97年04月02日:12時35分19秒
なるほど!! /
tomy
ありがとうございます、夜行さん。これでやっと話が進められます(;_;)
それでは。
「ねえ、ちょいと、そこのお兄さん達。どうしたのさ。とっても強そうなのに暇そうじゃないの。
もし本当に暇なら一つ頼まれてもらえないかしら。報酬はこれくらいでどう?」
そう言って懐から小判を取り出す。
金剛機を連れた陰陽師_怨麗、町でたむろっている傭兵に向かって
97年04月03日:14時33分44秒
さらに乱入(笑) / ジョーカー
怨麗の後ろから声が響く
「そこの別嬪さんよ。そんなよわっちい奴らより、俺を雇わねえか?」
声をかけたのは薄汚れた格好をした一人の男だった。
そこそこの顔をしているが中肉中背、傭兵達より強いとはとても思えない。
ただ目の奥に何かがちろちろと炎を上げているように見える。
「なあ、どうだい?」
人斬り 炎(ホムラ) 陰陽師 怨麗へ
97年04月04日:15時20分40秒
怨麗の方は難しいなあ /
tomy
二正面作戦で一人しか雇わないわけにもいかないし。
いきりたつ傭兵をなだめながら炎に近づき、追い払う振りをして耳元でささやく。
「あんたみたいなのが手伝ってくれるのは嬉しいんだけど、あいにく人手がいる計画なんでね。できたらまた夜にでも、そこの宿で落ち合わないかい?」
陰陽師 怨麗から、人斬り 炎へ
97年04月04日:18時09分23秒
怨麗の方 /
ジョーカー
怨麗を陰にして傭兵達に見えないようにニヤリと笑い、囁く
「承知した。」
すれ違いざまに怨麗にしか届かないような声で
「あんたには血の匂いがするよ。あんたに付いていけば…くっくっくっ。」
それから急に忌々しそうな顔を作り、いかにも体よく追い払われたかのような
素振りをし、傭兵達を押しのけて外へでていく。
97年04月07日:08時52分56秒
にしても・・・ / タイガ
やっぱり待っているだけでは始まりませんね。
つーことで怨麗の方に一群混ぜておきましょう。(これで動きやすくなることを願って)
「おい姉ちゃん、人手が要るんなら俺の方にまわしてくれないか。
部下達が暇持て余しててよう。
発散してやらないと暴動でも起こしそうでな」
不意に先ほどやってきたばかりの男が怨麗に近づき小声で言った。
「俺は蜘王(しおう)、蜘蛛の王だ。
といっても部下は人間だがなあ」
そう言って何がおかしいのかのどの奥で笑う。
蟲サムライ(?)「蜘王」から陰陽師「怨麗」へ
97年04月07日:11時57分18秒
むう、なにやら急に忙しくなったねえ。 /
tomy
これで斬牙が復活したりして、戦闘でもすることになったら、どんな恐ろしいことになるやら(笑えない(-_-;;))。
まあいいや。とりあえず怨麗の方で。
「(陰陽師玄屋の居場所を教えて)ここに厳重に封印されている刀を奪いたいの。ただ法力を持たないものは触れてはいけないわ。この刀には多くの修羅の怨霊にとり憑かれているから。」
蟲サムライ(?) 蜘王へ
夜になってから、
「(何度も撃墜されながらも、しつこく式を送って見張らせている滅光の事を教えて)計画の邪魔になるこの男を始末してほしいの。居場所にはこの式で誘導するから。あなたに劣らず危険な男だから気をつけて。」
人斬り 炎へ
97年04月07日:15時38分17秒
うみゅみゅ / 夜光
これは夜襲しかあるまい(爆)待っていろ怨麗。
空中に浮かぶ無数の念。それが誰のものかは解っている。あの陰陽師のものだろう
ご苦労なことだ。これだけ大層に見張りをつけてくれりゃ・・・・本体の場所も
自ずと知れる。
「あの宿場町かい・・・」
その唇に悪魔のような笑みが浮かぶ。血に飢えた獣?いや、それにしては静かすぎ
る。それにしては放つ気の種類が違う・・・
「もうすぐだ。あわせてやるよ」
すでに失われ落ちくぼんだ眼下から異様な光が漏れる。
「追いついたぜ。べっぴんさん」
サムライ 滅光より 陰陽師 怨麗へ
97年04月07日:21時52分00秒
あ、なるほど /
ジョーカー
何が蜘蛛の王なのかは分かりましたよタイガさん。(笑)
では炎の台詞をば。
怨麗の台詞を聞いて
「俺に劣らず危険な男?いいねえ…それでこそあんたに近づいたかいが
あったってもんだ。」
「そんじゃ、案内してくれ。」
