きしみ音対策
数万点の部品を結合して作られたクルマはそれぞれの部品が擦れたりしてきしみ音が出るのはしょうがないのでしょう.

静粛性がすこぶる高いセルシオと言えどもクルマはクルマ,他車に比べれば少ないでしょうがしっかりきしみ音がします.

静粛性が高いためにちょっとしたきしみ音が他車に比べ余計に耳に付くのもあるでしょう.

20系セルシオもダッシュボードやサンバイザーからしておりました.
30系セルシオ,最初のうちはきしみ音はありませんでしたが,冬になって寒くなってから聞こえるようになりました.
内装材の堅さ等が気温で変わってくるからでしょうか?

今のところ気になるのは左リアドア辺りからのきしみ音.
不整路をゆっくり走るとギシギシという音がはっきりと聞こえてきます.

20系の時もディーラーに数回診てもらいましたが,はっきり言ってきしみ音についてはディーラーは熱心には調べてくれませんでした.走行性・安全性に直接関係がないし,音の感じ方は主観が入ってしまいますからね.
また異音の原因を調べるのは他の修理に比べて大変だろうとは素人の私でも想像がつきます.

やはりきしみ音に対しては自分で一つ一つ原因を探しながら対処していくしかないのでしょうか.

しかし自分できしみ音を消した時の喜びもまた格別でしょう.

左リアドア辺りからのきしみ音は最初,リアシートの擦れる音かとも思いました(リアシートを一度外しているので).

しかし窓を少し開けて走ると,きしみ音が消えるのです(外からの音で消されるのではなく).

ウインドウガラスが窓枠に擦れているようなので図の赤矢印部分全周にアーマオールを塗ってみました.

これによりきしみ音がピタリと止まりました.

本来ならドアの内張も外してガラス位置の微調整をするべきですが.

とりあえずこの姑息的手段で様子見.

尚,ボディー剛性が低いクルマは段差を乗り越えるだけでボディーがきしんで音がしますが,30系セルシオは20系セルシオに比べてもボディー剛性は確実に高くなっております.
Webmasterの車庫は坂道を斜めに上るため車体が捻れるような力が加わります.
20系ではその時にギシギシと出場所不明の音がしましたが,30系は左リアドア以外からは一切きしみ音はしません.

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