97年02月26日:14時17分58秒
そういえば裕太君の仇が決まってなかったですね。 / tomy
それじゃあ、ぼくがやりましょうか。せっかくだから玄屋さんもからめちゃいましょう。やっぱり月夢さんにも相応の責任は果たしてもらわないと(笑)。


「けっ、まったく殺しがいのねえやつらだぜ。」
村人の首が転がっている中でその男は酒をかっくらっていた。見たところ30代なかばで、全身に埋め込まれた珠からその男がサムライであることがわかる。
「親分、言いつけどおり食物を奪った後皆殺しにしました。」男の子分が現れる。
親分「何だその不服そうな面(つら)は。」
子分「へい、まぶい娘っ子がいたもんで。」
親分「アホかてめえは、余分に食わせる飯なんてねえんだよ。一度すりゃいいだろうが。」
子分「へ、へい。」
親分「おら、そろそろ帰(けえ)るぞ。」

男たち賊が、すみかに戻ると、男の前に陰陽師とおぼしき30歳前後の女が立ちふさがる。
「遅かったわね、斬牙(ざんが)。ちょっと一仕事頼まれてくれないかしら。」
斬牙「またつまんねえ事におれを使う気じゃねえだろうな、怨麗(おんれい)。」
怨麗「あら、あなたに仕込んだサムライは私が命じればすぐに爆発するのよ。私に逆らっていいのかしら。」
斬牙「へっ、てめえが何か言う前にぶっ殺しちまえばそんなことはできねえだろうが。」
怨麗「あらあなたにそんなことができるのかしら。」
斬牙「試してみるかい。」
斬牙が刀を抜こうとするといつのまにか怨麗の前に一体の金剛機が立ちふさがっていた。
斬牙「けっ、てめえだけじゃ何もできねえくせに。まあいい。それで頼みってのは何でえ。」
怨麗「玄屋という陰陽刀鍛冶の所から一本の刀を奪ってきてほしいの。」
斬牙「なにい、刀一本だと。」
怨麗「ただの刀じゃないわ。あなたも聞いたことがあるでしょう。修羅刀の名を。」

書いてて自分の首を絞めてるだけだと気が付いた。どうやってケリつけようか?
97年02月26日:15時56分44秒
首締めてどうする(笑) / 夜光
 自分で墓穴を掘るとは、それにしても、掛け合いから小説
もどきの様相を呈してきたな。
 
 「面白そうな話だな」
 砂煙の中からぼろをまとった一人の男が姿を表す。
 「残念だけどよぉ。そんな面白そうなもの。お前らにはやれねえな」
 常識では考えられない早さで、抜刀。子分たち血の海に沈む
 「俺が、もらう。だから、お前たちは、死にな」
 瞳に悪鬼羅刹のごとき殺気を乗せて。
  サムライ 滅光 より、陰陽師 怨麗、サムライ 斬牙へ
97年02月28日:14時05分23秒
わははっ、どっちかというと僕が主犯でしょう。主に文を長くしてるのは僕だし。 / tomy
それにしても裕太君のためにも(笑)ここで斬牙が殺されるわけにはいかんと思うけど、裕太君に殺されるために斬牙はアーキタイプのサムライ程度の戦闘力しか与えてないんだよなあ。どうしよう。(苦笑)

別に修羅刀を奪う役は滅光さんにあげた方が僕は楽になるんだけど(笑)

滅光の声がした直後、金剛機が怨麗を抱えて樹上に避難する。
怨麗「どこの誰だか知らないけど、陰陽刀鍛冶玄屋の居場所を知っているのかしら。いえ、知っていたらこんな所で油を売っているはずないわよね。せいぜい探し回るがいいわ。その前に修羅刀は私たちのものよ。」
声とともに怨麗たちの気配が消える。
斬牙「あの女、俺にも教えずに逃げ出しやがった。まあいい、今は修羅刀よりもてめえに興味があるぜ。最近つまんねえモノばかり斬って退屈してたんだよ。どうでえ、俺と遊んでみねえか。」
そういうと斬牙は滅光に刀を向けた。