人斬り 炎 陰陽師 怨麗に向かって
「追いついたぜ。べっぴんさん」
そう独白した滅光の横手、寸前まで微塵も気配を感じなかった
場所から声が響く
「いいや、そうは問屋がおろさない。」
闇の中から炎の姿が浮かび上がる。
「あの女はこれから俺に無数の血を流させてくれる、そういう予感がするんだ。
だからお前なんぞに殺らせるわけにはいかないのさ。」
だらりと刀を下げたまま間合いを詰めていく。
サムライ 滅光に向かって
97年04月08日:15時19分39秒
む、忍んできたか /
夜光
目の前に立つ男・・・濃密な血の臭いがする・・・
「いい目だ・・・血に飢えてやがる」
値踏みするようにそいつの全身を見る。
「けどよ、俺の相手にはちっとばかり役者不足だ。そこをどきな」
常人なら精神が壊れてしまうほど濃密な殺気をぶつける。
サムライ滅光 より 人斬り 炎へ
97年04月08日:20時02分45秒
台詞のみ /
ジョーカー
木々に止まり、羽根を休めていた鳥達があまりの殺気に目を覚まし
騒々しい鳴き声を上げながら飛び去っていく。
だが直接殺気を当てられているはずの炎はどこ吹く風といった風情である。
それどころか口の両端が吊り上がり、笑みを形作る。
「くふう、いい殺気だ…あの女があそこまで言うからにはかなり期待していたが
ここまで期待を(いい意味で)裏切ってくれると嬉しくてしょうがないな。」
そう言うと間合いを詰めるのをやめ、その風体には似つかぬ
優雅な剣舞を舞い始める。
「これを出したのは八年ぶり。拙き技なれど我が舞を御覧あれ。」
ゆるやかな動きにもかかわらず、瞬き一つの間に滅光の死角に滑り込む。
「フフフ…さあ、これに答えて下さい。まだまだ前菜なれば。」
舞を差し始めてから急に口調が変わる。ならず者のような‘それ’から
やんごとなきものの‘それ’に。
人斬り 炎 サムライ 滅光に向けて
97年04月08日:21時56分55秒
ちょっと訂正 / ジョーカー
炎の台詞八年じゃなくて四年にします。
97年04月09日:09時31分40秒
続き 台詞のみ / 夜光
「死人の目から生者の目に変わりやがったかい」
顔に浮かぶは笑み。人の心を凍えさす修羅の顔。
死角に潜り込んだ炎を弾き飛ばす。動きが見えない・・・いや、
動きがないのだ。気の脈動がそのまま物理的な力となり可の者を
弾いたのだ。
「久しぶりに・・・面白い手合わせになりそうだぜ」
左の腕を突き破り刀が姿を現す。妖気魔気、それは決して人の
手によりて鍛えられた物ではない。
「これくらい・・・かえせるだろう?」
刃が空を切る。風が刃となり、その身を襲う。
サムライ滅光 より 人斬り 炎へ
97年04月09日:17時44分01秒
さらに台詞のみ /
ジョーカー
気の脈動により飛ばされそうになるが笑みを絶やさず、ポーンと地を蹴り
宙に舞う。そのまま脈動を背中で受け流しふわりと地面に降り立つ。
そして寸毫の途切れなく舞を続ける。宙に浮いていたときも舞は行われ
初めから飛ぶことが決まっていたかのようによどみがない。
「素晴らしい技ですね。それでこそ、それでこそ。」
感嘆の声を上げながら舞い続ける炎。そこを刃と化した風が襲う。
「これくらい…かえせるだろう?」
そう問いかける滅光に
「もちろんでございますとも。」
と答え、舞を続けながら懐にすっと手を差し入れ扇子を取り出す。
気を込めているのか淡い光を発している。音を立ててそれを開き
迫り来る風の刃に向かってゆるやかに一振り。すると刃は的を外し
彼方の梢を切り落とす。そのまま扇子をもう一振り。そして放たれる見えざる力。
「では返礼を…」
彼方で何かが地面に落ちる音がする。
人斬り 炎 サムライ 滅光に向けて
97年04月11日:13時29分33秒
待ってろ人斬り / 夜光
遠くで何かが落ちる音がした。
「痛みもなく斬るかい。並じゃねえな」
見下した目から、少し緊張感のある目に変化する。その左手は刀ごと地面
に落ちてしまっている。
「役者不足なんていってすまなかったな。このままじゃ、役不足になっちま
う。少し、本気を出させてもらうぜ」
話す間も炎の舞は続いている。気を抜けば命を落とす死の舞が・・・
だが、滅光はそれすら、一歩も動かずに見切ってみせる。霊圧が高まる。
・・・・斬り落とされた腕がはねる!
