をちらっと見かけ気になるも、結局その内容は判らずじまい。未だにその新聞記事が気になってしょうがない。
(追記:2003年、国会図書館などでその記事を検索・発見)


1981(昭和56年)
ちあきさんが信頼を寄せていたコロムビア時代のディレクター、東元晃氏の誘いでビクター/インビテーションレーベルに移籍。アルバム『それぞれのテーブル』を発売(10月)。
歌謡曲から一転、「日本の歌を見直すため(後年の発言による)」外国曲に取り組む。
このアルバムではちあきさん流にシャンソンをカバー。それにあわせライブハウスでのステージ活動も再開させた。


(ライブ/コンサート)
『それぞれのテーブル』のお披露目を兼ねたライブを開催(11月5日、東京・ルイード)

*おじから4chステレオと共にLP盤を譲り受け、その中に小川知子のLPがあった。ちあきさんの「雨に濡れた慕情」をカバーしており、小川知子バージョンでこの歌を知った。子供ながらに「いい曲だ」と思う。後年、ちあきさんの曲と知りびっくり仰天。
*NHK-FM『ひるの歌謡曲』のエアチェックで、山本リンダ、ザ・ピーナッツなどの女性ポップスのカセットがどんどん増え、よく聴いていた。

1982(昭和57年)
アルバム『THREE HUNDREDS CLUB』を発売(7月)。アメリカン・ジャズをカバー。
独自の路線を歩み、マイペースで活動を行う。

12月スタートのドラマ『ちょっと噂の女たち・黒田軟骨の女難』で小料理屋「花と蝶」の女将役を演じ、毎回、劇中で演歌の名曲を披露。「矢切の渡し」が第1回で歌われた。

’76年に発表された「酒場川」のB面曲だった「矢切りの渡し」が、かねてから梅沢富美男を擁する梅沢武生劇団の舞踊に使用されていが、梅沢富美男人気により話題になる。また、ドラマ『淋しいのはお前だけじゃない』(TBS)の劇中歌として使用された事もあり、コロムビアから「矢切の渡し」として再リリース(10月)。競作ブームを巻き起こすが、ちあきさん盤はヒットチャート上昇中にかかわらず、翌年2月に同じコロムビアから細川たかし盤が発売された事によりちあきさん盤は数ヶ月で廃盤に。
細川盤はミリオンセラーを記録し’83年の日本レコード大賞を受賞。しかし、有線チャートではちあきさん盤が1位を独走する事となった。
当のちあきさん本人は、その頃既にビクターでの新たな活動に注力していたため、自身の「矢切」廃盤については願ったり叶ったりだった模様。


(ドラマ)
ちょっと噂の女たち・黒田軟骨の女難 (毎日放送 12月1日〜翌年2月2日まで全10話)
出演:伊東四朗、梅宮辰夫、木内みどり
毎週女優がゲスト出演し花を添える、1話完結のドラマ。原作は川内康範。ほとんどの回の演出を故・久世光彦が務めた。以前からちあきさんの歌手としての表現力、そして役者としてのコミカルな部分を評価し久世氏がかつて手がけたドラマ『寺内貫太郎一家2』などにもゲスト出演したちあきさんをこのドラマに起用。主人公のタクシードライバー・黒田軟骨(伊東四朗)が通う小料理屋「花と蝶」の女将・「蝶子」役でレギュラー出演した。ちあきさん演じる蝶子は毎回演歌の名曲を劇中歌として披露するのだが、それもあって久世氏はちあきさんを起用したようである。なおドラマ内で披露された劇中歌はそれだけのために新たに録音されたもので、レコード化・CD化は行われていない。ドラマの中で披露された楽曲のデータについては、残念ながら現時点では詳細不明。
第1話のゲストはいしだあゆみ。蝶子と共に小料理屋を営む「花代」役で出演し、番組終盤では蝶子が歌う「矢切の渡し」をバックに花代が渡し舟で川を渡るシーンがある。なお、この第1話は横浜市にある「放送ライブラリー」という施設で常時視聴可能。
また、研ナオコがゲスト出演した回では、ちあきさんと研ナオコが「悲しい酒」をワンコーラスずつ歌ったはずである(記憶違いでなければ…)。


*『ちょっと噂の女たち』が毎週楽しみでしょうがなかった、ウシオ、ちょっぴりおしゃまな小5。でも同時ドラマを観た記憶はかなり薄れてきている…。でも、夏目雅子がゲスト出演し、ちょっと頭の遅い「当たり屋」役を演じた回は秀作だったと記憶している。

1983(昭和58年)
映画『時代屋の女房』主題歌として、5年ぶりのシングル「Again」をリリース(1月)

アルバム『待夢』で、ポルトガルの民謡・ファドをカバー(9月)。


(ドラマ)

