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セルシオの純正スピーカー(助手席側フロントドア ) 口径:160mm |
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スピーカーの裏 メーカー名の記載はないがアンプ,チューナー等がパイオニアなので同じか? インピーダンスの2Ωが見える. これがくせ者. 以前,Prof.O氏からのアドバイスで「セルシオの純正スピーカーはアンプの出力不足をスピーカーで補っている. インピーダンスとは抵抗. 尚,インピーダンスが小さなスピーカーに交換することはアンプ等が破損する可能性もあるようです. |
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20系セルシオは樹脂製スピーカーボックスにスピーカーがネジ止めされていたので交換も容易だったが,30系はスピーカーボックスは無く,ブラケット一体型スピーカーが直接ドアのインナーパネルにボルト止めされている.
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交換したのは KENWOOD製 入力:50W(最大200W) 純正スピーカーサイズはほとんどが160mmか170mmサイズで装着スペースが設定されているが,本製品はこの限られたスペースに業界初の大口径185mmクラスを装着. トヨタ用とニッサン用コネクターが付属(セルシオにもトヨタ用コネクターがそのまま利用可) |
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純正との比較 コーン部分の奥行き(傾斜角度)は純正の方が深い. コーン部分を手で押さえるとこれまた純正の方が可動範囲が大きい. 口径は当然KENWOODの方が大きいが. |
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バッフルボード 市販スピーカーはそのままでは装着できないのでバッフルボードを制作. エーモンからもバッフルボードがメーカー別に市販されているが今回のスピーカーには径がまったく合わないためバッフルボードを制作. 材料はMDFボードを使用.ショップでもこのボードを使っているそう. 直線と曲線ではカット料金が違う.ボードは安いが工賃が高い! 純正と同じ高さにするために18mm厚のボードを2枚重ねにした. |
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スピーカーの固定に木ねじを使うとMDFボードのネジ穴がバカになるそうなので,鬼目ナットを使用. 下穴を開けておいてから鬼目ナットを6角レンチでねじ込む. |
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2枚のボードを接着剤と木ねじ(3時と9時の位置)で固定. ポイントは鬼目ナットをボードの表面から1〜2mm出しておくこと. 配線コードは溝を掘って通しておく. |
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完成 尚,MDFボードは水に弱いという性質を持っているため,塗装が必要. |
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塗装後,装着 |
感想 バッフルボードを使用する事でスピーカー周辺の鉄板剛性を向上させ,共振を効果的に抑える事ができるようだが,セルシオのドアのインナーパネルは他の車種に比べてもしっかりしている.バッフルボードの効果はあまりないのか? やはりセルシオのスピーカー,他車種に比べてイイ物を使っているのだろうか. 結論:セルシオのスピーカー交換&バッフルボード装着は「労多くして効(あまり)なし」… 最終結論:大音量で音楽を聴く場合はスピーカー交換は効く. |