腕は元の位置に納まると、まるで傷など無かったかのように自由自在に動く。
刀が高密度の気によって白熱している。
「これをうけてみな。そしたら、修羅をみせてやるよ」
気弾?刀?操気術? 複数の方角から殺気が飛んでくる。どれもが必殺の意
志を秘めている。
サムライ化してないサムライ 滅光 より、人斬り 炎へ
97年04月11日:13時59分40秒
ごめんなさい /
ジョーカー
意味ありげに書いたので誤解してしまったようですね、この落ちる音はそらされた風刃が木の枝を切り落とし、それが落ちた時の奴だったんです。でもまあ過ぎたことは仕方ないのでこのまま続けてみましょう。と、思ったんですが何故か大学のパソコンで書き込もうとすると改行が出来ない!NTでネスケだからでしょうか?これだと間抜けてしまうので家に帰ってからにします。
97年04月11日:15時27分54秒
枝の音だったのか(--; /
夜光
>遠くで木の枝が落ちた音・・・・・
悩みに悩んだのに・・・・(TT)
それじゃ、このまま続けようか。さて、いつ、サムライ化しようかな(笑)
97年04月11日:17時58分22秒
というわけで続き /
ジョーカー
どのようにして放ったのか前後左右、いや頭上を除く全方向から襲ってくる殺気。
「御見事!」
今まで以上の感嘆の声を上げながら廻りながらかがんでいく炎。
そして音もなく高く高く宙に舞う。その高さは身の丈の二倍、三倍、いや滅光から見て
月を越えるほど。だが月が隠れる瞬間、炎から驚愕の波動が伝わってくる。
逆光ではあるが笑みは絶えていない、舞も続けられている。しかし確かに
驚愕していることが分かる。放たれた殺気をかわしたと思いきや、それを囮として
真の一撃が宙を舞、身動きのとれない炎に放たれていたのだ。左手に広げた
気を込めた扇子を投げつけ相殺を試みる炎。激しい閃光が生じ、気がつくと
炎は地に降り立っている。
「舞を舞った私に一太刀を浴びせられたのは貴方が初めてですよ。」
炎の顔には―目は潰れていないが―左目を通り大きな切り傷が
刻まれている。
「是非とも御名前をお聞かせいただきたい。私の名は炎…人斬りの炎と申します。」
そう言って深々と一礼する。
人斬り 炎 サムライ 滅光に向かって
97年04月12日:11時00分34秒
やっと、怨麗にたどりつけるかな? / 夜光
「滅光。今はそれ以外に名は無ぇ」
その顔にはいつも浮かぶあの奇妙な笑みはない。
「いい腕だ。もっと、楽しみたいが・・・退きな。俺が今欲しいのはあのべっぴんさんよ」
その顔に、先程までの狂笑とは違う快活な笑みが浮かぶ。だが、完全に刃を退いているわけではない
体中から恐ろしいまでの気迫を放っている。
サムライ滅光 人斬り 炎にむかって
97年04月12日:21時38分15秒
そうはイカの〇玉(下品) / ジョーカー
ゆるりとかぶりをふり、
「いいえ、そうはいきません。先ほどの閃光の際に怨麗殿に式を送っておきました。
あの方は頭の良い方です。今頃はとうに街を引き払われておられるでしょう。
ですが貴方に掛かれば多少の距離など問題ではありますまい。ならばその淵が
飛び越えることが出来なくなるまで私が時を稼ぎましょう。」
そう言って中断していた舞をまた舞い始める。だがこの舞は剣舞ではない。
刀を振るわず、また見えざる力を放つこともない。ただただその場で舞い続ける。
美しくはあったが、どこか畏怖を感じさせた先ほどの剣舞とは違い、闇
闇の持つ安らぎを感じさせる、そのような舞である。
人斬り 炎 サムライ 滅光に向かって
ごめんなさい、tomyさん。ちょっと展開の都合上怨麗を勝手に動かしてしまいました。
まあ、どこと指定したわけではないので御勘弁を。
*** 97年04月23日:18時24分31秒
しかし怨麗は独り言が多くなるなあ /
tomy
金剛機をつれて修羅刀の元へ急ぐ怨麗。だが、その途中金剛機がガクッと膝をつく。心配そうに駆け寄る怨麗。