壬生の恋歌(NHK・水曜時代劇)…第5話(5月18日放送)にゲスト出演
出演・三田村邦彦、杉田かおる、内藤剛志、渡辺謙、遠藤憲一、笑福亭鶴瓶、赤塚真人

松本清張の「連環」 偽装心中をあばく女(テレビ朝日・土曜ワイド劇場 6月4日放送)
出演:片平なぎさ、森本レオ、谷隼人

(映画)
居酒屋兆治(東宝)
出演:高倉健、加藤登紀子、大原麗子、田中邦衛

*おばの家にあったちあきさんのLPベスト盤『ゴールデン・スター・ワイド・デラックス』を発見、おばから貰う。「喝采」「夜へ急ぐ人」以外の曲を聴いたのはこの時が初めて。「雨に濡れた慕情」「朝がくるまえに」のベース音にしびれ、「夜間飛行」のムードに憧れ、「さだめ川」での歌の凄みに感銘を受ける。以後、愛聴盤になった。
なお、 この頃ちあきさんがビクターからアルバムを発売していたことは全く知らず。


1984(昭和59年)
新譜のリリースはなく、レコーディングとドラマ出演が主な年だったが、前年のアルバムを軸に、東京・草月ホールでライブ『待夢』を開催。


(ドラマ)
続・女性万引ガードマン (テレビ朝日・月曜ワイド劇場 1月16日放送)
出演:大空真弓、山本學、仲谷昇

赤い耳の殺意(日本テレビ・火曜サスペンス劇場 3月6日放送)
出演:中山仁、小田かおる、高田敏江

結婚 結婚サギ師が手玉にとった5人の女!(テレビ朝日・土曜ワイド劇場 6月30日放送)
出演:小林桂樹、風吹ジュン、田中邦衛、木内みどり、梶芽衣子

友よ(日本テレビ・西武スペシャル 11月7日放送)
出演:飛鳥涼、烏丸せつこ、杉田かおる、森下愛子

(映画)
瀬戸内少年野球団(日本ヘラルド)
出演:夏目雅子、佐倉しおり、岩下志麻、郷ひろみ

(ライブ/コンサート)
待夢(7月、東京・会場不明。草月ホールとの説あり)
<セットリスト>
恋に戯れ/夜に踊れば/悪い夢/朝な夕な/夜更けの天使/すり切れたレコード/愛のために死す
朝日のあたる家/酔いどれ船/秘恋(ひれん)/霧笛/ひとり芝居/始発・・・まで/愚痴
女はアクトレス/18才の彼/それぞれのテーブル/(アンコール)霧笛

*上京の折、廃盤レコードの専門店・東京蒲田のえとせとらレコードへ足を運ぶ。記念として、当時の廃盤レコードブームの中、話題になっていた木之内みどりの「横浜いれぶん」を購入。また、秋葉原・石丸電気3号店(レコードなどの販売専門ビル)にも足を運び、その巨大さにびっくり。なぜか柴田まゆみの「白いページの中に」を購入。
*ちあきさん出演のドラマ『友よ』はリアルタイムで観た記憶がある。なぜこんな台詞棒読みの飛鳥涼がドラマに?という疑問が子供心に残った。


1985(昭和60年)
アルバム『港が見える丘』を発売(2月)。日本の戦前・戦後の名曲をカバー。
また、そのアルバムを中心としたライブ『待夢U』を東京・草月ホールで開催した。

井上ひさし原作のNHKドラマ『國語元年』で好演。


(TV)
遠くへ行きたい・ちあきなおみの「横浜はじめて物語」(読売テレビ 11月24日放送)
テレビの老舗旅番組に出演。ちあきさんが米軍キャンプ周りをしていた当時訪れた横須賀や横浜を訪れる。
BGMとしてアルバム『港が見える丘』から同曲が使われた。ちあきさんの乗馬シーンも観る事が出来る。
現在、横浜市にある「放送ライブラリー」という施設で常時視聴可能。

(ドラマ)
昭和ラプソディ(TBS・日立テレビシティ 2月23日放送)
出演:財津和夫、藤真利子、にしきのあきら、所ジョージ、深水三章、小松政男、松居一代 
音楽家・服部良一氏の半生を描いたドラマ。主演はチューリップの財津和夫。
ちあきさんは前編で淡谷のり子に扮し登場。淡谷本人を前に「夜のプラットホーム」を披露した。

松本清張スペシャル わるいやつら(日本テレビ・火曜サスペンス劇場 4月2日放送)
出演:名取裕子、古谷一行、原田芳雄、加藤治子

國語元年(NHK・ドラマ人間模様 6月8日から7月6日まで全5話)
出演:川谷拓三、石田えり、山岡久乃、浜村純、佐藤慶、賀原夏子、名古屋章、すまけい、島田歌穂

隠しカメラの人妻 行きずりの情事が死を招く!死者からの脅迫状 (テレビ朝日・土曜ワイド劇場 6月22日放送)
出演:香山美子、萩原流行、山本圭、小鹿みき、笹野高史

(ライブ/コンサート)
待夢II(4月19〜20日、東京・草月ホール)
<セットリスト>
星影の小径/雨に咲く花/港が見える丘/秘恋(ひれん)/横顔/愛の形見/女はアクトレス
ねえあんた/愚痴/18才の彼/すり切れたレコード/ひとり芝居/それぞれのテーブル
霧笛/雨のブルース/上海帰りのリル/夜霧のブルース/(アンコール)愛のために死す

