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更新:2004/7/2  
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SUSE Linux 9.1 Personal(FTP版iso)のインストールと日本語環境の設定

 SUSE Linuxって?
SuSE 9.1 では、Windowsなどとのデュアルブート環境でインストールすると、PCの機種によっては不正なパーティションテーブルを作成し、他のOSが起動しなくなる不具合が確認されています。
私の所有している自作PCでも同様の症状が発生しました。緊急回避的にWindowsを起動するようにする事はできますが、確実に起動できるようになるとは限りません。
これは、kernel2.6のバグのようで、Feodra core2などでも同様の症状が発生します。
このため、SuSE9.1やFedora core2をデュアルブート環境で利用されるのは、個人的にはお勧め致しません。


 SUSE Linux ドイツ生まれのLinuxディストリビューションで、最近Novellの傘下になりました。これから日本市場でもかなり注目できるディストリビューションです。
 このSUSE Linuxは、YaSTという強力なシステム設定ツールを持っています。
 ほとんどこのYaSTからGUIで設定できますし、自動でのハードウェア認識もすばらしい。
 で、言うなれば、オートマチックディストリビューション。初心者にはかなり使いやすいディストリビューションだと思います。(RedHatやFedoraよりお勧め)
 ただし、設定ファイル直接いじる場合は、少々戸惑いますが、、。

 で、何で今ごろ取り上げたかってのは、今までのSUSEはパッケージ版(ProfesionalとPersonalがあり、Profesional版のみ日本語環境用パッケージが同封)をぷらっとホームで購入するか、フリー版はFTPインストールする必要があったからです。
 *最近、Novell Japanより日本語環境に特化したパッケージ版も発売されました。richoフォントやAtok Xも付いてます。
 FTP経由でのインストールは面倒なので、私は、9.0Profesionalをぷらっとホームで購入し利用していましたが、なんと、最近、9.1 Personalの簡易isoイメージが公開されました。
 (i386版のみで、日本語環境は含まれていません。これらは後でインストールします。)
 で、これなら結構お手軽に利用できるため、ネタ追加となったわけです。Novellの太っ腹!。
 是非この機会に、SUSE Linuxを試してみてください。これ、すごいですよ!。
 気に入ったら、パッケージ版を購入してNovellの売上に貢献し恩返しするのも良いですね。

 FTP版isoの入手
 SUSEのサイト、http://suse.com/のDownloadから入手できます。日本のミラーサーバは以下の2箇所です。
 ftp.novell.co.jp/pub/suse/suse/
 ftp.kddilabs.jp/Linux/packages/SuSE/
 入手するisoイメージは、SUSE-9.1-personal-x86.isoです。
 これをCD-Rに焼いてインストールCDを作成してください。

 インストール
 前述したように、SUSE-9.1-personal-x86.isoからインストールした場合は、日本語環境用のパッケージやGnomeパッケージは含まれていません。
 これらは、インストール終了後、パッケージを追加します。では、CDを入れてPCをブートしてください。

 ブート画面
 "Installation"を選択
 *この時、解像度を変更したい場合は[F2]を、Languageを変更したい場合は[F4]を押してください。

 Languageの選択
 "日本語"を選択

 インストールの設定
 ここで、キーボドやマウス、HDのパーティション、GRUBや言語、時間帯などを設定や、インストールパッケージの選択します。適時設定してください。
 インストールパッケージの選択には、最低限のデスクトップ環境が構築できるパッケージがすでに選択されています。不必要なものがあれば削除してください。
 *私は、OpenOfficeを自分でダウンロードしてインストールするのでここでは省いています。


 ここまでで、第一段階終了です。CDからHDにデータが転送され、転送終了後一旦、再起動します。
 再起動後に、rootのパスワードやユーザの設定などを行います。
 (再起動時、CDは入れたままにしてください。)


