祝詩
胸に手をやり遠くを見据え
憂いとやらに美しさを際立たせた西施さんが
アホラシと逃げ出すくらい今日のあなたはニコニコしてる
好きな人と結ばれる
雛壇に並んで座ってる
視線の先に彼がいる
見つめる瞳が潤んでる
幸せは歩いて来ない
だから歩いて行くんだね
何だこの歌、変な歌、と思っていたが
向こうから歩いて来てくれない幸せを
自分から迎えに行くということだった
あなたの引き寄せた幸せを、近くに引き寄せた幸せを
みんなの前で 披露宴