DebianでのTrueTypeフォントの追加は、 defomaというdebianのフォントマネージャが利用できます。
これはかなり便利で、x-ttcidfont-confと組み合わせると、boldやitalicなども手軽に利用できるようになります。
ここでは、kochiパッケージと市販のTrueTypeフォント(ttc)利用します。
流れは以下のようになります。
1.defomaの環境整備
2.kochi(debianパッケージ)のインストール
x-ttcidfont-confの設定
3.市販Truetypeフォントのインストールと設定
defomaでのhintsファイルの作成とフォントの登録
x-ttcidfont-confの設定
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| 1.defomaのインストールとXの設定 |
defomaを利用するため、以下のアプリケーションをaptからインストールします。
defoma
libttf2
libft-perl
x-ttcidfont-conf
psfontmgr
dfontmgr
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x-ttcidfont-confをインストールする時に、XFree86の設定を聞かれます。
1つ目のモジュール選択は、xttを選択。
2つ目の質問は、"No"だとマシンパワーが必要になりますが、よりきれいに表示されます。
環境に合わせて選んでください。
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x-ttcidfont-confの再設定は以下のコマンドでできます。
#dpkg-reconfigure x-ttcidfont-conf
次ぎにXFree86の設定をします。
/etc/X11/XF86Config-4
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Section "Files"
----------------------------------------- 中 略 --------------------------------------
FontPath "/var/lib/defoma/x-ttcidfont-conf.d/dirs/CID" <--------これを追加
FontPath "/var/lib/defoma/x-ttcidfont-conf.d/dirs/TrueType" <---これを追加
EndSection
Section "Module"
----------------------------------------- 中 略 --------------------------------------
#Load "freetype" <--------これをコメントに
Load "xtt" <--------これを追加
EndSection
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/etc/X11/fs/config
catalogue = /var/lib/defoma/x-ttcidfont-conf.d/dirs/TrueType/,/usr/share/fonts-----以降略
*catalogueに/usr/lib/X11/fonts/CIDがあったら削除する。
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| 2.Truetypeフォントのインストール、kochi(Debianパッケージ)を利用する場合。 |
kochiのライセンスはちょっとごたごたしましたが、Debianパッケージでは、free版とnon-free版が提供されています。
代替フォント
ttf-kochi-gothic
ttf-kochi-mincho
従来のフォント(non-Free、利用制限を確認してください)
ttf-kochi-gothic-naga10
ttf-kochi-mincho-naga10
今回は、non-free版を利用します。
#apt-get install ttf-kochi-gothic-naga10 ttf-kochi-mincho-naga10
*フォントは、"/usr/share/fonts/truetype/kochi"にインストールされます。
debianのパッケージからフォントをインストールした場合は、defomaの設定は必要ありません。(やってくれます)
これで、/var/lib/defoma/x-ttcidfont-conf.d/dirs/TrueType 以下に、自動でfont配置やfonts.dirの設定をしてくれます。
このfonts.dirには、boldやitalicなどの設定も含まれていますので、X-Windowを再起動して、xfontselなどで確認してください。
X経由でフォントを利用するアプリケーション(OpenOfficeなど)では、boldやitalicも利用できるはずです。
次ぎに、Gnomeでもフォントを利用できるようにしておきます。
#fc-cache -f -v
これでGnomeでも新しいフォントが利用できます。
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| 3.市販Truetypeフォントのインストールと設定。 |
GUIのアプリケーション"dfontmgr"を利用して、Defomaにフォントを登録することもできます。
ここでは、コマンドを利用する場合を簡単に説明します。
1.フォントを用意します。今回は、richo-gothic.ttcとricho-mincho.ttcの例で。
#mkdir /usr/share/fonts/truetype/richo
#cp richo-gothic.ttc /usr/share/fonts/truetype/richo/
#cp richo-mincho.ttc /usr/share/fonts/truetype/richo/
2.hints ファイルを作成します。
#cd /etc/defoma/hints
#defoma-hints truetype /usr/share/fonts/truetype/richo/richo-gothic.ttc > richo-gothic.hints
*dfontmgr が起動し、フォントの設定をします。適時こたえてください。
#defoma-hints truetype /usr/share/fonts/truetype/richo/richo-mincho.ttc > richo-mincho.hints
*dfontmgrが起動し、フォントの設定をします。適時こたえてください。
3.レジストします。
#defoma-font -vt register-all richo-gothic.hints
#defoma-font -vt register-all richo-mincho.hints
これで、/var/lib/defoma/x -ttcidfont-conf.d/dirs/TrueType以下に、自動でfont配置やfonts.dirの設定をしてくれます。
アンレジストするには、
#defoma-font -vt unregister-all richo-gothic.hints
#defoma-font -vt unregister-all richo-mincho.hints
X-Windowを再起動し、xfontselできちんと登録できたか確認しておきましょう。
X経由でフォントを利用するアプリケーション(OpenOfficeなど)では、boldやitalicも利用できるはずです。
なお、Gnomeで利用するには、以下のコマンドを発行してください。
#fc-cache -f -v
これでGnomeでも新しいフォントが利用できます。
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