*この頃の楽しみはラジオのエアチェックと、貸しレコード屋でヒット曲を借りまくることだった。
*『夜ヒットDELUX』がやっと青森でもネットされるようになり(東京で放送した当日の深夜に放送)、録画して欠かさず観るようになる。
マンスリーコーナーでの梓みちよの「ナラタージュ」(伝説のワインパフォーマンス)、松坂慶子の「ボン・ボヤージュ」(つかこうへい演出)が印象に。

1986(昭和61年)
前年のアルバムから、「星影の小径」がAGF・マキシム・レギュラー・コーヒーのCMに起用され、静かな話題となる。


ビクター音源によるベストアルバム『What' New』をリリース(2月)。ジャケットのイラストは林静一氏の手によるもの。

TVの旅行番組『地球浪漫』でポルトガルへ。ファドのルーツを探る旅となる。


(TV)
地球浪漫(TBS 9月20日放送)

「霧笛」を披露。

(ドラマ)
冬の京都 旅は道づれ女ざかり(テレビ朝日・月曜ワイド劇場 1月6日放送)
出演:小川知子、石田えり、田中健

妻・愛は迷路(NHK・銀河テレビ小説)*連続ドラマ
出演:姿晴香、四谷シモン、榎木孝明、星由里子、内藤剛志

(映画)
傷だらけの勲章(東宝)
出演:西城秀樹、朝加真由美、中村
嘉葎雄
西城秀樹と共に、本格的な主演作品。中村嘉葎雄とのラブシーンもあった。

*CDプレーヤーが我が家にやってくる。初めて買ったCDは、ちあきさんの『ベスト・ヒットVOL.1』『同VOL.2』、 ビリー・ジョエル『ビリー・ザ・ベスト』、サザンオールスターズ『バラッド』、中島みゆき『THE BEST』。
*『地球浪漫』でちあきさんがリアルタイムでTVで歌う姿を生まれて初めて観る。ビデオに録画し、何回も観直した。ただただ感激。
*お年玉で由紀さおりと黛ジュンのLP『全曲集』をそれぞれ買うが、レジに持って行くのが恥ずかしく、母に精算を頼んだ。


1987(昭和62年)
金鳥『タンスにゴン』のCMがスタート。’91年まで続く人気CMとなる。

前年、テイチクレコードの社長に就任した東元晃氏に足並みを揃える形でテイチクへのレコード会社移籍が決定。翌年の音楽活動に向け準備が進められていた。12月にはそのお披露目としてマスコミ向けにミニライブを開催する。

(ドラマ)
冷たいのがお好き 女二人のグルメ完全犯罪!(日本テレビ・火曜サスペンス劇場 4月14日放送)
出演:樹木希林、中条きよし、松金よね子 
劇中で「愛のために死す」を披露

ある誘拐 母は告白する(読売テレビ・木曜ゴールデンドラマ 7月2日放送)
出演:大空真弓、前田吟、木野花 

六畳の生涯(読売テレビ・木曜ゴールデンドラマ 11月26日放送)
出演:植木等、宮下順子、加藤嘉

(ライブ・コンサート)
マスコミ向けのレコード会社移籍・新曲披露ライブ(12月15日、東京・青山クラブ)
「かもめの街」「冬隣」「役者」「君知らず」「紅とんぼ」「歳月河」の6曲を披露。

*ドラマ『冷たいのがお好き』(愛のために死す)、『テレビ探偵団』(レコ大・喝采歌唱シーン)でちあきさんの歌唱シーンを立て続けに観る。ますますちあきさんへの思いが募る。

1988(昭和63年)
テイチクに移籍。シングル「役者」で本格的に歌手活動を再開(3月)。
夏頃からはディナーショーも開催。
精力的にTV出演をこなし、NHK歌謡パレードには頻繁に出演。様々な曲を披露した。中でも「紅とんぼ」「かもめの街」が話題に。
 
NHK『歌謡パレード’88』内で、9月のオリジナルソングとして「紅とんぼ」を発表し反響を呼ぶ。
翌月シングル発売され、紅白歌合戦にも11年ぶりの出場を果たす。紅白出場をきっかけに翌年にかけてロングヒットとなった。

この年はシングル2枚、アルバム3枚を発表。ちあきさん復活を印象づけるかのようなリリースラッシュだった。


(TV)
NHK歌謡パレード'88(NHK)
テイチクに移籍後、歌謡曲・流行歌の分野で本格に活動再開。その復帰番組がこの番組。4月5日の初出演以降、翌年春頃まで1〜2ヶ月1度の割合で頻繁に出演した。9月には番組のオリジナルソングとして「紅とんぼ」を披露。3週間連続で出演。その3週目には『森・ちあき 出会いのステージ』と題して森進一と二人だけでステージを務めた。また11月には『演歌名人戦』と題して、森・五木ひろし・石川さゆりとの共演もあった。
4月5日…かもめの街、役者
5月31日…役者、かもめの街
8月2日…別れの一本杉、かもめの街
9月6日…柿の木坂の家、紅とんぼ
9月13日…粋な別れ、港が見える丘、紅とんぼ
9月20日…『森進一・ちあきなおみ 出逢いのステージ』
       ちあきさん歌唱曲…港町ブルース(森とデュエット)、命かれても
       上海帰りのリル〜星影の小径、紅とんぼ、冬隣
11月1日…紅とんぼ
11月29日…『演歌名人戦』 森進一、五木ひろし、石川さゆりと共演
        銀座の恋の物語(4人)、おんなの宿、紅とんぼ

