それは『ゆうパック』でやって来た。


         2007年初夏。

         夏コミケ用の原稿修羅場中に『ゆうパック』が届きました。
         差出人は自分が同人に足を突っ込んだ当時からの恩人・M女史。

        「突然何を送って来たんだろう???」(事前連絡が何もなかったもので・笑)
        と荷物を開けてみたら、入っていたのが『吟遊黙示録マイネリーベ』と
        『吟遊黙示録マイネリーベ-wieder-』のDVD。
         そう言えば、この間イベントでお会いして「何か最近面白いアニメとか
        マンガとかないですか?」とお聞きした時に、このアニメの話しがでたような・・・。
         でもって、“こんどDVD貸すね”と言われたような・・・。(笑)

         原稿中だったので、BGMならぬBGDVDで通しで1回観てみました。
         その時の感想は、「ナオジが割と好みかも・・・、ツンデレは好きだけどルーイ
        はデレ部分が少な過ぎなんだよなぁ・・」って感じでした。
         件の兄弟については「うわっー、こいつら!!」とは思いましたよ、確かに。
        (まぁ『-wieder-』の最終回観れば誰でもそう思うだろう・笑)
         あと「兄ちゃんが生きていると言うことは、弟もどっかで生きているんだろうなぁ・・」と。         

         そんなこんなで数カ月経ち、10月。
         出張先に「たまにはこう言う、毛色の変わったDVDを持っていってみようかしら?」
        (職場はDVDとかCDとかをかけっぱな所なので☆)と『吟遊黙示録マイネリーベ』と
        『吟遊黙示録マイネリーベ-wieder-』を持って行った訳です。
         で、『-wieder-』の最終回観ていたら、上司が一言。
         『あっ、ちゃんと弟(ベルーゼ)生きているじゃん!』
         えっ? 明確に生きているって判るシーンあったっけ???
         DVD戻して、よくよく観てみたら、いたよ、弟!!
         兄ちゃんが乗りこんだ車の窓ガラスに映っているよ! 
         しかも、何なんだ、その憑き物落ちたような穏やかで安心し切ったような横顔は!!!!!

         うっかり『ハマった』瞬間でした・笑

         まぁね、“自分など誰にも必要とされていない”と思っていたのに、兄ちゃんが
        文字どおり命懸けで追って来たんだものね、そりぁ『オチる』よ!
         ああなっちゃうと弟は兄ちゃんが『絶対』な存在になるだろうし、兄ちゃんは
        弟が初恋だから(笑)、きっとメッチャ弟の事甘やかすんだろうなぁ・・・。
         弟、未経験な事が多そうだから(誕生日を祝ってもらうとか、クリスマスを家族で
        過ごすとか)兄ちゃんが色々とやってあげるといいよ!
         でもって、1から弟を育て上げるといいよ!!!(うっとり)← 注:兄ちゃんも弟も
        オヤジだけど..orz
         最後の穏やかで安心し切ったような横顔を知ったあとに最初からDVD観ると、
        もうベルーゼ先生の言動が可愛く見えて仕方ないです!(オヤジだけど・笑)
         裏で悪事を画策すればするほど(←悪役なので)、『最後、兄ちゃんにデレデレに
        なるクセに!』と突っ込まれずにはいられません!!

         いや、ホント良いですよ『ヴェルナー×ベルーゼ』!!!
         萌えます!

         が、同人的にはあまりに不毛でした・・・orz
         なにせ『マイネリーベ』で活動しているサークルさんもサイトさんも絶対数が
        めっちゃ少ない!
         そのうえ、『ヴェルナー×ベルーゼ』なんて言うマイナーカプを扱っている所など、
        1サイトさんしか見つからない!!!!
         普通に『マイネリーベ』が好きなお嬢様方は、『ヴェルナー×ベルーゼ』に嵌る
        タイプのお嬢様方ではないからな・・・orz
         “自分に対して執着がなくて、素直じゃなくて、ひとりで色んな物を背負い込んで
        強がっている分、弱い所を突っ込まれると脆い”と言うキャラが好きな人には
        堪らないと思うんですけどね、ベルーゼ先生って!(笑)

         そんなこんなで、本気で『ヴェルナー×ベルーゼ』同志募集中です!!
         サークルさんとか、サイトさんとか、同人誌(!!)の情報をお持ちの方は、是非是非
        御一報を!!!!!!!!
         『吟遊黙示録マイネリーベ』ってどんなん?? と御興味を持った方もお気軽にお声を
        掛けてくださいまし! 絶賛、布教中です!!!


        【ベルーゼ先生ってこんな人(笑)】

        ○クーヘン王国の貴族であるユーグナー伯爵と愛人であった母との間に誕生。
        (ヴェルナー校長はユーグナー伯と正妻との間の嫡子なので、ベルーゼ先生とは異母兄弟)

        ○母親共々、父親であるユーグナー伯に捨てられる。

        ○子供の頃(10才くらい?)、屋敷に父親を訪ねてくるが門前払いされる。
        (この時、兄ちゃんは弟に一目惚れしたんだよ!!)

        ○門前払いされたすぐ後に、母親死亡。
        (後ろ楯もなく、1人でどうやって生きてきたのか非常に気になります・笑)



        ○教師としてローゼンシュトルツ学園に潜入。

        ○王弟を唆し、国王暗殺を企てるが失敗、逃亡。



        ○再びクーヘン王国に現われ、国を揺さぶる陰謀を企てるが、再度失敗。
        (駄目すぎです、ベルーゼ先生・笑)


         ベル−ゼ先生の生い立ち、誰かを思い出さずにはおられません!(笑)

        ちなみに、ヴェルナ−校長の声は大川透氏です・笑