97年06月10日:06時43分30秒
長い間止めててごめんなさい2 /
tomy
怨麗の方は入るタイミングが難しかったんですよ。
怨麗は闇の中静かにたたずんでいた。蜘王も修羅刀を手にした者も、自分の計算以上、故にうかつに手を出すのはためらわれた。しかし、どうやら蜘王は引くらしい。万一滅光の手に渡る、その前に、なんとしても”あれ”の情報を手に入れなくてはならない。怨麗は懐に手を差入れた。
「できれば自分のために使いたかったけど、、仕方ないわね。逃しはしない。”あれ”のありかを教えてもらうわよ、、お父様。」
彼女が手にしたものは、、一枚の明鏡だった。
97年06月11日:21時13分44秒
玄屋の行動 /
月夢
修羅刀編当初からいながらもっとも動かないキャラになってしまいましたねえ玄屋は、もっとも当初はながいきしないような気がしたんですけど。
まあとにかく玄屋が動きます。
手の出し様の乱戦の一角が初めて途切れる。
(今だな)
玄屋はそう判断すると同時に式を一つ打ち出す、大きな翼を持った飛行のみを追求した式。
「乗れ!一度ひくぞ」
枯蔦に声をかけ自分の乗っている式を動かす、とにかく一刻も早くこの場を離れるのが得策だろう。
(目を覚ました修羅刀と同行とはぞっとしないが、幸か不幸かあの男にはまだ意志が残っている、その理由がこの娘だとしたら、この娘が私の手の内にある限りは無用な攻撃はしないはず)
冷静というより、冷酷な陰陽師の表情を玄屋がする、20年前に家と共に捨ててきたそれが修羅刀と呼応するように目を覚ます。
(必要とあればあの男の乗っている式を上空で四散するさせることもやむをえまいな、非常時だしな)
淡々とした思考、人間味を極力排除した考え方を玄屋が続ける。
「急ぐぞ、これ以上増えたらかなわん」
まだ式に乗り込まない枯蔦にもう一度だけ言い、振り返らずに一直線に式を飛ばし始める、目的は風夜の屋敷、あそこならば一時の避難場所とはなりえる。
「夕霧がまだいればいいが」
そこまで考えてからふと玄屋は、昔から今の玄屋へと立ち返る。
(夕霧が静弥を失って己を取り戻したように、あの男も誰かを失う事になるのか・・・・ならいっそ本当に・・・・)
そこでまだ腕の中にいる少女を思い出す。
「失うほうと失われるほう、人はどちらを選ぶ物かな?」
意識を式で抑えている少女はもちろん答えない。
「・・・・どちらにしろ、あの男を殺るのは最終手段だな・・・上空から落としたぐらいでは死にそうもないしな」
玄屋は最後のほうを言い訳するようにつけ加えると、落とさないように少女をもう一度抱き抱えなおした。
玄屋
97年06月12日:21時22分41秒
そう来たか /
ジョーカー
シクシク、炎は修羅刀自体にはかかわるつもりが無かったんだけどなあ。
明鏡を取り出し、何かつぶやいている怨麗のすぐ近く、一間と離れていないところに
不意に気配が出現する。思わず身構える怨麗。
「そう驚きなさんな。俺だよ。別嬪さん、あんたも来ていたのかい。」
「例のサムライな、ついさっきまでそこにいたんだがどっかへ行っちまったよ。
さすがに消えられちまったら、いくら俺でも後は追えねえ。てな訳でよ
しばらくはあんたと同行するよ。」
怨麗はあることに気付いた。最初に顔を会わせたときとは
どこかが違う。同一人物には間違いない。だが確かに違うのだ。
炎は怨麗の覚えている限りではどこか狂気の色を帯びていた。
それが消えているわけではないにせよ、明らかに薄れているのだ。
怨麗は知るまいが、技量を余すところ無く出し切れる相手である
滅光の存在が炎を変えたのだった。
「あんたには礼を言うぜ。あんなに手応えのある相手は久しぶり…
いや初めてだからなあ。」
炎 怨麗に向かって
97年06月15日:17時30分08秒
怨麗の目的 /
tomy
「どうなっても知らないわよ。」
やはりこの男は底が知れない。そう思いながら怨麗は答えた。
「私がこれからやろうとしていることは、あの修羅刀から一つの怨霊を取り出すことなのだから、、。」
だが滅光というそれ以上に危険な相手がいる以上、何としてもこの男の力は必要だ。ならば真実の一端だけでも教えておいた方がいい。ゆえに怨麗は今まで決して話さなかった自らの目的をほんの一部とはいえ初めて口にした。
