モナリサ







次なる詩集の装丁をお願いしたM氏から
「表紙にはモナリサと抽象をコラボした作品を
考えているので」とのメールが届いた
「微かな笑みをたたえた一篇を」
請われて僕も考えたのだ

五十五を転機として週三日勤務を選んだ僕は
月曜日の憂いなく『笑点』を見て呵々大笑しているのだが
内実はメランコリック
「実はね」と打ち明けようとすると
微笑んでいるようにも見えるのだ
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