「大丈夫?、、、そう、修羅刀が近いのね。、、、わかった、ここからはわたし一人で行くわ。、、、危険よ、あなた一人であの男を止めるなんて。、、、そう、でも無理はしないで。もう二度とあなたを失う苦しみを味わいたくないの。」
そう言うと怨麗は飛行用の式を自分に憑依させ、玄屋の工房の方へ低空飛行で急ぐ。金剛機は自らに付けられた生体感知能力と、もう一つの能力(秘密)を全開にして滅光の位置を探る。滅光が怨麗の元にたどり着けぬように。
陰陽師 怨麗と怨麗の金剛機
はいっ、これでわかるに人はこの金剛機の正体(というか能力)がわかりましたね。そーいうことです。
***
97年04月15日:13時50分36秒
消える・・・ / 夜光
暗闇の力。夜の魔力。安らぎを与え、その変わりに自由を奪う。
舞に心奪われたならば。時を忘れ見入るであろう。
「これ以上はつきあってやれねぇよ。逃げたなら、おいかけるさ」
狂気じみたあの笑み。心に住むあの魔物がまた浮上してきていた。
「お前も追ってくるといい。面白い物が見えるぜ」
その姿が次第に崩れていく。・・・幻影。質感も存在感もあった
が、それは幻にしか過ぎなかった。
「優雅に舞う蝶よ、汝の羽を大事にするがいい」
どこか遠くから声が聞こえてくる。それは滅光の声。だが、まる
で別人のような響きを持っていた。
サムライ 滅光 人斬り 炎へ
97年04月16日:09時34分04秒
どーでもいいけど /
ジョーカー
夜光さん、陰陽術使える銃槍使い好きですねえ。(笑)呪泉もそうだったし。
消えていく幻に
「そうはいきませんと言ったでしょう。最後の舞は駄目押しでしたが、幻を通してとはいえ
私の剣舞を目にしたのです。半刻いえ四分の一刻(30分)もすれば身体が重くなり
深い眠りにつくことになるでしょう。いえ、命に危険はありませんよ。貴方には
まだ修羅を見せて貰ってはいませんから。また私も準備が整っていたわけでは
ありません。なにせこの頃は雑魚ばかりで。そしてなにより私と貴方の死合い。
観客が月だけというのは、いかにももったいないというものでしょう。
この次相まみえるときは真の私をお目に掛けますよ。」
そう言うと懐からもう一本の扇子を取り出し、緩やかな舞を始める。
今ここに第三者がいれば驚愕の声を上げただろう。舞を舞う炎の姿が
段々薄れ、見えなくなっていくのだ。舞が終わる頃には顔の判別もつかなくなり
身体を通して月が見えるようになる。そしてついには姿が完全に消え、二人の戦いの
痕跡だけが月光に照らされる。そしてどこからともなく声だけが響く。
「忘れていました、眠りは二昼夜ほどで覚めるでしょう。では御機嫌よう…」
声の残響が消えるとその場に響くは梟の声のみ……
人斬り 炎 サムライ 滅光に向けて
97年04月21日:13時21分25秒
滅光 眠る そして目覚める者は・・・・ / 夜光
「情けない、この程度の術にかかるとはな」
その顔に自嘲の笑みが浮かぶ。体に埋め込まれた珠がその心の揺れを感じ淡く光りを放つ。
膝から力が抜け、たてないほどの倦怠感が体を縛る。
「あの小僧・・・舞うことにかけちゃ掛け値なしの天才だぜ・・・俺を魅入らせるんだからな」
滅光の体から、蒸気がわき出す・・・精神を張りつめ体中に気の力をみなぎらせる。
「だが、俺を縛るにゃ・・・・まだまだ未熟」
その瞳に感嘆と狂気を乗せてつぶやく、磨くべき才能を目にした師匠の目。だが、それは
彼の心の奥で冷たく凍える。
「さて、少々時間をくっちまったな・・・あのべっぴんさんを追いかけるかい」
狂的な色を残す笑みはまだ、消えることはない・・・
サムライ 滅光
97年04月21日:18時45分57秒
さて、アクションですが /
空飛ぶハイエナ
「だいぶ辛そうじゃねえか。お侍さん。」
不意に虚空から響く軽薄な声。
何時の間に近付いたのか、何時から其処に居たのか、そこには黒い着流しを着た優男が1人、軽薄な笑みを浮かべて煙管を吹かしている。
まるで夜祭りでも見物に来たような気軽な態度。
滅光と炎の凄まじき戦いの跡を見ながらも、まるで芝居の余韻を楽しむような態度で佇んでいる。
