♪過去の雑談♪(単なるゴミ箱ですσ(^o^ゞ

▼ 2009.01/04 -

新年明けましておめでとうございます。今年も何卒、宜しくお願い申し上げます。<(_ _)>
と、まぁ一応形式だけ。

さて、昨年の1月6日に、私、こんな事を書いたのですが、しかし結局、衆議院の解散総選挙は行われず仕舞いで、つまり私の予測は外れました。お詫び申し上げます。(⌒・⌒)ゞ
しかし。今年は、絶対、総選挙は行われます!何故なら、前回の衆議院総選挙が行われたのが2005年9月(※おー、小泉元首相の下で行われた『郵政解散』、もう3年半前になるんですか。時の経つのは早いね!)であり、衆議院議員の任期が4年である以上、このまま衆議院が解散無しで任期満了したとしても、秋口には必ず総選挙がある訳ですよ。もはや予測ではなく、単なるスケジュールになってますが…(*´ー`)

まぁ、はっきり言って、この景気の悪い中では、与党にとって非常に厳しいでしょうね。日本に限らず、世界のどの民主国家でも、「景気が悪ければ野党が勝ち、景気が悪くなければ与党が勝つ」というのは、歴史的事実ですからね。
例えば、直近の例で言えば、昨年11月4日のアメリカ大統領選挙。9月に、いきなりアメリカを襲った(※注1)金融危機→世界恐慌的大不況という流れの中では、「変革」を訴えたオバマ候補が勝つのが、必然。逆に言えば、9月の金融危機が無く、アメリカが好景気のままだったなら、マケイン候補が僅差ながら勝った可能性が高い。ことほどさように、政権交代と景気の不況は連動してます。

そういう法則からすれば、今年中に日本の景気がV字回復するのは殆どあり得ないだろうという読みからすれば、年内の総選挙で現・与党勢力が負けるのは、ほぼ確実でしょうね。但し、いち早くその流れを察知した(与野党問わず)議員たちから、いわゆる「政界再編」の動きも出てきているようなので、今の、「自民・公明」vs「それ以外」という枠の中での政権交代になるのかどうかは、全く分かりませんが。

更に言えば、選挙前の政界再編があるかどうかはともかく、選挙後の政界再編の可能性は、かなり高いと思う。というより、政界再編は、なければならない、と私は思う

今、参議院は野党が過半数ですよね。2007年夏の、安倍首相の下で行われた参議院の改選で、例の「消えた年金問題」等により与党が惨敗した結果ですけど。一方、衆議院は、2005年秋の「郵政解散」という小泉首相の奇策によって与党が大勝した時の議席なので、与党が3分の2を超える、絶対安定多数。
このいわゆる「ねじれ国会」現象の為に、外交・安保に関わる法案や、本予算・補正予算などの重要法案すら、おいそれと成立させられない。つまり政治および行政が、停滞してしまっている
その弊害の最たるものが、最近で言えば、「派遣切り」「期間従業員切り」で失職した人達を、政府がサポートしようとするものの、野党が対案を出して対抗してくる為に、「時間との勝負」の政策であるにも拘わらず、結局迅速に対処できていない。
野党が「政策より政局」優先の戦術を取る限り、どうしても、衆議院で可決→参議院で否決→衆議院の3分の2以上で再可決・成立、という手続きを必ず経なければならなくなってしまっているので、一つの法案を法律にするのにやたらと時間が掛かるわけ。

しかも、次期衆議院選挙の結果、今の与党が2/3を下回るのはほぼ100%確実。そうなると、参議院で否決された法案を、衆議院で再可決という手も、もう使えない。
もっと怖いのは、衆議院での今の野党勢力が、次期衆院選で過半数を取り、かつ、全野党が共闘して連立与党を組むのならば、衆参のねじれ現象が解消される(=政治の停滞が解消される)わけだけど、そうなる保証も無い。
何故かと言うと、今の野党の中には、共産党や社民党のように、「与党として政治の結果に責任を持つ」事など、毛頭考えてもおらず、ただ吠えたい事を吠えてるだけの政党もあるわけ。そういう人達が、仮に、民主党が衆院選で第一党になったとしても、民主党と連立を組むか?というと、かなり疑わしい。しかも悲しいかな、今の民主党に、単独で過半数を取れるほどの力も無い(と思う)。単に、自民党が失策続きで、相対的に民主党が浮上してきただけで、ほんとの地力はまだ持ってない。

もし、共産・社民が民主党との連立で与党に入る事を拒めば(と言うより、民主党が共産・社民との連立を拒む気がするが…(^.^; )、衆議院では「与党無し」状態になってしまう。こんな事態は、あってはならぬ事なので、結局、「政界再編」は、国の為にやらざるを得なくなると、私は思います。

まぁ、何れにしても、今年は景気の面で言えば非常に厳しい年になるでしょう
評論家的な事を言ってますが、私も、無論、勤め人なのでその影響は受けざるを得ず、例えば、この夏のボーナスは、「無し」も十二分に考えられると既に覚悟しております。それどころか、給料の(事実上の)減額も、ある程度覚悟せにゃならん。既に、他の部署(※主に営業系と事務系)の人達は、「残業時間を勤務表につけるな」と、非公式ながら去年暮れに言われたそうです。(※そりゃ「非公式」になるわな、「公式」な通達だったら労基法違反になるもんね(=^^=) )
私の居る部署は開発の部署なので、今のところまだ「残業をつけるな」とは言われてませんが、しかし近いうちに言われるだろうな、と思ってます。
会社の、特に下期の業績が惨憺たる状態なのは、私もよく知ってますので。仮にも上場企業だから中間決算とか発表してますからね。

しかし、暗い時こそ、前向きに、楽天的に考えられる人間が、強い
私は幸か不幸か、昔から「まぁ何とかなるでしょ」とお気楽に考えるほうなので、実は、今の不景気も大して気にしてません。世の中がそう言ってるので、一応合わせてるって言うかね。\(^-^)/
要するに実入りが減れば、減ったなりの生活をすれば良いだけ。いくら貧乏でも、今の日本で、本当に餓死する人は居ない。
収まらない嵐は無いのだから、嵐の間はじっと我慢し、次へのエネルギーを貯めておくべきでしょう。
そういう事です。

このご時世だから、色々苦難はあるだろうけど、それも後から振り返れば楽しい思い出にしてしまえるよう、逞しい気持ちでいきましょう。

(※注1)金融危機が「いきなり襲った」というのは、実はちょっと見方が浅薄ですけどね。アメリカのサブプライムローンの問題点は、既に2007年夏には完全に表面化していたのであり、つまり今回の金融危機が起きる1年以上前には、問題化していたわけ。なのに、結局、リーマンブラザーズという金融界の超大手が破綻するまで、これといった対策(※この場合、危険な金融商品の規制という形になるわけだが)を打たなかったアメリカの金融当局が阿呆すぎるというか、無責任すぎただけ。だからきちんと観察しておれば、決して「いきなり襲ってきた」金融危機でない事が分かりますわね。

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