加山雄三ショー(NHK 7月30日放送)
<セットリスト>
港が見える丘〜夜霧のブルース〜佐渡おけさ/フィジーにおいで(加山雄三とデュエット)
霧笛/冬隣/かもめの街

にっぽんの歌(テレビ東京)
NHKに続き民放への歌番組にも出演。民放への出演はほとんどがテレビ東京ばかりだった。
5月17日…役者、冬隣、かもめの街
10月18日…テレサ・テン、松尾和子と共演。
       口笛が聞こえる港町、こぼれ花、冬隣、紅とんぼ

演歌の花道(テレビ東京 12月4日放送)
「泣きはしないさ」「紅とんぼ」「片情」を披露。

NHK紅白歌合戦(11年ぶり9回目の出場)「紅とんぼ」

(ドラマ)
かあちゃんは犯人じゃない(関西テレビ・乱歩賞作家サスペンス 4月25日放送)
出演:レオナルド熊、伊藤孝雄、岩芝公治、嶋谷隆司、牟田悌三

ちょっとだけの離婚(毎日放送・東芝日曜劇場 9月4日放送)
出演:板東英二、曽我廼家鶴蝶、西川のりお

*ちあきさん活動再開に狂喜乱舞。勢い余ってちあきさん宛てにファンレターを送ったところ、当時の事務所の方から返信をいただく。「ちあきも若い人からのファンレターを喜んでいます」と知らされ、天にも昇る気持ちに。

1989(平成元年)
シングルリリースはなかったものの、アルバム3枚を発売。
 「矢切の渡し」「さだめ川」「喝采」「雨に濡れた慕情」「紅とんぼ」の再録音も行った。

歌番組はもちろん、トーク番組、バラエティー番組にも出演。素顔をのぞかせた。

『LADY DAY』で初の舞台(ミュージカル)に挑戦(10月)。伝説的ジャズ・シンガーのビリー・ホリデイの最後のステージを一人舞台で再現する。

演歌で活躍した歌手に送られる「藤田まさと賞」を受賞。


(TV)
NHK歌謡パレード'89(NHK)
1月3日…『新春歌謡パレード'89』 船村徹、北島三郎、吉幾三と共演
      ちあきさんは「BAR紅とんぼ」の女将役で登場。芝居を交えながらの特別編。披露した歌は
      「柿の木坂の家」「紅とんぼ」
2月21日…男の純情、紅とんぼ
2月28日…『とっておきの1曲』
      着物で登場し「矢切の渡し」をTVで初披露。2番の歌詞を間違えつつも大好評を得る。

にっぽんの歌/おめでとうチータ(テレビ東京 2月4週放送)
当時、1週間後の2月28日に結婚を控えた水前寺清子の記念特番にゲスト出演。
「逢いたかったぜ」「リンゴ村から」「紅とんぼ」を披露。

すばらしき仲間U(中部日本放送 3月12日放送)
ちあきさんの素顔に迫る密着ドキュメント。「夜霧よ今夜も有難う」「朝日のあたる家(朝日楼)」「紅とんぼ」を披露。

演歌の花道(テレビ東京)
3月19日…矢切の渡し、帰れないんだよ、紅とんぼ
6月18日…粋な別れ、口笛が聞こえる港町、紅とんぼ

さんまのまんま(関西テレビ 3月下旬放送〜4月上旬の間に放送)

愉快にオンステージ(NHK 4月3日放送
番組ホストはさだまさし。「無縁坂」「秘恋」「紅とんぼ」を披露。

フジテレビ・有線ヒット曲紹介番組(番組名、放送日時は不明)
「紅とんぼ」を披露。

ちあきなおみ 情け歌(大阪朝日放送・深夜枠の『フリーチャンネル』内で。 10月6日深夜放送)
関西地区のみ放送。作曲家、中村泰士氏をホストに2時間歌いまくりの贅沢且つ貴重な番組。もちろん全曲スタジオでの生歌唱だが、ラストの5曲はちあきさんのMCのみによるミニライブ形式。
なお、この番組で披露された「朝日のあたる家(朝日楼)」は2005年放送のNHK-BS2『歌伝説 ちあきなおみの世界』でダイジェスト版が紹介された。
<セットリスト>
TOKYO挽歌/矢切の渡し/逢いたかったぜ/渡り鳥いつかえる/港が見える丘/霧笛/喝采(中村泰士とデュエット)/口笛が聞こえる港町/粋な別れ/かもめの街/それぞれのテーブル/朝日のあたる家(朝日楼)/イマージュ/紅とんぼ