「野心という名の猛執にとりつかれ、究極の兵器を求めて狂気の研究を繰り返した南雲の先代領主、、壬元典烈(みげんてんれつ)の魂をね。」
怨麗から炎へ
97年06月16日:00時48分38秒
なるほどね / ジョーカー
では炎の台詞を
「何だ、あんたの目的も修羅刀だったのかい。歪だか、黄泉だか、妖霊だか言う奴も
そうだし、あの蟲サムライと例のサムライもそうだ。で、あんたを入れると四つ巴か。」
決して楽観できる状況ではないはずなのに、炎の顔には抑え切れぬ笑みが浮かぶ。
「これだけの腕利きが集まるとはなあ、あるいは修羅刀が呼んでいるのかもしれねえな。
いわく付きの刀だけはある。其は血を呼び、戦を呼ぶ…か。」
「おっと、忘れていた。怨麗さんよ、今こっちに金剛機が向かっている。
こいつが味方じゃ無いんなら五つ巴だな。」
信じ難いことに炎からは金剛機に相対することについて
毛ほどの動揺も畏れも感じられない。そればかりか気配すら
感じることが出来ない。その内姿さえもがぼやけていき
ついには怨麗の五感、六感の全てをもってしても炎の存在を捉えることが
出来なくなる。動揺を隠せぬ怨麗の耳に、反響してどこから話しているのかも
わからない声だけが響く。
「手を出すなよ、こいつは俺がやる。金剛機を相手にするのは
二年ぶりか。この前は一太刀で壊れやがったからなあ。」
怨麗が制止の声を上げる間もなく、声の残響は鬱蒼と茂った森の中に消えていく…。
実は炎は怨麗側の情報を、ほとんどというか全くと言っていいほど
知らないので、誰が味方かなんてわからないんですねえ。(笑)
今現在こいつの認識の中でかろうじて味方に近いのは怨麗だけです。
それすらも利用しているだけだし。したがって蜘王もあの金剛機も敵です。
我ながらヤバイキャラじゃのう。
97年06月18日:08時12分29秒
止めてましたね(;^^) / タイガ
「よお、あんたも来てたのかい」
不意に後ろから声がした。
怨麗が振り返るといつのまにか蜘王がいる。
切られたはずの腕はほとんど再生している。
あの笑みも戻っていた。
「知っているかも知れんが一応報告しておこう。
修羅刀は銃槍使いに横取りされた。
不測の事態が起きたので一時撤退したが、奴がこの国にいる限りいつでも追跡は可能だ。
行けというなら今すぐ追いかけるが、出来ればしばらく休ませてもらいたいね」
そこまで言って蜘王は黙った。
後の判断を怨麗に任せたのだろう。
蟲サムライ(?)「蜘王」より「怨麗」へ
ところで戦機蟲の再生ポイントって再生蟲と同じように回復するのかな
97年06月19日:13時32分27秒
怨麗の選択 /
tomy
炎と”彼”が戦うのをなんとしても、止めねばならない。ここは引くべきだ。怨麗は冷静に判断した。だがその前にやることがある。
「休むのはかまわないわ。でもその前に、あのじゃまな陰陽師を消してもらえないかしら。」
玄屋の式を打ち消すために式を用意しながら怨麗が言う。
「式を使い続ければ、この国から外に逃げ出すことも不可能ではないのよ。そうさせるわけには行かないわ。あなたになら、そう難しいことじゃないでしょう?」
怨麗から蜘王へ
97年06月19日:16時06分31秒
駆ける「蜘蛛」 / タイガ
「それは構わないが…」
蜘王は言葉を濁した。
玄屋の式を見つめる。
「まあ、いいか」
呟いて駆け出す。
途中で怨麗の造った式をあおいで、
「こっちの方が速いな」と、呟いた。
突然、式が加速する。
蜘王が甲蟲の糸で押しているのだ。
蟲サムライ(?)「蜘王」より「怨麗」へ
炎を止めさせるかと思ったんですが…
97年06月25日:18時11分39秒
また止めててごめんなさい(その1) /
tomy
蜘王の糸によって加速された式は避ける間も与えず空中を舞う玄屋の式に命中する。
式は互いに絡み合いながら紗に戻ってゆく。
「今よ!」
怨麗から蜘王へ
97年06月26日:16時38分03秒
よし、テンポあげていこう /
月夢
では玄屋だ、ここからの流れ次第だな、玄屋の生死がかかるところ。
(やられた!!)
