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更新:2004/6/28  
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TrueTypeフォントの追加(defoma編)

DebianでのTrueTypeフォントの追加は、 defomaというdebianのフォントマネージャが利用できます。
これはかなり便利で、x-ttcidfont-confと組み合わせると、boldやitalicなども手軽に利用できるようになります。
ここでは、kochiパッケージと市販のTrueTypeフォント(ttc)利用します。
流れは以下のようになります。
1.defomaの環境整備
2.kochi(debianパッケージ)のインストール
  x-ttcidfont-confの設定
3.市販Truetypeフォントのインストールと設定
  defomaでのhintsファイルの作成とフォントの登録
  x-ttcidfont-confの設定

 1.defomaのインストールとXの設定
defomaを利用するため、以下のアプリケーションをaptからインストールします。
defoma
libttf2
libft-perl
x-ttcidfont-conf
psfontmgr
dfontmgr
x-ttcidfont-confをインストールする時に、XFree86の設定を聞かれます。
1つ目のモジュール選択は、xttを選択。
2つ目の質問は、"No"だとマシンパワーが必要になりますが、よりきれいに表示されます。
環境に合わせて選んでください。
x-ttcidfont-confの再設定は以下のコマンドでできます。
#dpkg-reconfigure x-ttcidfont-conf

次ぎにXFree86の設定をします。
/etc/X11/XF86Config-4
Section "Files"
----------------------------------------- 中  略 --------------------------------------
   FontPath      "/var/lib/defoma/x-ttcidfont-conf.d/dirs/CID"  <--------これを追加
   FontPath      "/var/lib/defoma/x-ttcidfont-conf.d/dirs/TrueType"  <---これを追加
EndSection

Section "Module"
----------------------------------------- 中  略 --------------------------------------
   #Load   "freetype" <--------これをコメントに
   Load   "xtt"       <--------これを追加
EndSection
/etc/X11/fs/config
catalogue = /var/lib/defoma/x-ttcidfont-conf.d/dirs/TrueType/,/usr/share/fonts-----以降略
*catalogueに/usr/lib/X11/fonts/CIDがあったら削除する。

 2.Truetypeフォントのインストール、kochi(Debianパッケージ)を利用する場合。
kochiのライセンスはちょっとごたごたしましたが、Debianパッケージでは、free版とnon-free版が提供されています。
代替フォント
  ttf-kochi-gothic
  ttf-kochi-mincho
従来のフォント(non-Free、利用制限を確認してください)
  ttf-kochi-gothic-naga10
  ttf-kochi-mincho-naga10

今回は、non-free版を利用します。
#apt-get install ttf-kochi-gothic-naga10 ttf-kochi-mincho-naga10
*フォントは、"/usr/share/fonts/truetype/kochi"にインストールされます。

debianのパッケージからフォントをインストールした場合は、defomaの設定は必要ありません。(やってくれます)
これで、/var/lib/defoma/x-ttcidfont-conf.d/dirs/TrueType 以下に、自動でfont配置やfonts.dirの設定をしてくれます。
このfonts.dirには、boldやitalicなどの設定も含まれていますので、X-Windowを再起動して、xfontselなどで確認してください。
X経由でフォントを利用するアプリケーション(OpenOfficeなど)では、boldやitalicも利用できるはずです。

次ぎに、Gnomeでもフォントを利用できるようにしておきます。
#fc-cache -f -v
これでGnomeでも新しいフォントが利用できます。

 3.市販Truetypeフォントのインストールと設定。
GUIのアプリケーション"dfontmgr"を利用して、Defomaにフォントを登録することもできます。
ここでは、コマンドを利用する場合を簡単に説明します。

1.フォントを用意します。今回は、richo-gothic.ttcとricho-mincho.ttcの例で。
#mkdir /usr/share/fonts/truetype/richo
#cp richo-gothic.ttc /usr/share/fonts/truetype/richo/
#cp richo-mincho.ttc /usr/share/fonts/truetype/richo/

2.hints ファイルを作成します。
#cd /etc/defoma/hints
#defoma-hints truetype /usr/share/fonts/truetype/richo/richo-gothic.ttc > richo-gothic.hints
*dfontmgr が起動し、フォントの設定をします。適時こたえてください。
#defoma-hints truetype /usr/share/fonts/truetype/richo/richo-mincho.ttc > richo-mincho.hints
*dfontmgrが起動し、フォントの設定をします。適時こたえてください。

3.レジストします。
#defoma-font -vt register-all richo-gothic.hints
#defoma-font -vt register-all richo-mincho.hints
これで、/var/lib/defoma/x -ttcidfont-conf.d/dirs/TrueType以下に、自動でfont配置やfonts.dirの設定をしてくれます。

アンレジストするには、
#defoma-font -vt unregister-all richo-gothic.hints
#defoma-font -vt unregister-all richo-mincho.hints

X-Windowを再起動し、xfontselできちんと登録できたか確認しておきましょう。
X経由でフォントを利用するアプリケーション(OpenOfficeなど)では、boldやitalicも利用できるはずです。

なお、Gnomeで利用するには、以下のコマンドを発行してください。
#fc-cache -f -v
これでGnomeでも新しいフォントが利用できます。


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