それにしてもNastyさんが来ないと話が進みませんねえ(笑)。
97年02月28日:16時05分59秒
完全に悪役ですな。 / 夜光
 完全に悪役になってしまいましたね。狙い通りですけど。それでは、彼の台詞をば・・・・
「知らないね。だけどそう、迷うもんでもないさ・・・」
     陰陽師 怨麗にたして  
「やるつもりかい?そんな刀で。俺と・・・・いいぜ。お互い死ぬまで遊んでやるよ」
 刀に宿る式が霊力をあびて活性化する。朱色の輝きはまがまがしさをたたえている。
「勝のは・・・おれだけどな・・・・」
 ニーっとすごい形相の笑みを浮かべる
        サムライ 斬牙へ サムライ滅光
97年03月03日:13時41分14秒
困った、すでに引っ込みがつかない状態だ(笑) / tomy
「得物に頼るたあ、情けねえな。」
滅光にそう言うと斬牙は刀を手にしたまま気合いを入れた。

「はあああああああああっっっっっっっっっ。」
その雄叫び(おたけび)とともに丹田からほとばしる気が斬牙の刀に流れて行く。そして斬牙の刀は気を操る者にのみ見える青白い光に包まれた。
「さあ、やるとしようか。」

サムライ_斬牙からサムライ滅光へ


(情景)2人の闘志の高まりに呼応するかのように、突如天はかき曇り雨が振り出した。最初はポツリポツリだったのが、しだいに激しくなり、ついにはどしゃ降りとなる。崖下の川の音もいつのまにかゴーーという濁流を思わせる音に変わっている。しかし2人は濡れるのも気にせず刀を手にしたまま、にらみ合っていた。
97年03月03日:14時12分12秒
一方そのころ陰陽師_怨麗は / tomy
「ゴホッ、ゴホッ。」
咳き込んでうずくまり、懐から丸薬を取り出して飲み込む。

「あと、どれくらい生きられるのかしら。それまでに、、ゴホッ、ゴホッ。」
再び咳き込んで倒れそうになったところを金剛機が助け起こす。
金剛機に抱きかかえられながらつぶやく。
「ありがとう、***..。」

そういえば月夢さんの質問に答えてませんでしたが、怨麗は玄屋に直接会ったことはありませんが、一応関係者です。
しかも会ったことはないのに、なぜか(笑)顔も知ってます。
97年03月10日:14時14分58秒
いかん、掛け合いが止まってる / tomy
それにしても夕霧関係が止まってるのは仕方ないとして、斬牙と滅光の闘いが1週間も止まってるのはどうしたことだ?別に夜光さんが来てないというわけでもないし、もしかして夜光さんも僕と同じで戦闘シーンの描写が苦手なのかな?
仕方ないからこっちから動かしましょうか。ちょっと斬牙に有利に描写しますけど怒らないでくださいね。どうせ斬牙の方が滅光より弱いでしょうから、こうでもしないと情けない描写にしかならないんですよ(笑)。

どんどん雨足は強まり、空は鉛色からついには真っ黒に染まった。あたりは夜が訪れたかのように薄暗闇に包まれた。
2人のサムライはもう長いことじっと睨み合っていた。冷たい雨の中冷えきっているはずの2人の体からは、何と驚くべきことに湯気が立っていた。

ふいに斬牙の方が睨み合いに焦たのか、滅光に向かって飛び出す。
「やっぱ、ただ睨み合ってるなんざ面白くねえぜ。久々の歯応えのある獲物だ。楽しまなきゃな。」

サムライを起動させ斬牙が突っ込む。滅光が迎え撃とうとするその時、

ピシャァァーーー

暗闇のなか天と地をつなぐ光の柱、稲妻が斬牙の背後に出現し、滅光の網膜を焼く。そして直後に大音響が辺りに響き渡った。

「ついてねえなあ、てめえ天にも見放されてるぜ。自分の不運を呪いながら死ねや。」
言葉とともに斬牙の刀が滅光を襲う。


(以下次号な感じで)サムライ斬牙からサムライ滅光へ
97年03月11日:10時11分44秒
いいわけ / 夜光(死体)
 いや、まあなんと言いましょうか。掛け合いがストップしていたのは私が戦闘
シーンが苦手というわけではなくてですね、戦闘シーンを書くだけの気合いが無
かっただけなんですよ。と、いうわけで、向こうが動いたのでこちらも動かしま
すか。

