ここでは、X-WindowやGnome、KDEのインストールと日本語環境の設定を行います。ログインマネージャはGDMです。(Debian Sargeを前提としています。)
SoundはALSAを利用します。kernel-2.6をインストールしてください。
また、日本語コンソール(konかjfbterm)を利用出来るようにしておいてください。(日本語コンソールの設定)
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| X-Window-Systemのインストール(XFree86) |
#apt-get install x-window-system
*設定のポイント
ビデオカード = 自動検出
キーボードモデル = jp106
キーボードレイアウト = jp
マウスデバイス = PS2:/dev/psaux、USB:/dev/input/misc
マウスタイプ = 2ボタンマウス:PS/2、3ボタンマウス:ImPS/2
設定が終了したら、startxでX-Windowが起動することを確認してください。
再設定したい場合は、dpkg-reconfigure -plow xserver-xfree86で。
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| 日本語フォントのインストール |
フォントにはnon-freeのkochiを利用します。
1.パッケージのインストール
#apt-get install x-ttcidfont-conf ttf-kochi-mincho-naga10 ttf-kochi-gothic-naga10
x-ttcidfont-confの設定です。
TureTypeフォントハンドリング = xtt
再設定したい場合は、#dpkg-reconfigure x-ttcidfont-confで。
2.XFree86の設定変更
/etc/X11/XF86Config-4
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Section "Files"
----------------------------------------- 中 略 --------------------------------------
FontPath "/var/lib/defoma/x-ttcidfont-conf.d/dirs/CID" <--------これを追加
FontPath "/var/lib/defoma/x-ttcidfont-conf.d/dirs/TrueType" <---これを追加
EndSection
Section "Module"
----------------------------------------- 中 略 --------------------------------------
#Load "freetype" <--------これをコメントに
Load "xtt" <--------これを追加
EndSection
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/etc/X11/fs/config
catalogue = /var/lib/defoma/x-ttcidfont-conf.d/dirs/TrueType/,/usr/share/fonts-----以降略
*catalogueに/usr/lib/X11/fonts/CIDがあったら削除する。
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| Gnomeのインストール |
#apt-get install gnome gdm gdm-themes
いくつかdebconfの質問に答えれば、Gnomeのインストールは終了です。
なお、Gnomeを利用するユーザが"audio"グループに登録されているか確認してください。
もし"audio"グループに登録されていないようでしたら、追加してください。
#adduser [ユーザID] audio
この時点で、startxすると、Gnomeが立ち上がるはずです。ただ、日本語入力はまだできません。
再起動すれば、GDM(グラフィカルログインマネージャ)が起動します。
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| KDEのインストール |
#apt-get install kde kde-i18n-ja
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| ALSAのインストールと設定 |
SoundはALSAを利用します。
#apt-get install alsa-base
ALSAの設定は以下のコマンドから
#alsaconf
これで、ALSA自体の設定は終了ですが、Debian Sarge標準のハードウェア検出ツール、"Discover"の設定変更をします。
Discoverは、OSSのサウンドドライバを検出して自動ロードしています。このため、ALSAのモジュールと衝突しALSAが正しく機能しません。よって、Discoverの設定変更を行い、サウンドカードのモジュールだけ自動ロードを禁止します。
私の利用しているSony Vaio PCG-Z1R/Pではintel810オンボードが利用されていますので、以下を追記しこれを除外します。
ご利用のPCでどのモジュールが利用されているか分からない場合は、lsmodで調べてくだい。
/etc/discover.conf
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skip i810_audio ac97_codec soundcore
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その他、Gnome環境で必要なALSA関係のパッケージもインストールしておきます。
#apt-get install alsa-oss gstreamer0.8-alsa libasound2 libesd-alsa0 esound-clients
これでPCを再起動すれば、ALSAが正常に動作します。
なお、ALSAはデフォルトで全音ミュートされていますので、ミキサーで調整してください。
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| 日本語環境の構築 |
必要なパッケージをインストールします。
#apt-get install vim
#apt-get install jvim-canna
#apt-get install kinput2-canna
#apt-get install emacs21
#apt-get install xemacs21-mule-canna-wnn
次にCannaの設定変更をします。
dpkg-reconfigure canna
ここで、遠隔のホストからかんなサーバに接続しますか?で、[はい]を選択。してください
次ぎに、ユーザのlocal設定とアプリの設定を行います。
これには、便利なコマンド、"language-env"を利用します。emacsの設定ファイルも作ってくれます。
