【その時歴史は動いた】

第233回  二宮金次郎 天保の大飢饉を救う

<本放送> 平成17年9月14日(水) 総合 全国
<再放送> 平成17年9月23日 (金) 総合 全国
<再再放送>平成18年3月15日 (水) 総合 全国

出演者 松平定知 アナウンサー ゲスト 内橋克人(経済評論家)

番組概要

その時:天保8(1837)年春4月

出来事:天保の大飢饉で二宮金次郎が小田原領民四万人を救済
 幕末に起きた江戸時代最大規模の災害、天保の大飢饉。この時、全国の村々の救済に活躍したのが農民・二宮金次郎だった。勤勉の象徴として知られる金次郎だが、その名を残したのは大災害が続発した幕末、独創的な手法で村々の復興を次々と成功させたことにある。金次郎は、規則に縛られる役人達たち対立しながら、瀕死の困窮民の支援に奮闘。小田原領民四万人を一人の餓死者もなく救うことに成功した。番組では、知られざる金次郎の奮闘を描く。

番組の内容について

○イントロの音楽について
歌「二宮金次郎」→「新訂尋常小學唱歌全集」に収録

○金次郎像のある小学校について
鹿沼市立中央小学校(栃木県鹿沼市今宮町)

○金次郎の松について
神奈川県小田原市栢山 酒匂川にかかる報徳橋付近の松並木
(小田急線 栢山駅下車 徒歩5分 駅前に二宮金次郎関係の案内板があります)

○金次郎が学んだ論語の一節について
「己に打ち勝てば、天下はその仁徳に従う」

○二宮金次郎の生家
小田原市栢山 尊徳記念館脇(問合せ:Tel 0465-36-2381)

○表彰状について
栃木県二宮町 二宮尊徳資料館内で閲覧できます。
(問合せ:二宮町役場 0285-74-0107)

○嘆願書について
(問合せ同上)

○役所の建物について
桜町陣屋(見学は可能です。 問合せ同上)

○貯蔵記録について 
小田原市報徳博物館 蔵
(問合せ:〒250-0013小田原市南町1-5-72 Tel0465-23-1151) 

○金次郎が役人達に言った言葉について
「政治が行き届かず、飢饉に及んで民を死にいたらしめるとすれば、一体なんと言って天に謝罪するのか。」
「それならば、許可状が到着するまでの四日間、我々役人一同も飢えた民同様に、断食すべし。」

○金次郎が農民達に言った言葉について
「代々同じ村に住み、同じ水を飲み、同じ風に吹かれた村民ではないか。死ぬのを黙って見ている道理はあるまい。貧乏人の中には怠けてそうなった者もおり腹が立つだろうが、それでもなお銭一文を施し、米ひとすくいを与えるのが人情というものだ。未来の実りを信じて今こそ飢餓を救うのだ。」

○報徳金台帳 
報徳博物館 蔵(閲覧不可 連絡先上記)

○二宮金次郎の墓について
栃木県今市市 報徳二宮神社
(問い合わせ:Tel 0288-21-0138 見学できます)

○幸田露伴本 「二宮尊徳翁」
 ※絶版ですが、大きめの図書館には置いてある所もあります。

○雑誌「青年」 ※報徳博物館所蔵

○一円札  ※同上 所蔵

○大人の金次郎像について 
 @栃木県今市 JR下野大沢駅
 A栃木県二宮町 二宮尊徳資料館前
 B小田原市栢山 尊徳記念館前
  小田原市栢山2065-1  0465-36-2381
番組中に登場した資料について

参考文献
(主な入門書として) 
「二宮翁夜話」PHP研究所
「代表的日本人」(岩波文庫)ほか