デッドニング DEADENING

以前乗っていたクルマでドアをデッドニングし,その効果は実感しておりました.
10,20系セルシオの場合,ドアスピーカーは樹脂製のスピーカーボックスに装着されており,ドアのサービスホールを塞いでもあまり効果がないと思い施行はしませんでした.

30系セルシオはどういうわけかスピーカーボックスがなく,スピーカはドアに直付けです.これならサービスホールを塞いでドアをスピーカーボックスにすれば効果があると思われます.

デッドニングというとドアのインナーパネルに開いたサービスホールを塞いでドアをスピーカーボックス化することだけかと思っていたら,最近はそれプラス,ドアパネルの制振とドア内の吸音も狙っているようです.

昔は重い鉛シートをサービスホールに貼っていましたが今は専用のアイテムがあり,またそれらをまとめたキットも販売されていました.
今回はプライベーターの強い味方,エーモンから出ているデッドニングキットを使用しました.

このセットにフロントドア2枚分のデッドニングに必要なアイテムが入っています.

【キット内容】
  制振シート3枚
  制振シートスタンダード2枚
  吸音シート1枚
  防音テープ4巻
  デッドニング前処理剤4枚
  デッドニング用ヘラ1本
  配線チューブ(50cm)1本
  取り扱い説明ビデオテープ1本
  デッドニングガイダンス1冊

 実売価格8000〜9000円位.


エーモンのHPによるとデッドニングで制振防音吸音することにより,「音にメリハリが出る」「低音が引き締まる」「音域が広がる」という効果があるそうです.非常に抽象的な表現.

制振シートは気温が低いと固くなり,また接着力も弱まるようです.取説にも気温が10℃以上の時に施行,またはドライヤーで暖めてと書いてありました.今回は2月,気温は10℃以下.車庫に電源もない.春まで待とうかとも思いましたが良い案がありました.
ひとっ走りして熱くなったエンジンカバーの上に制振シートを置いておく!
ばっちり柔らかくなりました.

実施編