自分の足下で紗が乱れる感覚がする、力を込め抵抗するが、持たない。
(ただの陰陽師じゃないな)
同等か下手をすればそれ以上の力の込められた式を冷静に分析しながらも、玄屋は自分の乗っている式の高度を落とす。
「駄目か!」
が式は玄屋の希望よりも高い位置で霧散し、そのまま玄屋は側にあった林に投げ出された。
「つっ・・・乱暴な真似しやがって・・・・」
愚痴を一つこぼして玄屋は立ち上がろうとすると、その肩に鋭い痛みが走る。
(やばい・・・やったな・・・)
肩から先はまったく動かない、外れているの折れているのか分からないがどちらにしても使い物にならないという事実だけは確かだろう。
「これはやばいな、命取りなんてもんじゃねえ」
痛みがあるのは肩だけではない、全身に鈍い痛みが走っている、がただ、
「俺も甘くなったな」
とっさに玄屋自身ですら意識せずにかばった少女には多少の擦り傷ぐらいはあるが、それ以上の傷はない。
「・・・まあこの嬢ちゃんには関係ねえことだしな」
なにか言い訳するように呟くと玄屋は少女につけていた式を取り除く、そして軽く揺さぶって少女の意識を取り戻させ、一方的に言い放つ。
「いいか、時間がねえ、よくききな嬢ちゃん、大して時間をおかずに物騒な連中が踏み込んでくる、あぶねえからすぐこの場を離れろ」
そこまで言ってから玄屋は少女の服に数枚の式札をねじ込む、その中には玄屋の切り札とも言うべき四神の札もまぎれていた。
「今の嬢ちゃんには使えねえかもしれねえが、いつか役に立つ持っていけ、そして・・・・」
よろよろと起きあがると玄屋は動く手で一方を指さし、
「ここを少しいったら川がある、そこでこの式札に祈りを込めるんだ、そうすればこいつが後はお前を救ってくれる、川の流れのままに下っていって、最初に付いた街で風夜って男を探せ、でっけえ道場を持ってるから分かるはずだ、そいつに玄屋の紹介といえばどうにかしてくれる」
そこまで言うと玄屋は少女を川のほうにむかせ背中を押す。
「・・・・あの男なら大丈夫だ、あいつを乗せている式は同じ目的地に飛ばせているし・・・・人間ってのは一番大切なもんはたとえどこにいても見付ける・・・・・・・俺の友人がそうだった・・・命張って見付けて取り替えした・・・・だから」
ふっと一度だけ優しく笑い、
「きっと嬢ちゃんを見付けてくれるさ、大丈夫だ」
そう請け負おうと玄屋は少女に背を向け違うほうに向かって歩き出した。
97年06月26日:17時17分16秒
んー、どうすっかなぁ /
タイガ
蜘王は落ちていく玄屋と少女を見つめながら、
「あれで死んでれば話が早いんだがな…」
走りながら呟く。
式という奴はあまりに手応えが無いもが多い。
下手するとそんな中途半端なものを出すなといいたくなるぐらい、かえって欲求不満に
なるぐらいだ。
さっきの玄屋とどこぞの銃槍使い(蜘王は名前を知らない)の式はまだマシだったが
やはり一流の人間よりは格段に劣る。
「せめてさっきより強い式を出せよ。てめぇの全力の式をな…」
玄屋たちの落ちた林の前でいったん立ち止まる。
サムライになる前、不用意に林に飛び来んだ時不意打ちを食らった事があるからだ。
蟲サムライ(?)「蜘王」より「玄屋」へ
97年07月11日:15時52分41秒
ちょっとだけですが… / タイガ
続けます。
蜘王はまわりに誰もいないのを確かめると
近くの木に歩み寄った。
シュッ、と音を立てて糸が飛び出し、枝に
絡み付いて体が持ち上がる。
「さてと、どこに居るかな…」
木の上に立ち下を見下ろす。
蟲サムライ(?)「蜘王」から陰陽師「玄屋」へ
ところで式の準備って要するに
「いつでも打てるようにしておく」事ですか?
97年07月12日:17時52分46秒
は、はいやいな、、、、 /
月夢
どうしますかね?玄屋の命は風前の灯火ですか、うーん、やり方は任せます。
ちなみに枯蔦の式は現在位置から風夜の屋敷に一直線に飛ばしています、その延長に玄屋が落ちとります(笑)少女の位置は知りまん、どうなってるだろ?このままほっとくと双角とはちあわせ、こっちもやばいか。
なお、玄屋は式札の準備状態という事です、後敵が踏み込むのに気構えがあるとないでは違うでしょう、後式札で不意打ち警戒といきましょう、問題は玄屋二度の程度の精神力が残ってるかですね、まあ結構使ってるけど、やり合えるレベルで残ってるとさせてください、ま、皆さん生かしてくれ様としてるようです、ので時間稼ぎできるぐらいには。
97年07月15日:01時39分44秒
あ、ごめんなさい /
月夢
判断ミスです、枯蔦が乗ったという表現ないですね、そのあたりはみなさんちょっとなおして考えてください、で、時間の関係は同じでいいですか?
