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更新:2003/12/5  
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javadocのでのAPIドキュメント作成

JAVAでプログラミングする場合、多 くがWeb形式のJAVA_APIリファレンスを見ながら作業するでしょう。
自分の作ったプログラムでも、このAPIリファレンスと同じ書式のjavadocを手軽に作成することができます。
javadocを作成するには、各プログラムのソースコードに決められた書式でコメントを記入、javadocコマンドでWeb形式のAPIリファレンス を自動生成してくれます。

javadocで作成されるドキュメントで必要な情報は、大まかに以下の物があります。
package----ClassがPackageに属する場合は、Package概要を明記する。
class------Classの概要、使用方法、作者、関連クラスなどを明記する。
method-----Methodの概要、引数、返り値、例外などを明記します。

classとmethodセクションは、それぞれのソースコード内に決められた方法によりコメントを記述します。
packageについては、ソースコードを保存してあるディレクトリ(パッケージ名のディレクトリ)に、package.htmlファイルを作成します。

サンプルコードを使用し説明します。
サンプルコードは、Package sampleに属す、DocTestクラスです。


A)javadoc 用のコメントを作成します。
1.パッケージ概要
Package概要は、ソースコードを保存してあるディレクトリ(パッケージ名のディレクトリ)に、package.htmlファイルを作成します。
package.htmlの内容は、このパッケージがどんなクラスの集合化を簡素に記入します。
sample/package.html
<HTML>
<BODY>
JAVA DOC作成用サンプルクラスファイルが含まれています。<BR>
</BODY>
</HTML>

2.クラスとメソッド用に、ソースコードへの記載方法
クラスセクション
import文の下にあるのが、クラスの説明になります。
1行目は、クラスの概要説明にも使用されます。
2行目以降は、クラスの詳細説明です。
@seeで関連するクラスを記載
@authorで作成者を記載
@versionでこのクラスのバージョンを記載
class宣言文の下に、クラス変数fileの説明が記載してあります。

メソッドセクション
書くメソッドの最初に、javadocを書いて行きます。
1行目は、メソッドの概要説明にも使用されます。
2行目からはメソッドの詳細説明です。
必要に応じて、
@paramで引数の説明
@returnで返り値の説明
@throwで例外クラスと例外の内容を説明

*DocTestサンプルコード

package sample;

import java.io.IOException;

/**<PRE>
*このクラスは、javadocの説明をするためのサンプルクラスです。
*このクラスに実装されているメソッドは、javadocの説明をするために書かれています。
*そのため、実際に動作するメソッドはありません。
*@see java.io.File
*@author  Tomoya Sakurai
*@version 1.0
</PRE>*/
public class DocTest{

     /**
     *File型の値を格納する変数
     */
     private File file;

     /**
     *インスタンスを作成します。
     */
     public DocTest(){
     }

     /**
     *メソッドtest1です。<br>
     *引数や返り値はありません。
     */
     public void test1(){
            System.out.println("Hello");
     }

    /**
     *メソッドtest2です。<br>
     *引数があり、例外を発生することがあります。<br>
     *@param  path ファイルを作成するPATHを指定
     *@throws IOException ファイルが生成できなかった場合
     */
     public void test2(String path) throws IOException {
             file=new File(path);
     }

    /**<PRE>
     *メソッドtest3です。
     *返し値があり、例外が発生することがあります。
     *@return 作成されたファイルオブジェクトを返します。
     *@throw IOException ファイルが生成できなかった場合
     </PRE>*/
     public File test3()throws IOException{
             return file;
     }
}

Capture.1 javadocコメントを書くとの注意点
*"/**"から"*/"までが javadoc に反映されます。
*1行目は、クラスやメソッドの概要説明にも 使 用されます。
*コメントは、HTMLで処理されますので、 改 行コード<BR>が必要ですが、@***などのタグは自動で改行されます。
*<PRE>< /PRE> 間にあるコメントは、そのままの状態で表示されます。(インデントや改行コードは必要ありません。)


javadocの主なタグ一覧
タ   グ  名
JAVA Version
説                  明
@author
1.0
クラスの作成者情報を記載
@deprecated
1.0
推奨されないAPIであることを示す
@throw
1.0
発生する例外クラスを指定
@param
1.0
メソッドの引数の説明
@return
1.0
メソッドの返り値の説明
@see
1.0
他のAPIを参照する場合に記載
@serial
1.2
直列化されたフィールドの説明
@sesrialData
1.2
直列化された状態でのデータ型と順序を記載
@since
1.1
導入されたバージョンを記載
@version
1.0
バージョンを記載


B)javadoc コマンドで、javadocを作成します。
まず、javadocの作成されるディレクトリを用意します。
今回は、
$HOME/APP/sample/DocTestの javadocを、$HOME/APP/doc/に作成しま す。
%cd $HOME/APP/doc
%javadoc -author -version -sourcepath $HOME/APP sample
これで、$HOME/APP/doc以下にjavadocが 生成されます。
ブラウザで、$HOME/APP/doc/index.htmlを 開き、確認してください。

Capture.2 javadocコマンドの書式
コ マンド 説 明
javadoc  [-オプション] [パラメータ] javadocファイルを作成

オ プション
説 明
オ プションパラメータ
-author 作成者情報を表示します
-version Version情報を表示します
-private Privateメソッドも含めて表示します
-sourcepath ソースディレクトリを指定 ソースディレクトリ
-encoding ソースファイルのエンコードを指定 EUC-JP,SJISなど
-d 生成先ディレクトリを指定 PATH
-docencoding 作成されたjavadocのエンコードを指定 EUC-JP,SJISなど
-charset 生成されたjavadocのcharset EUC-JP,SJISなど
パ ラメタ
説 明
パッケージ名で指定
複数の場合は、スペースで区切る

ソースファイルを指定
複数の場合は、スペースで区切る




Producted by Tomoya Sakurai