rootには利用しないでください。
language-envパッケージをインストール
#apt-get install language-env
次に一般ユーザーでlocalを設定
%set-language-env
注)日本語設定をする場合は、"jfbterm"や"kon"などの日本語端末上で作業する方がいいです。
質問が日本語で表示されます。通常のunix端末で行うと、ローマ字表記の質問になります。
(これはこれで結構おもろい)
質問に答えていくと、いろいろな設定ファイルを作成してくれます。
最後に、入れてくれと言ういくつかのパッケージが表示されるのでメモをして後程インストールしてください。
なお、emacsで最初変換する時、cannaのユーザー辞書を作成するか聞いて来るので、"Y"にしてください。
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set-language-envの設定例
1-設定するlanguageの選択 <---------------------------------------"8"のja(Japanese)を選択
2-漢字サーバの確認 <---------------------------------------------WnnとSKKは"N"を選択
3-日本語には関係の無い様々な設定を行いますか <--------------------"Y"
4-X Window Systemで動くプログラムの設定です。(.Xresources) <------"Y"
5-.bash_profileの設定、(.bashrcを読みに行く設定をします) <--------"Y"
6-.bashrcの設定(かなりいろいろ設定します) <-----------------------"Y"
7-CANNAの設定をします。(.canna) <-------------------------------"Y"
8-csh(.cshrc)の設定 <-------------------------------------------"Y"
9-emacsの設定(.emacs) <-----------------------------------------"Y"
10-emacsのかな漢字変換サーバの選択 <------------------------------"1"のcannaを選択
11-bashなどReadLineライブラリを用いたプログラムの設定(.inputrc)<---"Y"
12-nviの設定(.nexrc) <-------------------------------------------"n"
13-nvi-m17nの設定(.nexrc-m17n) <---------------------------------"n"
14-nvi-m17n-cannaの設定(.nexrc-m17n-canna) <---------------------"n"
15-XDMログイン時の設定(.xssesion) <-------------------------------"Y"
16-xemacs21の設定 <----------------------------------------------"Y"
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これで、.Xresources、.bash_profile、.bashrc、.canna、.cshrc、.emacs、.inputrc、.xemacs、.xsessionが作成されます。
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| 設定ファイルの調整や作成 |
GDMでGnomeやKDEを切替えます。GDMの"Session"で、"Default System Session"を選択すると"KDE"が、"Gnome"を選択すると"Gnome"が起動します。
"Default System Session"選択時は、"~/home/UNAME/.xsession"を読み込み、"Gnome"選択時は、"~/home/UNAME/.gnomerc"を読み込みます。
つうことで、各設定ファイルの調整や作成を行います。
/etc/gdm/Xsessionを変更します。
GDMでログインした場合は/etc/gdm/Xsessionが読み込まれますが、このままだと.bash_profileを読み込んでくれません。
これでは都合が悪いのでXsessionの最初の行を以下のように変更します。
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.gnomercを作成します。
内容は、こんな感じでいいでせう。
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kinput2 -canna &
XMODIFIERS=@im=kinput2 ; export XMODIFIERS
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これで最低限の設定は終了です。GnomeやKDE上で日本語入力が出来るかなど確認してください。
で、これからシステムに追加するユーザ全てが"set-language-env"を実施したり、設定ファイルを作成するのはかなりアホらしいので、先程作成したドットファイルを、ユーザ追加時に自動で配布するようにします。
それには、/etc/skel/内に配布したいファイルを置いておけばOKです。とりあえず、先程作成した以下のファイルをコピーしておきましょう。
.Xresources、.bash_profile、.bashrc、.canna、.cshrc、.emacs、.inputrc、.xemacs、.xsession、.gnomerc
ちなみに、"Default System Session"で起動するOSがGnomeになっていたら、以下のコマンドでKDE(startkde)に変更してください。
update-alternatives --config x-session-manager
あと、GDMの"Session"で、"KDE"を選択した場合、日本語入力ができません。(どこに設定すればいいのやら、、、。)
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| その他、必要な物をインストール |
とりあえず、cupsとsamba-clientはインストールしておいたほうがいいでしょう。
Cups
#apt-get install cupsys cupsys-client cupsys-bsd a2ps a2ps-perl-ja
foomatic-bin foomatic-db-gimp-print gimpprint-locales gimpprint-data
gs-esp cupsys-driver-gimpprint foomatic-filters-ppds foomatic-filters
Samba-client
apt-get install smbclient smbfs
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