97年07月15日:12時15分03秒
なんか、私のせいなのかな(^^; /
夜光
時系列が狂ってますね(^^;枯蔦の時間は玄屋が逃げたところで止まってます(^^;
時間が無いので今日はこれにて
97年07月23日:09時50分21秒
ふっ / タイガ
続けるより面白いやり方が思い付かん。
(↑カッコ付けていうことか)
ゆえにそのまま続けます。
玄屋が式札を取り出し警戒していると、わずかだが確かな殺気を感じた。
とっさに式札を投げ呪文を唱えようとするが式札が宙に止まり、
ついで引き裂かれる。
「おい、こんなもので俺を倒せると思ってるのか?」
蜘王が、梢から降り立つ。
式札は物体に潜む能力を与える必要があるので能力的にはどうしても、
即興の式には劣ってしまう。
蜘王はそのことを言ってるのだ。
だが、襲撃される側の人間が時間のかかる式を打つわけが無いし、
強い式はその分霊力を消費するので、一概に式札の方が弱いとはいえないが。
「さあ、お前が打てる最強の式でかかってこいよ。
それとももう弱い式しか打てないか?」
いつものように嘲笑うような笑みを浮かべ玄屋に尋ねる。
蟲サムライ(?)「蜘王」より陰陽師「玄屋」へ
97年08月02日:18時40分55秒
また遅らしましたあ /
月夢
ごめんなさい、駄目だなあ、書き込み私が遅らしたら洒落になってないよなあ。
ジョーカーさんまたまたありがとうございます、そしてNastyさんおかえりなさい。
では玄屋動かします。
「ただで通してくれそうもないな、仕方ない、しばらくはつき合ってやろう」
覚悟を決めたのか蜘王と対峙する位置で足を止めると玄屋は袖から3枚の式札を出す。
「お前は傭兵だな、となると戦場なんぞで式などは腐るほど見てきただろう、だがどいつも手ごたえはさほど大した物ではなかったのではないか?」
3枚の式札を目の前にかざし、ふっと笑みを浮かべると玄屋は言葉を続ける。
「まあただの傭兵のお前に式の理論なぞ言っても意味はあるまいが、我々陰陽師もこれでも色々考えはしていてな、最大限の力を引き出そうとして日夜研究している、その答えの一部が、くぐつやサムライ、ヨロイ、そして金剛機よ、そういう形を取る事で式の能力を飛躍的に伸ばした・・・・が」
陰陽師らしい講義口調で話を続ける玄屋がそこで一度切り、肩をすくめる。
「だがこれは式札としての式の作りではない、ある意味余りにも応用が利かない、そこでまた我々は考えたもっと式の応用が利くやり方はないか、とな・・・・その答えの一つがこれだ」
玄屋の手から式札が離れ、それぞれが形をなしはじめる。
一つ目の式は人形、やや長身なサムライ風の式。
二つ目の式は刀、玄屋がもっとも得意とする式。
三つめの式は鎧、薄くはあるが奇妙にねじれた感じを与える外観が一種独特な妖気を感じさせる式。
そして一つめの式が二つめの式を握り、三つめの式を身にまとう。
「式ってのは重ねがけがきかない、だが用途を限定させてしまえばこんな使い方もできるのよ、三つで一をなす玄屋作の式・・名は「武者」いっておく、強いぞ」
玄屋の前にたつ鎧を着込んだ武者が刀を構える、人の物とは明らかに違うが、確たる殺気を抱いて蜘王をにらみ据える。
(これが最後の防衛戦だな、破れれば・・・・・)
ふっと口元に微かな笑みを浮かべ玄屋はあっさり覚悟を決める。
(そんときは静弥にわびをいれにいくとしよう)
玄屋は静かに一言「武者」に声をかける。
「いけ」
玄屋より 蜘王へ
結構反則な使い方かな?駄目な場合は書き直します。
97年08月02日:20時57分49秒
特に問題は無いのでは /
ジョーカー
戦闘能力を限界まで組んだ式に打撃能力を同じように組んだ式を
持たせるというのは僕もやったことがあります。ただその時はもっと
凶悪でした。(^^;白兵戦闘を持っている陰陽師だったので手持ちの太刀に
打撃式を憑依させて持たしましたからね。(笑)当然戦闘型には感覚結合をして
気合も使うというとんでもないことをやってました。ただ相手が金剛機だったので
結構互角でしたが。自分に戦闘型式を憑依させた方が能力値は
高かったのですが、前にやってみた結果ちと美しく無いなあと感じたので
それはやめましたけど。
しかし玄屋の打った三つ目の式はなんなんでしょう?再生能力でも組んだんでしょうか。
翼が生えていないから飛翔型ってことは無いと思いますが。
97年08月05日:17時00分27秒
3体目は、、、 /
月夢
一番卑怯です(笑)本当にただの鎧です、それでも式ですからもちろん活力ありますんで、攻撃されてもこっちから削られるわけです・・・・・いいのかなあ、これやると式の重ね着とか必殺の一撃使い放題になるんでどうかなあとは思ってるんですけど。
後関係ないですけど、停滞するようなら違う話はじめます?こっちの話は人が固定してきたようですし、どうせなら新しい人がたに入りやすくするために違う話を、どうでしょう?