徹子の部屋(テレビ朝日 10月放送)

女と男・聞けば聞くほど(TBS 10月21日放送)
笑福亭鶴瓶と酒井ゆきえが司会で、高島忠夫とトーク。『LADY DAY』」プロモを兼ねる。

(ドラマ)
親たちの受験期(フジテレビ・男と女のミステリー 1月20日放送)
出演:蟹江敬三、山口美也子、西岡徳馬

(舞台)
LADY DAY(東京・シアターVアカサカ、10月27日〜11月15日)
音楽・ピアニスト:倉田信雄

(ライブ/コンサート)
高橋幸宏プロデュース山本耀司・ちあきなおみジョイントコンサート
『寝不足の朝、運動不足の夜』
(7月7日、東京・芝浦インクスティック)
ゲスト:細野晴臣、鈴木慶一
「朝日のあたる家」など数曲を披露。

(コンサートタイトル不明)(9月、仙台・宮城県民ホール)*内容不明

*上京。本格的な中古レコード漁りがスタート。
*NHK-BS2での紅白歌合戦再放送により、ちあきさんの「喝采」歌唱シーンを生まれて初めてフルで見る。

*初めての生ちあきを『LADY DAY』で体験。ちあきさんのすべてに圧倒された。翌日分(最終日)のチケットが残っていたため迷わず購入、2日続けて観に行った。観客の中に吉田旺氏を発見。なぜか作曲家の市川昭介氏の姿とダブる。
*『LADY DAY』の最終日から中1日置いて中島みゆきの『夜会Vol.1』初日を観る。この週は自分の生涯において最も濃厚な1週間のベスト3に入るのではないだろうか。


1990(平成2年)
本格的なコンサート活動を再開(3月、東京・日比谷公会堂)。

前年の『LADY DAY』が
「月刊ミュージカル」選出の’89年ミュージカル・ベストテンにおいて、作品部門で『エニシング・ゴーズ』、『ユタと不思議な仲間たち』に次いで3位に。タレント部門では、大地真央、鳳蘭に次いでちあきさんが3位に選出される。

好評に付き『LADY DAY』の再演が行われた(5月)。大阪、名古屋でも公演が行われる。しかし、ピアニストの倉田信雄氏のスケジュールの都合もあり、前回の東京公演より公演スケジュールは縮小。
なお、この再演でちあきさんは『紀伊國屋演劇賞』にノミネートされた。

2年ぶりのシングル「色は匂へど」、アルバム『かげろふ〜色は匂へど』を同時リリース(11月)。若手の作家陣や筒美京平を起用し、アダルト・ポップスの世界を展開。


(ドラマ)
透明な糸(関西テレビ・現代推理サスペンス 11月12日放送)
出演:坂上香織、清水章吾

(舞台)
LADY DAY(再演。東京・シアターVアカサカ、5月17日〜5月26日)*名古屋でも公演あり
音楽・ピアニスト:倉田信雄

(ライブ/コンサート)
NAOMI CHIAKI ON STAGE/妖艶!新境地に挑む…ちあきなおみ〜いいうたを唄いたい
(3月15日、東京・日比谷公会堂)
<セットリスト・順不同>*この他にも歌っているようですが、詳細は不明です
夜間飛行/帰れないんだよ/夢の中へ/酒と泪と男と女/矢切の渡し
人生いろいろ(島倉千代子の物まね入り)/朝日のあたる家/やくざ若衆祭り唄
港が見える丘/喝采/霧笛/それぞれのテーブル/かもめの街
紅とんぼ/イマージュ/追憶(バープラ・ストライサンドの楽曲を日本語詞でカバー)

*ついにちあきさんのコンサートを初体験。生ちあきさんを最前列で観て、夢見るような気分の2時間を過ごす。今になって、曲目を控えておけばよかったと後悔することしきり。
前年に続きちあきさんの舞台『LADY DAY』再演を観劇(記憶違いでなければ最終日を含む2公演)。

1991(平成3年)
アルバムを2枚発表。7月の『すたんだーど・なんばー』では日本の名曲をカバー。その中から「黄昏のビギン」がシングルカットされ同時発売された。続く10月発売の『百花繚乱』では「花」をテーマに「日本のAOR」を展開。「紅い花」がシングルカットされた。

10月から翌年3月まで「黄昏のビギン」が京成電鉄・スカイライナーCM『いらっしゃい おかえりなさい』に使用される。

『虹が出た!』でテレビドラマの主役を務める。主題歌は「色は匂へど」。不定期ながら翌年まで8回放送された。

舞台『ソング・デイズ』に出演。演出は『LADY DAY』同様、栗山民也氏。
戦後間もない日本の夜に生きる女性を演じた。劇中では、「トンコ節」「麦と兵隊」などを披露。



