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convはconvergenceの略で、そのまま訳すと“収束”という意味になる。軍用機の場合、これは自分の撃った弾が収束する地点のことを指す。“.conv”コマンドは、自分の撃った弾がどれくらいの距離で収束するのかを設定するためのものだ。ここではconvコマンドの使用方法とその効果について解説する。

上の図の青い線は7.7mm機関銃の弾道、赤い線は20mm機関砲の弾道を示す。この図のSpitfire MkVの機銃はすべてまっすぐ前に向けて取り付けられていて、弾丸は収束しない。なお、WWIIOnlineではこのようなconv=無限という設定はできない。

弾丸を収束させない利点は、弾を命中させられる範囲が広いことだ。その代わり、敵機の特定の部分を狙って集中的に弾を命中させることができないのが欠点となる。
WWIIOnlineの場合、敵機の急所(パイロットや燃料タンク)に弾を命中させないと撃墜するのが難しい。上の図のようにBf109が相手だと、Bf109の胴体に弾を命中させないと致命傷を与えることができない。胴体以外の部分に弾を命中させても、無駄とまでは言わないが効果が低い。このことを理解した上でもう一度上の図を見ると、せっかく6門も機銃を搭載しているのに、後方から撃ってBf109の胴体に命中させられるのは、そのうち1〜2門しかないことが分かる。これはかなりもったいない。

今度の図では、弾丸の収束距離が設定されている。弾丸が収束するまでの距離をConvという。

Convの位置で敵機を捉えれば、搭載しているすべての機銃で狙った所に命中させることができる。

Convの効果は機体によって差があり、Bf109F-4やBf110-Cのように機銃を機首に集中装備している機体の場合、Convの影響を受けにくい。
また、Convは横方向だけでなく弾道の縦の方向にも影響を与える。
Conv 300mの設定
左側:20mm機関砲の弾道
右側:7.7mm機関銃の弾道
Conv 800mの設定
左側:20mm機関砲の弾道
右側:7.7mm機関銃の弾道

300m先の地点に収束させた場合、20mm機関砲の弾道と7.7mm機関銃の弾道はほとんど変わらない。それに対して800m先の地点に収束させた場合は、7.7mm機関銃の弾道が大きく山なりになっているのが分かる。
弾道を横から見た図

(Spitfire MkVの)20mm機関砲の弾の重さは130g、7.7mm機関銃の弾の重さは11.3g。20mm機関砲の弾の方が7.7mm機関銃の弾の10倍以上も重い。20mm機関砲と7.7mm機関銃の弾道の違いは、ピンポン球と小石を10m以上先の地点へ向けて投げるときに、重さの軽いピンポン球の方をより山なりに投げる必要があるのと同じことだ。種類の異なる機銃を搭載している機体の場合、Convを長めに設定すると、このような弾道のずれが生じることを覚えておこう。
Convの設定方法
Convを設定するには“.conv (数字)”とチャットウインドウに入力する必要がある。例えば“.conv 200”なら200m先に弾が収束し、“.conv
500”なら500m先に弾が収束する。設定できる距離は100〜800mの間に制限されていて、“.conv 9999”と入力しても800mに設定される。
Convの設定は機銃の取り付け角度を変えるので、出撃中にConvを変化させることはできない。Convを設定した次の出撃で設定が有効になる。一度Convを設定すれば、ゲームを抜けるまでその設定は有効だ。なお、初期設定ではConvは300mに設定されている。



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