おとなの時間割 ウンナンタイム 30代vs40代 おとなの発表会
2005年1月15日(土)TBS放送センター8F

 幸運にも参加することができましたので、僭越ながらレポさせていただきます。拙いものですが、当日の雰囲気を感じていただけたなら幸いです。


現地に着いてから会場入りまでのあれやこれや。

 当日は冬の雨。赤坂駅からTBSまでの道のりはひたすら寒かったです。集合場所のTBS放送センター北玄関に17:15ごろ到着。ちなみに集合時刻は17:30。既にかなりの方が集まっておられました。 時間がきて、スタッフの方の誘導で当選ハガキの整理番号順に会場に向かいます。2列に並んで廊下をゆき、大っきなエレベーターで8Fへ。降りたところで別のスタッフさんの誘導でさらに奥へ、そしてまた廊下で並んで待ちます。入れ代わり立ち代わり、廊下を行ったり来たりのスタッフさんはよくわからないけど忙しそう。社内の廊下なのでこのラジオ以外のお仕事の方も行き来してます。脇の壁は掲示スペースで、労組からのお知らせとか貼ってあったりして。放送局って会社なんだな〜とふと思う。
 やがてその先へと列は進み、会場であるスタジオに入ります。○○会議室とかプレートがあった気がしたけど記憶が曖昧…。入室後はきっちり番号どおりではなくて適宜前のほうから座っていきました。客席は丸いスツール、たぶん100以上。でも並べてあるその間隔がちょっと狭すぎというか詰め込みすぎというか、あまりゆとりのない客席だったことが客入れしてみて初めて判明したらしく。みなさん荷物とかコートとか傘とかあること計算してませんでした〜とディレクター氏(トナミさん。前説上手な丸顔の男性でした)からお詫びがあり、結局お客さん各自でイス動かして間を開けました。『おとなの討論会』企画で発言するお客さんのとこへそのつどスタッフがマイクを持っていく予定だったけど、イスの間隔を直したら通路が消えてしまったので、本番中もしも奥のほうに座ってる人が発言する場面になったらその人のとこまで周りの人でマイクをリレーしてくださいとお願いされてしまった(笑)
 室内中央より少し奥、床から一段高くした四角いスペースがウンナンさん達の座るラジオブース。緋もうせんのようなきれいな赤い床のステージでした。それに向かい合わせで並ぶ客席。イベントのタイトルから、30代席と40代席に分かれてるのかなとも予想していたんですが、そういうわけでもなかったんですね。前から3列目までくらい?の左端のほうはステージの横へ回り込んでいて、UNさん達を斜め横から見ることになる席も少し作られてました。この位置の1列目左端から座っていた数名の方がじつは『一芸披露』に選ばれた皆さんで、リハーサルのために先に入場されていたようでした。
 ステージの上、客席側の端から人ひとり通る分よりやや広いくらいの間をあけて、細長い扇形のテーブル。その上にマイクが3本。テーブル向こうにキャスター付きのイスも3脚。どこに誰が座るのかはまだわかりません。ステージ左隅の客席に近い角(UNから見て右斜め前の角)にはスタンドマイク。そこが一芸披露に出られる人の立ち位置、と後でわかりました。反対側の右隅の角には、アナログ針の木目の置時計が、UN側から文字盤が見えるように斜めに置いてありました。
 ステージと客席との間の床に体操のマットがひとつ。最前列のお客さんの足元とほとんど接するくらいにくっつけて敷いてあります。マットとステージとの間は、こちらは人ひとり通れるくらいに開けてあります。
 ステージ後方の両サイドに、おとなの時間割のポスター貼ったついたてが立ってます。その裏を右へ左へ行き交うスタッフの姿が待っている間じゅう何度も見られました。
 そんなこんなで席について、現在18:10くらい? 開始時刻の19:00までここからまた待ち時間が続きます。

本番までもうちょい。

 開始時刻が近づく頃、ステージ上にペットボトルの飲み物が運ばれてきました。3つのマイクの前へそれぞれ、客席から見て左から、お茶と水(伊○衛門&クリスタル○イザー)、お茶と水、紅茶(午○の紅茶ストレート)と水、という組み合わせ。どこに誰が座るのかすごく気になってきた。白い紙コップ、えんぴつと赤ペン、紙を綴じたもの(投稿された『大人の条件』をプリントアウトしたもの?これ読みながらの収録でした。そのほかにどんなことが書いてあるのかはわかんないや)といったものもそれぞれ用意されました。そしてテーブル右端にもボトルが2つ…お、「水鏡無私」だ。
 やがてディレクター氏再度登場、長らくお待たせしてゴメンなさいとまずご挨拶。そして今回の収録、討論会で発言していただく方は本名で呼ばれることになるので(番組HPの応募フォームにペンネーム書く欄を作ってなかったので;)ラジオで読むのは県名と下の名前のみにとどめますが、もしそれでもNGという方は発言の前に匿名希望と言ってください、本番終了後でも申し出てくれれば対処します、編集でカットします、との説明がありました。そのあと拍手の練習、というか拍手の音がどれくらい拾えるかのチェックのためかな、D氏の合図でみんなでパチパチ拍手。
 そしてD氏はステージ右手前(UNから見て左斜め前)にスタンバイ。ジングル出すスイッチをポチッと押しました。

