みなさんはご両親から愛されたという記憶があるでしょうか?
もしかしたら、ないという人もいるかもしれませんね。
でも例えご両親からは愛されなかったとしても
誰かがみなさんを愛してくれていたのだと思います。
病気になったときに看病をしてくれた人、
ひとりで寂しそうにしていたときに「大丈夫か?」と声をかけてくれた人、
例え小さなことでも誰かには愛されていたのだと思います。
僕はこの両親の元に生まれてこれた事を感謝しています。
それでも思春期は当然のごとく、父を嫌ったり否定したりしていましたが
社会人になり自分が働くようになってからは
「やっぱり父はすごいんだな」と思うようになりました。
今日はそんな父とのエピソードを書こうと思います。
今から4年ほど前に1Fの書斎みたいな部屋の模様替えをしようとして
大きな家具を数点、移動したのです。
そしてその時に父がいつも使っているパソコンデスクの引き出しの中から
数枚の10円玉が出てきました。
その10円玉には
『幸司から(誕生日プレゼント)昭和51年12月25日』
『幸司から 昭和52年12月25日』
『幸司から 昭和53年12月25日』...て
紙の切れ端に小さな文字でそう書かれており
それをセロテープで巻いて10円玉に貼り付けてあったのです(^^)
多分僕が小さな頃、誕生日が来るたびに父に10円玉をプレゼントしていたんでしょうね(笑)
それを父は大事に取っていてくれたんですよね。
それを見たときに「ああ、僕は大切にされていたんだな」と思いました。
10円って大人から見たら本当にちっちゃな額で...
けどその時の父にとっては、大きな、とても大切な10円玉だったのだと思います。
(僕が自分で言うのも変ですね^^)
その10円玉を発見した4年前
改めて親が子を思う思いを大切にしたいなと思いました。