(TV)
クーニーズへようこそ(テレビ朝日 11月8日放送)
番組ホストは山田邦子と篠原勝之。『ソングデイズ』プロモのためトークゲストとして出演。

夜も一生けんめい(日本テレビ 11月9日放送)
「スタコイ東京」「ビー・バップ・ア・ルーラ」「ちあきヒットメドレー」を披露。


(ドラマ)
彼女たちの選択(NHK・ドラマ指定席 1月7日〜10日まで全4話)
出演:江波杏子、平田満、戸川京子、南美江、中村嘉葎雄 

虹が出た!(関西テレビ・花王ファミリースペシャル 3月3日、4月14日、7月14日、9月8日、12月8日)
*この年は計5話を放送
出演:高田純次、美川憲一、木内みどり、西村知美

(舞台)
ソングデイズ(東京・パナソニック東京グローブ座・11月19日〜12月2日)
出演:藤木孝、坂本あきら、土家里織、鷲尾真知子、篠崎はるく

(ライブ・コンサート)
ちあきなおみ オン・ステージ〜それぞれの歌〜(6月20日、東京・渋谷公会堂。ほか各地で公演)
<セットリスト>*会場によって若干変更あり
オープニング〜喝采/かもめの街/TOKYO挽歌/帰れないんだよ
夢の中へ/酒と泪と男と女/黄昏のビギン/スタコイ東京/朝日のあたる家
メンバー紹介〜ギター仁義/涙の酒/矢切の渡し/兄弟船/やくざ若衆祭り唄
ラ・ボエーム/アコーディオン弾き
メドレー:雨に濡れた慕情〜さだめ川〜夜間飛行〜四つのお願い/紅とんぼ/追憶

*この年もちあきさんのコンサートに足を運ぶ。ちあきさんの音楽活動には興味を持って情報を入手しようとしていたのに、なぜかテレビドラマ出演情報をほとんどチェックしていなかった。未だに後悔。
*『ソングデイズ』では、自分の前の席にお歳を召したご夫婦が座っていて、ちあきさんが歌う「麦と兵隊」を聴いて涙を流していたことが印象に残っている。自分が観に行った日、舞台上の音声トラブルがあり一時公演が中断に。後年、歌手のクミコがその事を自身のサイト(日記)に書いており、同じ日の公演を観ていた事が判明。

1992(平成4年)
新譜の発売はなく、コンサート、TV出演を中心に活動。しかし、影では入院中の主君の看護のため、ステージと病院を往復する日々が続いていた。

9月11日、夫の郷^治氏が逝去。それに伴いちあきさんは一切の芸能活動を停止。
7月の東京・アムラックスシアターでのライブが現在のところ最後のステージとなる。

7年前の「星影の小径」が外車販売のAudiのCMに起用され、好評につきシングルカットされた。この曲がCMに起用されたのは2度目。
また、映画『死んでもいい』では「黄昏のビギン」が使用される。


(TV)
スーパーステージ(テレビ東京 1月22日放送)
共演:チョー・ヨンピル・伊藤多喜雄
<セットリスト>
四つのお願い/紅とんぼ/朝日のあたる家/ダンチョネ節(ロックアレンジ)/紅い花

華麗にAh!So(テレビ朝日 1月31日放送)
研ナオコ・松本明子・間寛平と「オールディーズメドレー」、「紅い花」を披露。

愉快にオンステージ(NHK 4月18日放送)
番組ホストは中村雅俊。
<セットリスト>
喝采/黄昏のビギン〜白い花の咲く頃〜帰れないんだよ/ねえあんた
二人の世界(中村雅俊とデュエット)/紅い花
本格復帰後TVで「喝采」をソロで披露したのはこの番組のみ。

(ドラマ)
虹が出た!(関西テレビ・花王ファミリースペシャル 1月19日、6月7日、12月6日)*この年は計3話を放送
出演:高田純次、美川憲一、木内みどり、西村知美

(ライブ/コンサート)
コンサート'92 ちあきなおみ〜それぞれの愛〜
2月2日…横浜・関内ホール 4月5日…東京厚生年金会館、 5月15日…大宮ソニックシティ
6月13日…グリーンホール相模大野、7月4日…市川市文化会館
*その他、茨城、栃木、群馬などの首都圏のみで開催。
<セットリスト>*会場によって若干変更あり
オープニング〜百花繚乱/かもめの街/帰れないんだよ/夜霧よ今夜も有難う
スタコイ東京/黄昏のビギン/朝日のあたる家/ハンブルグにて/ねえあんた
矢切の渡し/涙の酒/兄弟船/紅とんぼ/ラ・ボエーム/アコーディオン弾き
喝采/TOKYO挽歌/紅い花/追憶
*会場によっては上記と差し替えて「愛のために死す」「ダンチョネ節」「別れの一本杉」なども歌った。

服部克久プロデュース『シャンソン・・・今』(7月1日、東京・池袋アムラックスホール)
*ゲスト出演。「それぞれのテーブル」などを披露。

*ちあきさんの活動停止に意気消沈。この5年間は幻だったのか?と自問自答。アムラックスでのライブへは最後の最後まで悩んだ挙句、チケットを取らなかった。「ワンドリンク付き」という言葉に「1人で出向くのは恥ずかしい」と過剰反応したためなのだが、今考えてもバカなことをしたと未だに後悔。