「驚いたね。アンタらホントに人間かぁ?俺も大概面白いモノは見尽くしたつもりだったが・・・なかなかどうして、いいものを見せてもらったぜ。
男は着流しの懐に腕を突き込むと、数粒の丸薬を取り出して滅光の眼前に差し出す。
「楽しませてくれた礼さ。飲みなよ。幻惑破りにゃコイツに限るぜ。」
あくまで軽薄で人懐っこい微笑み。
男の表情には、恐怖や畏怖といった感情がまるで浮かんでいない。
「・・・あ、悪い、名乗りを忘れてた。俺の名は陽炎・・・ただの歌舞いた遊び人だよ。」
丸薬をすぐには受け取らない滅光を見て、男は一瞬眉を寄せ、そして気付いたようにたもとから竹筒を取り出す。
「おぉ、水が無きゃ飲めない口かい?じゃあこれを使いなよ。」
”忍”陽炎より ”サムライ”滅光へ
97年04月26日:11時02分12秒
さて、困った。一匹狼に着いた人が(^^; / 夜光
「何者だ?」
静かな笑み。静謐な雰囲気をまとうそれは先ほどまでのものと
同一人物なのであろうか?外見は何も変わってはいない。だが、
確実に先ほどまでの人物とは何かが違う。
サムライ 滅光 より シノビ 陽炎へ
97年05月02日:08時07分13秒
ま、とりあえず /
空飛ぶハイエナ
「ただの遊び人だってばよ、お侍さん。」
軽薄な笑みを消す事無く、目の前の伊達男はそう答えた。
「・・・薬、いらないのかい?」
眼前に突き出した丸薬と竹筒をどうしたものかというように揺らして見せながら、男は滅光の眼前に佇んでいる。
忍 陽炎より サムライ 滅光へ
97年05月26日:14時31分56秒
変化 / 夜光
「必要ありません」
彼はその顔に笑みを浮かべ問いかけに答える。
....彼?いや、違う!それは男性の纏う気配ではない。
先ほどまでそこにいた人物はどこかへ行ってしまったのだろうか?
そこには女性が一人立っていた。古びてぼろぼろになりかけた着流し。
身体に埋め込まれた珠。それは確かに先ほどまでの人物と同じものだ
った。その手に握られている刀も.....
だが、それは彼ではなかった......
「先を急ぎますので、そこを通していただきますね」
その顔に嫣然たる笑みを浮かべ歩をすすめる。
サムライ?滅光 より シノビ 陽炎へ
97年06月06日:11時42分36秒
何者やねんマジで(笑) / 空飛ぶハイエナ
「あ・・・そぉ?」
清水の入った竹筒を収めつつ、陽炎と名乗った男はあっさりとその身を引く。
そのまま、流水のようにするりと身を躱し、滅光が立ち去るのを眺めている。
「あれが滅光って奴か・・・今回は少しは楽しめそうだな。」
滅光の背中を見送りながら、伊達男は一人そう呟く。
「願わくばもう一人の奴も、俺を楽しませてくれるいい奴だといいんだがね。」
軽薄な笑みは途絶えることはないが、その優しげな瞳は何かに飢えた者特有の危険なぎらつきを持ちはじめている。
不意に。
風が微かに下草を揺らしたその刹那に、男の姿は掻き消えていた。
「いずれにせよ。俺は楽しませてもらうまでさ・・・。」
忍 陽炎より サムライ 滅光へ ***
97年06月10日:07時19分31秒
長い間止めててごめんなさい3 /
tomy
(目標パターン、、、消滅!?)
”彼”の認識から滅光のパターンが消滅する。
(同時刻、同座標に別種のパターンが発生。以後このパターンをパターン『滅光』の亜種『滅光2』として追跡を続ける。)
その時、”彼”の意識を強烈な思念が襲う。修羅刀が目覚めたのだ。
(うっ、、ぐっ、、)
”彼”の意識はその強大な怨念に濁流をながれる木の葉のようにほんろうされた。
(、、、この、感じは、、いつか、、、どこかで、、。、、)
(かつて、、この鋼の体となるずっと前に、、この思念を感じたことがある。)
(たしか、、あのとき、、まだ幼い少女をつれて、、、)
どの位、経っていたのだろうか。”彼”の意識は鮮明になった。そして”彼”はパターン『滅光2』が怨麗に迫っていることに気付く。
(、、、麗、、守る!!)
”彼”はまとわりつく様な修羅刀の怨念を意識に感じながら、それでも怨麗を守るため、滅光たちのいる玄屋の工房へ向かった。
怨麗の金剛機