実は骨折回復に臨んだコツと紹介する臨床例の治り方のコツが、

実は全く同じ「リクツ=原理」だったからです。

骨がつながったのと、喘息がどこでどうつながるのか?


それは原因としての悪因子をやっつけるよりも、

【 すでに治ろうとしている働きに協力する 】この点で原理的なつながりがあるのです。


あなたが喘息の問題を持っているのかご関係のある方なのか私には分かりませんが、
どちらにせよ本人様に改善能力があるとお思いですか?

それとも、「本人には改善する力、自然治癒力、肯定的な力、こういったものが全く、
全然、皆目無いから患うのだ」そうお思いですか?

それなら臨床例にでて来る人たちとあまり変わりありません。
みなさん、自分の中に改善する力があるとはそれほどは思っていなかったらしいのです。

素人とそうでない者の差でもあるかもしれませんが、
私は本人がそうでなくてもその人の中に治癒力があると思ってお手伝いしております。

骨折であろうと、喘息であろうと、とにかく意識以前に未知の力があることは確かです。

それは体の持主が信じていなくても本来働いている作用です。
それが、ここにはこういう方法で、こっちには別の方法でと原理的に別のものであるという気が私にはしないのです。


あなたにとって、あなたを信頼してくれる人が大きな価値を持っているのと同じで、
少しでもご自分と体を信頼してあげることはより大きな力を持ちます。

体調が悪いと、自分が駄目な人、無能な人になったようで、つい自分を虐めたい気にもなるかもしれません。
でもそれはよい結果を生みはしません。


是非あなたの「体のアイデア」に気づいていただければと思います。



あ、それから、誤解を招かないために申し上げておかなければならないことがあります。

「整体」この言葉は大変な一人歩きをしておりまして、カ○○プラ○○ィックや日本古来の
柔道整復の技術や、気で人を飛ばしたりといった類いの解釈を受けてしまう傾向があります。

しかし、私が行なっているのはそれらとは一切関係ありません。
ポキッとやって気持ちよいことがあったり、確かに症状が改善されることもあります。
でも、私はそういうことはしませんし、追求しているのは「治り方」なんです。

また、動く余裕の無いとことは決して無理に動かしてはなりません。
特に首は要注意です。かなり危ない一面があります。

もし、そういう瞬間的な技にあなたが出くわすようなことがあり、少しでも嫌な感じがしたら、
必ず「嫌だ!」ということを訴えてください。(それはもちろん私に対しても同じです。)

それを受け入れてもらえない場合、さっさと帰った方が無難です。
あまり書くと営業妨害になるのでかけません。

あの技を開発した人は一人に最低30分くらいは問診をする大変慎重な人だったそうです。

それから、凝っているからといって、既に異常緊張を起している処を強く揉むのもいけません。
後で余計に硬くなり、相関関係で弛緩している処は更に弱ります。これは喘息に限りません。

それと「気」、これはあるのかないのか分かりません。誰も見た人はいないはずです。
私もこれは否定も肯定もできません。

最近のテレビ番組では世界中の不思議なできごとを沢山紹介しています。

その中にはシンクロ現象(意味のある偶然の一致)がよく紹介されます。
もしかしたら見えないつながりがそうさせているのかもしれません。

それを説明しようとすると日本古来の「気」という言葉が一番手っ取り早いことも確かです。

そして「いや、それは気のせいだ」と言ってしまえばただそれだけのことです。



体、メンタル両方と言いましても何を入り口にするかは私が決め付けることはできません。

心身の状況をよくみて、またクライアント様とお話をよく聞いた上で進めております。


まずは手当て法を覚えられれてもいいですし、体操もなかなかいいです。動きが綺麗になります。

どうしてかというと腰と腹に力が集まるように設計してあるからです。

背が伸びたりスマートになる効果もあります。

ご自分の興味の湧くところから喘息の治る条件を整えていかれたら良いと思います。
なんで喘息ではなくて骨折の話なのか?
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