1993(平成5年)
前年からのCMが好評で、廃盤だったアルバム『港が見える丘』が『星影の小径』と改題され再発売。

*国会図書館の存在を知り、ちあきさんの入手困難なアルバムを聴くため、足繁く通うようになる。

1994(平成6年)
テイチクから初のベスト盤といえる『全曲集』がリリース。

*ちあきさんが歌っていたファドとはどんなものなのだろうと思い、ファドの女王、アマリア・ロドリゲスの来日公演に出向く。

1995(平成7年)
テイチク時代の船村徹作品集『男の友情』をリリース。お蔵入りしていた未発表作品5曲が日の目を見ることとなった。しかし、2年ほどで廃盤に。一説にはちあきさんサイドからお蔵作品をリリースした事によるクレームがテイチクに入ったためという話も。

コロムビアから『全曲集』、テイチクから2枚組の『大全集』がリリース。

「紅い花」が映画『GONIN』の挿入歌に使用され、シングル盤が再リリースされる。

1996(平成8年)
コロムビアから『特選集』がリリースされる。


1997(平成9年)
テイチクから『全曲集』(’94年盤をリニュアル)、コロムビアから『歌謡ベスト16』がリリースされる。

1998(平成10年)
ベスト盤のリリースも全くなし。ちあきさんファンにとっては寂しい年となる。

1999(平成11年)
秋頃より「黄昏のビギン」がネスレ日本の『ネスカフェプレジデント』のCMに起用される。

テイチクから『全曲集』(新編集盤)がリリースされる。

*インターネットを始め、歌謡曲系サイトをネットサーフィン。たくさんの方と知り合うきっかけになる。

2000(平成12年)
シングル曲・アルバム曲の他、未発表曲、そしてNHK『みんなのうた』で披露された「さとうきび畑」や海外向けにレコーディングされた「喝采」の英語バージョンを含む、ちあきさんのコロムビア時代の集大成ともいえる6枚組BOXセット『ちあきなおみ・これくしょん ねえあんた』がリリースされる(6月)。発売時にワイドショーや雑誌で取り上げられたことがきっかけとなって、この種のCD-BOXとしては異例の売上を記録。6月2週に142位で登場後、翌週は122位。品薄が解消され、遂に、6月4週、オリコン60位にチャートイン。アルバムチャートには実に27年ぶりの登場となった。

昨年からCDで使われていた「黄昏のビギン」が、徐々に話題となり、2月に「かもめの街」のカップリング曲として再度シングル発売。じわじわ売れつづけ、BOXのヒットと重なったこともあり、6月3週にオリコンチャートに初登場(86位)、2週に渡ってチャートイン。

『ちあきなおみ・これくしょん ねえ あんた』、前年発売の『全曲集』の2枚が演歌アルバムチャートの1位、2位を独占(6月)。現役歌手も真っ青のセールスとなる。

8月、テイチクから2枚組ベスト盤『ちあきなおみ大全集〜黄昏のビギン』が発売される。

10月、BOXのヒットを受け、コロムビア時代のオリジナルアルバム4枚が復刻。ちあきさんファンにはたまらないニュースとなる。

*BOX『ねえあんた』の発売に狂気乱舞。それに合わせ勢い余ってファンサイト「ちあきの部屋」を開設。

2001(平成13年)
船村徹・作曲家50周年記念曲として「歳月河」をシングルカットしてリリース(1月)。オリコンには100位でチャートイン(1週のみ)。

テイチクより『全曲集〜黄昏のビギン〜』リリース(3月)。

ビクター時代の外国曲のカバーアルバム3枚ががまとめられ『アナザー・ワールド』として発売される(4月)。

テイチクより2枚組ベスト盤『CHATEU CHANT 1981』リリース(11月)。長らく廃盤だったアルバム『かげろふ〜色は匂へど〜』が完全収録された。

2002(平成14年)
ビクターよりベスト盤『new best one』発売(3月)。シングル曲『アゲイン/冬の道化師』収録。ライナーノーツ執筆は、長年ちあきさんの音楽制作に携わった東元晃氏。

テイチクより洋楽・邦楽のカバー曲をリマスタリングして収録したベスト盤『RE-MASTER VOICE』発売(9月)。
11月には新編集の『全曲集〜黄昏のビギン〜』が発売される。



2003(平成15年)


未発表のライブ音源5曲を収録し、既存の曲と併せて仮想コンサート形式で収録した編集盤『VIRTUAL CONCERT 2003 朝日のあたる家』が発売され、話題に(3月)。
4月にはそれらライブ音源5曲を単独で収録し、また、これまでちあきが在籍したレコード会社の音源を集め、編集した10枚組BOX『うたくらべ〜ちあきなおみの世界〜』が通販のみで発売され、こちらも話題となった。


2004(平成16年)


コロムビア時代の全シングルA面+未CD化のB面曲を多数含んだ『しんぐるこれくしょん(2枚組)』、コロムビア時代に録音した、作曲家・船村徹の作品をまとめた編集盤『もうひとりの私〜ちあき 船村徹をうたう』が同時発売される(10月)。

昨年に続き、未発表のライブ音源6曲収録した編集盤『VIRTUAL CONCERT 2005 ハンブルグにて』が発売される(11月)。


2005(平成17年)