97年08月10日:19時14分24秒
ようやく帰ってこれた… / タイガ
タイガです。
皆さんお久しぶりー、って別にそれほどでもないか。
なんか先週いっぱい(昨日まで)インターネットに接続できなくて…
長い事止めてて申し訳ないです>月夢さん
では。
三位一体の式「武者」を前にして蜘王は
「前にもこういう式を出してきた奴がいたな…」
と、呟いた。
「だが…」
言いかけた蜘王の言葉を遮るように不可思議な曲が流れてきた。
森そのものが歌っているような「曲」
蜘王がそれに気を取られたようにしばらく止まる。
だが、意志を持たぬ式は蜘王の隙を見逃さずに切りかかる
「おおっと」
ぎりぎりでそれを避けた蜘王は
「同じ『芸術』でも共感ってのを知らねぇんだな、式ってやつぁ」
と、からかうように言って、視線を戻す。
「強いってんならそれなり準備はするか…」
サムライと戦鬼蟲が目覚めた…。
蟲サムライ(?)「蜘王」から陰陽師「玄屋」へ
PS 僕もこの手の式は使った事があります。
でも、使い時が悪かったため、GMが興ざめしてました。(非難してるわけじゃありませんよ)
なんせほかのPCの獲物に使ってしまい「横からいきなり波動砲(だったかな?)を打たれたような気分だ」と言われました
97年08月17日:14時47分36秒
もう片方も少し進めます /
タイガ
蜘王の戦機蟲とサムライが目覚めた直後「武者」が切りかかる。
その刀に「糸」を絡め、奪い取ると無理矢理に向きを変え
「武者」に半ばまで突き立て、回し蹴りで根元まで蹴りこむ。
だが、痛みで動きが鈍る事の無い式はそのまま自分に
刺さった刀を抜き再び蜘王に切りかかる。
間合いが近かったせいもあるのか今度は首をわずかに切られ、
たたらを踏む蜘王。
だがすぐに蜘王は「武者」に数本の「糸」を突きさす。
その一撃で損傷の激しくなった「武者」の胴丸は消滅した。
「ふぅ…、丈夫だねぇ…」
蜘王が、半ばあきれたような表情で呟く。
蟲サムライ(?)「蜘王」より陰陽師「玄屋」へ
PS 武器奪って攻撃するのはルールにありませんので、
武器を奪うまでが防御行動で、攻撃は自分の行動で
「追加行動」を使って、二回攻撃の形にしています。
それから、「武者」が着込んでるのはあくまで「胴丸」と
しています。
97年08月18日:16時48分58秒
tomyさん帰ってきてないけど、動ける準備を /
月夢
すでに題じゃないな(笑)とにかく玄屋と琴音たち引き合わせときます、こっちに人止めとくと枯蔦やばそうだし(笑)。
「やってられんなあ・・・」
武者と真っ向から打ち合うどころか、ともすれば圧し気味にすらなっている現状に玄屋が苦笑する、ここまで来るとどこか達観した様子すら見えてくる。
「・・・こいつとここまでやれたのは静弥いらいかな・・もっともこいつが静弥の稽古用にわざわざ作った物だと聞いたら怒るかもしれんがな」
にやと人の悪い笑みを玄屋が浮かべる、これが彼一流の最後の冗談なのかも知れない。
「さて、あちらさんまだ奥の手ありそうだな、となると・・・悪いな夕霧、さきに静弥に詫び入れに行かせて貰うわ」
ふうと溜息一つついて空を見上げる玄屋、すると、
「ん?」
玄屋の感覚に引っかかる紗の力、そして上からおりてくる巨大な影。
「な!!」