はじまるよ♪

 場内のスピーカーから、いつも聴いてるのと同じ『おとなの時間割・Friday』&『ウンナンタイム〜』のジングルが。でもいつもはジングルのあとすぐに聴こえてくるあの声が、今日はまだ聴こえない。会場の奥からパーソナリティが歩いて登場してそれぞれの席につくまでのタイムラグがあるから…。
 会場奥、左側のついたての後ろから、ウッチャンナンチャン&作家のあんちゃん登場! 盛大な拍手の中、向かって右端の席にまずあんちゃんが座り、続いて中央にウッチャン、左にナンチャンが着席。

 ウッチャンは茶色のベロアのブレザー型ジャケットにグレーのTシャツ、ブルージーンズ、白っぽい靴下に薄茶のスリッポン。前髪が眉にちょうど届くくらいで自然な分け目になってる。後ほど席を立った時に見えた後ろ頭は頭頂部の真ん中から後ろにかけてのひとふさが他よりも若干明るい茶色だった気が(白髪染め&照明の加減ね) ナンチャンはオレンジがかった赤の薄手の丸首セーター(肩とか袖の縫い目が表に出て線になってるデザインっぽい)、色落ちしてる黒ジーンズ、グレーの靴下にひも靴。右サイドに流した茶色の毛先がクルンってなってた。右のほっぺにポツンと赤いのが見えるからメイクはしてないのかな。あんちゃんは紫の丸首セーターにブルージーン、足元は見えなかった。(服の色とか素材とかは、側に寄って見たわけじゃないので本当のところよくわかりません。Tシャツかもしれないしニットかもしれない。単色じゃなくて細かいストライプとかかもしれない。ウッチャンのシャツはフリースのようにも見えたけど気のせいかな〜) ウンナン2人はワイヤレスマイクもつけていて、ウッチャンのシャツの前身にコードがちょっと見えました。

 客席を見てやたら楽しそうに笑うナンチャン。おぉ〜来てるねぇ〜♪って顔?ウッチャンも照れ笑いみたいな顔だけどこちらも幸福そう。番組初の公開イベントをUNも楽しみにしてたんだろうな〜。
 でもフリートークの始まりは客層が30代40代であることのいじりから。10代みたいな黄色い歓声が無かったとか(^^;) ヨン様を待ってる成田空港とかぶってるとか。集合時間きっちり守ってたとか、ケータイ切ってるとか、今日は10代20代の客とは違うぞ的な指摘がしばし続きました。
 30代と40代それぞれどれくらいいるのか? 手を上げてもらったら7:3くらいで30代が多い。ちなみに今日、じつはラジオ聞いてないけど来た人? って訊ねたら2人ほど手が上がった(!)
N 「2人、ひやかしで来ています」(笑)
 今日がじつは今年最初のウンナンタイムで、年明けのOAは年末に録音したんです、とナンチャンから告白が。「生放送じゃなかったんです!」 もちろんみんな知ってます。最初だから、とUN2人やおら向かい合って頭下げ、「旧年中はどうも」「今年もよろしく」てなご挨拶してました。

 オープニングトーク、正月は何してた話。ナンチャンは帰省しなくてずっと東京にいたというので、そうか出産準備があるからね、とウッチャン気付いたのをうけてナンチャン、
N 「そう、出産じゅんびば…」
 ナンチャン初噛み(^^) 年明けて最初に東京の外に出たのが千葉のベビザらスで、ナンチャンの目下の悩みはベビーカーのA型とB型どっちを買うかってこと。アップリカかコンビかマクラレンか…と語るナンチャンに、ウッチャン「専門用語!」と目を丸くしてます。
(ちなみにベビーカーのA型は産まれてすぐに使えるもので、B型はお座りできる赤ちゃんに使うもの。頑丈で安全なのはA型、持ち運びが楽で長く使えるのはB型。さぁどうするナンチャン)
 あとナンチャンはマツケンさんへ年賀状を出していて「賀正」って書いたんだけど後でそれは誤りだったってわかった。と、いう話をしていたら、客席からもそうそう、って頷く声があり、すると、その声のところへスタッフがすかさずマイクを持っていく。今日のイベント、普通の観覧と違って客席もしゃべりたい人はしゃべっていいのね。というわけでそのお客さんから、「賀正」などは略語なので目上の人には「謹賀新年」などの長い言葉を使わないと失礼にあたる、との解説をいただきました。大人だね〜とUNさん感心。
U 「でも目上といっても、一の谷で一緒に駆け下りた仲間だし」
 ウッチャン…「義経」第一話見たのね(^^) ものすごく駆け下りてたね。はーっ!って弓引いてたね。と、ウッチャンに言われてナンチャン照れ笑い。
N 「あのシーンすごく時間かかったのに…」 OAでは短かったですね;

