ブリジストンGR-7000
ブリジストンの大型セダン用タイヤ,レグノには走りに振ったER-55と乗り心地・静粛性重視のGR-7000があります.WebmasterはいままでGR-5000を履いており,今回もその後継タイヤであるGR-7000を選びました.

GR-5000もすごくいいタイヤだと思っていたのですが,ブリジストンのHPを見ると,GR-7000はGR5000からかなり進化しているんです.

騒音が1.6dBAも下がっています.クルマの騒音で1dBA下げるのってすごく大変な事なんですよね.

50%摩耗時,4m弱も制動距離が短い!この4mが人生を左右するかもしれません.

クルマの乗り心地は路面の小さな凹凸を拾って感じる突き上げ感とクルマがおおきく波打つ揺れ,その二つで決まるんですよね.タイヤは主に前者に関係しますが,GR-7000は50%摩耗してもGR-5000の新品時の性能が少し低下した程度なんですね.

上記の表はブリジストンのHP(http://www2.bridgestone.co.jp/hq/index.html)より無断転載.

GR-7000インプレッション
(タイヤを交換した場合,今まで履いていたタイヤがどんなにいいタイヤであっても交換時期には溝はすり減り,ゴムは堅くなっている.それを新品のタイヤに交換すれば,例えそれがいままでのタイヤよりも安価なものであっても乗り心地,静粛性等は改善されるであろう.だから新品のタイヤ同士を同時に履かなければ本当の比較は出来ないが……)
今回はレグノGR-5000を2万キロ強走行後にレグノGR-7000に交換した.GR-5000もまだスリップサインは出ていなかったが,内一本がサイドウォールに少し深い傷があったので早めに交換した.
交換してすぐに感じたのが路面の凸凹を拾ったときの感触が実にマイルドになったことだった.例えれば道路の段差の上にじゅうたんをひいて,その上を走るような感触である.静粛性に関してももちろんよくはなっているが,期待したほどではなかった.ブレーキ性能はわからない.
値段は4本で工賃込みで7万円.GR-5000が9万円近くした覚えがあるので,タイヤもパソコンと同じで新しくなって性能が上がっても値段は下がっている.パソコンも買い時が難しいといわれるが,タイヤに関してはあまりケチらずに早めに交換したい.昔,星野一義のCMでも言っていたが「クルマはたったのハガキ4枚分の面積で地面と接している」わけで,クルマの性能がいくらよくてもタイヤがpoorであれば快適性,安全性共に低下してしまう.特にセルシオのような静粛性と乗り心地を堪能するクルマの場合,すり減ったタイヤを履いたセルシオはその魅力が半減しているのは明らかだ.
レグノGR-7000には40%扁平タイヤも出ているようでインチアップしたクルマにも対応できるようだ.