コロムビア時代のオリジナルアルバム5枚、そしてCBS・ソニーに残した幻の楽曲「風の大地の子守り唄/アフリカン・ナイト」が収録された映画サントラ『象物語(限定盤)』が紙ジャケット仕様で復刻、CD化される(4月)。

テイチクより2枚組ベスト盤『ちあきなおみ大全集』が発売される(10月)。

NHK-BS2(11月6日)、NHKハイビジョン(11月24日)で過去の歌唱映像をまとめた90分番組『歌伝説 ちあきなおみの世界』放送。好評につき12月24日には早くもBS2で再放送。

(TV)
歌伝説 ちあきなおみの世界(NHK-BS2 11月6日放送)
セットリストは「ちあきの情報室」をご覧ください。


2006(平成18年)


前年放送され話題となった『歌伝説 ちあきなおみの世界』が地上波に登場。2月25日にNHK総合テレビで放送された。6月にはNHK-BS2でまたもや再放送。通算5回目の放送を達成した。

過去2度に渡りCMに起用された「星影の小径」が3度目のCM起用となる(キリン『実感』)。
それにあわせ5月にシングル、アルバム『星影の小径』が新装リリースされる(5月)。

飛鳥新社から発行の季刊「団塊パンチ」で60ページに及ぶちあきさん特集が組まれる(11月)。


2007(平成19年)

テレビ東京系『たけしの誰でもピカソ』で、民放では初となるちあきさんの特集が組まれる(2月16日放送)。

ビクター/インビテーションレーベル在籍中のアルバム4タイトルが紙ジャケット仕様CDで復刻される(3月21日)。

コロムビア・ファミリークラブから通販のみの8枚組CD-BOX『昭和こころうた』発売(6月25日)。

『歌伝説 ちあきなおみの世界』がNHK-BS2でまたもや再放送。これで通算6度目となった(8月9日)。

コロムビアからアナログLP盤発売。独自企画のベスト盤『ちあきなおみ・おりじなる』と、オリジナル・アルバム2タイトル『戦後の光と影/ちあきなおみ・瓦礫の中から』 『もうひとりの私〜船村徹作品集』復刻盤=合計3タイトル(10月10日)。

テイチク時代に発表された9枚のアルバムのうち、6枚が10月と11月に3枚ずつ再発売される。
10月…『伝わりますか』 『紅とんぼ/ちあきなおみ 船村演歌を唄う』 『男の郷愁』
11月…『かげろふ〜色は匂へど〜』 『すたんだーど・なんばー』 『百花繚乱』

週刊アサヒ芸能で特集『ちあきなおみ 「伝説の歌姫」との再会!』が連載される(10月〜12月)。

(TV)
たけしの誰でもピカソ 遂に実現!名曲伝説!ちあきなおみ(テレビ東京 2月16日放送)
<セットリスト>
「喝采」 '72年12月31日 第23回NHK紅白歌合戦
「四つのお願い」 '70年11月9日 第1回日本歌謡大賞発表
「夜へ急ぐ人」 '77年12月31日 第28回NHK紅白歌合戦
「矢切の渡し」 '89年3月19日 演歌の花道
「朝日のあたる家(朝日楼)」 '89年3月12日 すばらしき仲間II(中部日本放送・制作)
「昭和の名曲メドレー」…逢いたかったぜ(*1)〜渡り鳥いつかえる(*1)〜柿の木坂の家(*2)」
*1…'89年10月6日 ちあきなおみ・情け歌(朝日放送・制作) *2…'88年9月6日 NHK歌謡パレード'88
「紅とんぼ」 '88年12月4日 演歌の花道
「それぞれのテーブル」 '89年10月6日 ちあきなおみ・情け歌(朝日放送・制作)



2008(平成20年)


前年放送され好評だったテレビ東京系『たけしの誰でもピカソ』でのちあきさん特集・第2弾が放送(1月25日)。

前年、週刊アサヒ芸能で連載された記事が加筆・修正され『ちあきなおみ 喝采、蘇る。』として単行本化される(3月)。


(TV)
たけしの誰でもピカソ 名曲伝説・ちあきなおみ特集 第2弾(テレビ東京 1月25日放送)

<セットリスト>
「黄昏のビギン」 '92年4月18日 愉快にオンステージ(NHK・制作)
「喝采」 '72年12月31日 第23回NHK紅白歌合戦
「冬隣」 '88年10月18日 にっぽんの歌
「紅とんぼ」 '89年3月12日 すばらしき仲間II(中部日本放送・制作)
「すり切れたレコード」 レコード音源+イメージ映像
「ねえあんた」 '85年4月、東京・草月ホールでのライブ映像
「紅い花」 '92年1月31日 華麗にAh! SO (テレビ朝日・制作)

作成協力(大感謝!)・・・アンカーさん、Oysterさん、junさん、みちゃおさん、メリー児玉さん(五十音順)
そのほか「ちあきの部屋」、かつて「ちあきなおみを復活させる会」で情報交換させていただいたみなさん。

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