 ウッチャンの正月は、いつもと同じく…と喋り始めたらナンチャンすかさず「じゃあいいや」とバッサリ。
N 「どうせあれだろ、田舎帰って家族と温泉行って親父さんと飲んで」
U 「…終わった。俺のフリートーク終わった」
 ナンチャン正解出しちゃった(笑) 今年のウッチャンのお正月は、ご両親と妹さん夫妻とその息子さんとの6人旅でした。甥っ子かわいいー!って顔ゆるんじゃってる。。待ち受け画面!待ち受け画面!って叫んじゃってるし。本気でかわいいんですねー。そんなかわいい幼児を乗せてるからと、慎重に慎重に運転したというウッチャン。
U 「ゆーっくり運転したんです」 ふむふむ。
U 「70kmくらいで」 あれ?
U 「高速を」 …あ!
 それ逆にあぶないだろ、とナンチャンつっこみ。そんな運転で、そして道にも迷ったので、予約してた宿に着くのが予定よりすごく遅れてしまった。そしたらやっぱり宿の人がもうおむずかりで、機嫌すごく悪かった。連絡もないし、こちらから連絡しようとしてもつながらないし、って。…冷ややかな対応だった、っていうのを「おむずかり」って表現するウッチャン面白い。なんでそんなソフトなんだぁ。
 携帯はトランクのほうに入れてたので連絡できなくて…と言うウッチャンにナンチャン「子供!」 とにかく、時間が遅いので大急ぎで男風呂入って、結局湯冷めのような状態で夕食、そしたらその宿は料理長のこだわりとかで食事する部屋に暖房を入れてない。客席から「えーー!」と驚きの声。
 でもそうこうするうち、2時間ほどして宿の人の様子がなんか変わってきた。どうしたのかな? と思ってたら、ウッチャンのとこにつつっと人が寄ってきて…「内村さんに似てらっしゃいますね?」だって。。…ビックリした(笑) 今の今まで、へぇ、ウッチャン一家が泊まりに来てるっていうのにずいぶん毅然とした旅館だな、迷惑かけたんだからしかたないか、とか思いながらトーク聞いてたんですよこっちは。けど、なんだよ、気付かれてなかったのかよ〜!
N 「で、『そうです。私がマモーです!』 って答えた」(笑)
 ナンチャンがそうボケると、マモーで反応して客席からすぐに笑いが起こるので、おー同世代♪って喜ぶナンチャン。「宿題イヤー!」もやってくれた(^^) このへんだ、この世代だ、って、笑ってる客席指差してナンチャンご満悦。
U 「このへんだ、って(笑)ラジオはいろんな世代の人が聴いてんだから」
 ウッチャン本人とわかって宿の対応イッキに変わってそこからは快適な旅になった。帰る時には従業員総出で「さようなら〜」と手を振る感じで、と、その「さようなら〜」の手振りをウッチャンもしながら喋ってた。和服の女性がゆったりしとやかに振るみたいな上品なしぐさでした。
 帰京したあともう一度温泉へ、今度は大竹さんとウドさんとで熱海に行ったという話に続きました。客席からほぉ〜と声が。でもナンチャンは「もっと他のヤツと行けよ;」
 そこには日本一広いというお風呂があった。60M×30Mの、と聞いてナンチャン「オリンピックのプールよりでかいよ!」とびっくり。
N 「お湯ちゃんと替えられるの? 絶対中で子供がおしっこしてるよ。ダメだよ〜って言いながら大人もおしっこしてる」(笑)
 とにかく大きなお風呂、王朝風呂というらしい。
U 「ただし、なに王朝かはいっさいわからない」 そこをつっこむのか(笑)
 お風呂に上段と下段とあってすべり台までついていた。なので5、6回すべった。そして5、6回すべった後で、大人は乗らないで下さいと注意書きがあること気付いた(笑)

 といったトークをしている間、D氏は横で『おとなの討論会』と書いたカンペを持って立ってました。UNがそれ見て、そろそろ討論会に行く?と聞いたけど、フリートークが面白いので(^^)その時は行かなくてもう少しトーク続けることに。

 トークの途中、ワイヤレスマイクの調子がよくないので1回直させてください、ということで収録中断する場面もありました。話を止めちゃって申し訳ありませんとD氏。ウンナンの後ろにスタッフが出てきて、ウッチャンが後ろにつけてるマイクの箱?を直す作業が始まりました。ウッチャンは、あ、私のなんですね、って気がついてイスから腰を浮かして、テーブルに両手をつく感じの中腰の姿勢でその作業が終わるの待ち。
 …妙〜な時間が流れてます(^^;)
 ウッチャンの中途半端な姿勢に気がついてナンチャン「立つなら立つ!」とつっこみ。こういうところに年齢が出る、まっすぐ立っていられなくてすぐどっかに手をついちゃう、とか言われちゃった(笑) 作業が終わってウッチャン再び席につき、マイクに向かってチェックチェック・ワンツーワンツー、とかテストの声出してます。南原さんからも音くださいとD氏に言われてナンチャンもチェックチェック。

 トークを終えて次はいよいよ『おとなの討論会』。D氏がスイッチ押すとCM行く前のいつものジングルがスピーカーから流れます。でもCMは入らなくて(当たり前;)すぐに討論会の収録スタート。

BACK NEXT