 
 斬牙の刀は狙いあやまたず滅光の肩口に深々と刺さった。だが、刀はそれ以上
動かない。斬り裂くことも引き抜くことも出来ない。
「まだまだ、甘いな。俺をやるなら全力で来い。・・・・気を抜いてると・・・・・死ぬぜ?」
 その顔に嘲るような笑みを浮かべ、すっと、刀を振り上げ、振り下ろす。実に
無造作に、その実計算し尽くした必殺の一撃が斬牙の上に襲いかかってくる。

「不幸なのは・・・・・・お前だったな・・・・・・」
 サムライ滅光 から サムライ斬牙へ
97年03月13日:16時16分29秒
それじゃあ続きといきますか / tomy
「なめんな!」
至近距離からの体勢の整わない攻撃を自分への侮辱と取った斬牙は、滅光の式刀を左腕につけた手甲で、はじこうとする。たしかに並の刀なら、はじけるはずだった。だが、

「ぐはあっ!」
滅光の霊力で威力を増した式刀は斬牙の手甲に食い込み、そのまま左肩に突き刺さった。
機先を制したのに相打ち、いや左手に傷を受けた分、斬牙の方がダメージは大きい。斬牙は自分と滅光の間に大きな力の差があるのを知った。だが、斬牙はその差を獲物の差だと断じた。

「ちきしょう。どうやらてめえの言うことにも一理あるようだな。こんな刀じゃあ、てめえの刀とやり合うにゃあ不足だ。」
そう言うと崖の方に走り出す。

「この死合いは、おあずけだ。てめえを切れる刀を手にいれるまでな。自慢の刀を無くしたくなきゃ、ついてくんなよ。あばよ。」
そう言い残して斬牙は崖下の急流に身を投じた。

サムライ斬牙からサムライ滅光へ

そうそう、ところで月夢さん。裕太君たちを襲った追いはぎを斬牙の手下だってことにしていいですか。そうすると、斬牙は裕太君を、滅光と怨麗は玄屋を狙うという構図になって丁度いいんですけど。
97年03月13日:16時39分50秒
その直後 / tomy
去ろうとする滅光に対し、どこからともなく引き留める声がする。

「お待ちなさいな。」
上の方からだ。そこには光る鳥型の式が浮かんでいた。そしてその式から少しかん高い感じだが怨麗のものと分かる声がする。

「強いじゃないの、あんた。ねえ、あたしと組む気はない?あたしは、修羅刀そのものが欲しいんじゃあないわ。修羅刀に喰われた幾多の修羅の魂が欲しいのよ。修羅刀に使われた心珠は確かに欲しいけど、あんたと戦ってまで手にいれたい訳じゃあないもの。それに玄屋も名のある陰陽師。何を仕掛けているか分からないわ。修羅刀を手にいれるためにも、陰陽術の知識が必要だと思わない?。どう、悪い話じゃないと思うけど。」

陰陽師怨麗からサムライ滅光へ
97年03月19日:13時55分49秒
気合いが足りぬ・・・ / 夜光
 ああ、書き込みするには気合いが足りぬが・・・・致し方あるまい。
「負け犬が・・・"死合い"の意味もしらねええのか?・・・このくらいで逃げてるんじゃねえよ」
 手を肩口の傷に宛てる・・・その瞬間に傷は跡形もなく消える。
「今は見逃してやる・・・次に俺の前に現れやがった・・・消す・・・」
 静謐な雰囲気をまとわせている、先ほどまでの狂気じみた感情は感じられない。
                     サムライ斬牙へ
 
 奇妙なほど霊圧が高まる。斬牙に向けていた殺気とは明らかに違うものだ。
物理的な圧力すら感じられるほどの霊圧。はじけた・・・そう、かんじた瞬間に
滅光の姿が消えていた。

「言わなかったか?・・・・それは、俺がもらう・・・・お前たちは死ね・・・・・ってな」

                  陰陽師 怨麗へ
97年03月19日:16時23分49秒
怨麗またも独り(?)言 / tomy
「くっ。」
感覚を共有していた式を破壊され、怨麗がうめく。

「キレてるわね。斬牙なんかよりもずっと!まあ、狂犬にも使い道はあるわ。奴に私たちを見つけ出すことはできないんだもの。せいぜい、けしかけて利用してやりましょ。いざとなったらあなたが助けてくれるものね。」
そう言って傍らの金剛機を見つめた。