 インストール時の初期設定
 ここからの設定は日本語での表示はされません。

 ブート画面
 "Boot from Hard Disk"を選択し、次画面で"Linux"を起動します。
 *この時、解像度を変更したい場合は[F2]を、Languageを変更したい場合は[F4]を押してください。

 rootパスワードの設定
 "Expert Options..."を押し、"MD5"を選択。
 あとは、"root"のパスワードを入力してください。

 ネットワークの設定
 *デフォルトはDHCPになっています。
 "NetWork Interfaces"を選択。
 下段の[Config]を押す。
 [Edit]を押す
 ここで、設定してください。

 *DNSやDefaultRouter、Proxyを利用する場合は、ここで設定してください。

 ネットワークの接続確認
 ネットワークの設定をしたら、ここで接続確認をしておきます。
 この後、続けてアップデートも行います。

 パッケージのアップデート
 アップデートには、日本のミラーサイトを設定します。
 *例)kddlabs.jpの場合
 "Installation source"で、[User-Defind Location]を選択。
 "Location"にミラーサイトのURLを入力。
 http://ftp.kddilabs.jp/Linux/packages/SuSE/suse
 [Next]を押すと、接続確認をし、アップデートが実施されます。
 *ちなみに、MS Core Fontは選んではいけません。
 アップデートには結構時間がかかります。のんびり待ちましょう。

 ユーザ認証の設定
 "Stand-Alone Machine"を選択します。

 一般ユーザの設定
 一般ユーザを作成してください。
 "Receive System Mail" = システム宛のメールを作成したユーザに送るか設定します。(チェック入れてください。)
 "Auto_Login" = 起動時に作成したユーザで自動ログインします。(切っとくのが正解だと思う、、。)

 リリースノート
 日本語で表示されます。よく読んどいてください。

 ハードウェアの設定
 インストールが終了してから設定しましょう。(別に意味は無いんですが、、。)

 これでインストール終了。が、日本語はまだ表示できません。
 つうことで、日本語パッケージをインストールして、日本語環境を設定します。


 日本語環境の設定
 パッケージ取得先の変更
 インストール状態では、パッケージの入手先がCDになってます。CDには日本語関連のパッケージはありません。で、ミラーサイトからパッケージ入手出来るように設定します。

 YaSTを起動してください。
 "ソフトウェア"-"インストールのソースを変更する"を選択。
 [Add]-[HTTP]を選択。
 "Server Name" = ftp.kddilabs.jp
 "Directory on Server" = Linux/packages/SuSE/suse/i386/9.1
 を設定し、[OK]
 設定した取得先が優先されるよう、[Up]でCDの設定より上に持って入ってください。
 [Finish]で設定終了です。

 日本語環境用パッケージのインストール
 これもYaSTから行います。
 "ソフトウェア"-"ソフトウェアのインストール/削除"を選択。
 (初期起動はパッケージリストを更新するため時間がかかります。)
 で、以下のパッケージを選択しインストールしてください。

 ・KDE
 kde3-i18n-ja-----KDE日本語パッケージ
 ・日本語入力関連
 canna------------日本語かな漢字変換サーバ
 canna-libs-------Cannaライブラリ
 canna-dic--------Canna辞書
 kinput2----------X11用漢字入力サーバ(CannaとX11間の通信を受け持ちます)
 ・フォント
 kochi-substitute-(日本語TrueTypeフォント)
 xfntjp-----------Japanese fixed fonts for X11
 ・マニュアル関係
 man-pages-ja----日本語MAN
 xmanja----------XFree86日本語MAN
 ・アプリケーション関連
 OpenOffice_org-ja--OpenOffice日本語パッケージ(OpenOfficeをインストールした場合)
 a2ps-perl-ja-------a2psの日本語対応Perlスクリプト
 ghostscript-font-kanji-GhostScript用日本語フォント
 ・Latex
 Latexを使う人は、"cjk"で検索してパッケージを追加してください。

 選択したら、[Accept]を押す。でインストールされます。

 一旦再起動してください。すると日本語関連の設定が自動でされるので、あとは使うだけです。(便利)

 あとは、YaSTから、好きなパッケージをばんばんインストールして楽しんでください。


 Novell & SUSE Thanks



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