97年02月10日:16時22分51秒
よろしくお願いします / 月夢
 や、やっと最初から読み終わった、、、という事で参加させて頂きます。
 今学校から送ってるもので手元にルールがないのですが、一つ設定で使いたいものがあるので教えていただけないでしょうか。
 それは永続化した一対の式なんですか、平たく言ってしまえば刀と鞘です。
 つまり人を切るための式とそれを眠らせ続けるための式何ですが、可能でしょうか?
 それでは掛け合いにいきなりはいるのもなんですので、一つ関係のないところで、
 「おいおい、あんたそれで大根でも切るつもりか?違うだろ、だったら言葉を飾るなよ、
  そいつは血を吸わす為に俺が生んだんだ」
  刀鍛冶 玄屋
97年02月14日:13時39分55秒
あ、つながった / 月夢
 昨日何回やってもつながらなかったのですが、まあいいや。
 ルール見直して、そういえばそんな注意書きがありましたね、ちゃんと見ないといけませんねえ、て私の事ですけど。
 しかし刀形のの式を造った場合乗っ取られたた場合どうなるんでしょう、打撃能力か、戦闘能力のみに徹底的に作成点つぎ込んだ場合移動力あるんでしょうか?
 個人的にはある程度意志があってくれたほうが2、3ターンしか持てないとかの制限付けれそうでいいんですけど。
 
 だいたい考えている設定は、
「いいか、坊主、そいつにはそれぞれ一つずつの鬼の魂を封じてある、怒りと憎しみに全てをゆだねた鬼と、それを嘆き悲しむその鬼の妻の魂だ、故にそいつは妻の腕の中でしか眠れねえ、いいかおぼえときな坊主、そいつを抜いたら三太刀以内で片をつけな、そいつが今のおまえさんには分相応ってもんだ」
 刀鍛冶改め、陰陽刀鍛冶 玄屋
 というような設定にしたいんですけど。
97年02月15日:11時21分00秒
僕もかけあいに混ぜてください / tomy
こんなのでもいいのかな

「だめね、私は。咲夜にも雪夜にも心を持たせることができなかった。2人とも心がある振りをする本当の『人形』。やっぱり、『わたし』ではだめなのかしら。でも亜夜と沙夜には本当の心を持ってほしい。
2人を旅に出しましょうか。もしかすると『ひと』と接すれば、心を持てるかもしれないもの。」
傀儡の傀儡師、夕霧(ゆうぎり)
97年02月16日:00時52分14秒
いよいよ明日 / Nasty
あ〜こんなに明日が待ち遠しいのは久しぶり、11:00渋谷ハチ公前広場、交番前遅れないように!

>オフ会参加者
現在動いている掛け合いは二つ、どちらも神宮家がからんでいます。
入りたいのでしたらお勧めは壬岳編、出来れば絶刃か裂雷を使ってもらいたい、(わがまま)

そんでは


「なあおっちゃん、ホントにこれでサムライ切れるようになるん?おいら村のみんなの仇取りたいんや!」


           佑太  玄屋に向かって


97年02月17日:14時57分31秒
もう一つ / 月夢
 続けて月夢です。
 おお、玄屋の刀を受け取る人間がいる、でもこれって本気で坊主(笑)、ちょっと予想とは違いましたが、これはこれで面白いので続けてくださいね。
 アーキ的には少年と判断してよろしいですね、となると「少年は強さへの無条件なあこがれを持ち、強くなれれば、何でもできると無邪気に信じ込んでいます」ですよね(にやり)
 これはもしかすると話が進めば転職がみられるかも強さを求めた少年が刀を受け取り、それで何を得るか、そしてどうなるか、この次の話は少年の何年後だろう(笑)
 では刀の譲渡といきましょう、はたして玄屋が何を思って刀の握り方も満足にわからない少年に刀を渡すのか?
 
 ぼろぼろになりながらも目だけは強い光を失わない裕太をみて、
「サムライか、そいつはおまえ次第だ、俺はそいつに鎧だろうが金剛機だろうが両断できるだけの力を与えたからな、殺れねえ物があるとしたら不死虫ぐらいなもんだ。」
  玄屋はもう一振り刀を取り出し、それに手紙を添えて裕太に渡す。
「昔俺が刀を打ってやった奴への紹介状だ、刀の握り方ぐらいは教えてくれるだろうぜ、刀の方は、ま、そいつを抜く気になれねえ時に使いな。」
 しばし沈黙してから、口を開く。
「坊主、強くなりたきゃ修羅になるのが一番はええ、天羅においてそいつが最強だ、失う物の多さと手にいれる強さってのは比例しやがる、今はそんな世の中よ」
 それが玄屋が裕太に送る最後の言葉だった、玄屋は裕太が出ていった後にぽつりと呟く。
「でっけえ力手にいれて、修羅になる誘惑を、、、力で過去にけりつけて、そして振り返って、、、たかが刀鍛冶風情がなに期待してやがんだか、何振り打ったって期待した答が出た試しがねえってのに、所詮刀は血を吸い、力は修羅へと姿を変える、何人試したって同じ事よ、あの坊主だって、、、、、」
 それでも玄屋は仕事場へと足を進める。
「てめえにできなかった事、他人に押しつけるんじゃねえよ、三流刀鍛冶が!」
97年02月19日:16時14分34秒
でも、やっぱり夕霧たちは入りづらい。 / tomy
しかし、良く考えると夕霧ってほかの人にからみにくいなあ。ましてや亜夜と沙夜なんか、因縁が「私は人形(特級)」だけだからもっとつらいし。
まあいいや。とりあえず玄屋さんにでも、からませてもらお。


「お久しぶりね。(勝手に決めてごめんなさい ^^;)もしよければ、この娘のために刀を打ってもらえないかしら。この娘が自分と妹を守れるように。」
傀儡師 夕霧、無表情な戦闘用傀儡 亜夜を連れて、陰陽刀鍛冶 玄屋へ
97年02月19日:17時30分07秒
いらっしゃい(笑) / 月夢
 >tomyさん
 ようこそ玄屋の店へ(笑)歓迎いたします。
 さて、せっかくの女性の来訪ですし、できる限り意味ありげに演じさせてもらいます(笑)
 
「、、、まったくもって久しぶりだな、あんたにまだ刀がいるとは思わなかったよ、、、」
 
 無表情な亜夜を見て、
「俺はそっちの方面にゃ縁がないが、あんたが連れてきたって事は、、、「娘」、何だろ?いいのかもたせちまって?俺の刀は間違いなく血を吸う、あんたなら理解してるはずだぜ」夕霧達を迎え入れて 陰陽刀鍛冶玄屋
97年02月20日:15時58分37秒
すばやい対応ありがとうございます。それではこっちも気合いを入れて / tomy
「わかってるわ。『心を持った時、人を殺した過去がどれだけ重荷になるか』も含めて十分すぎるほど、ね。それでもあなたの刀が必要なの。
私は亜夜に自分の身だけなら十分守れるくらいの技は教えたわ。でも亜夜には妹を、沙夜を守ってもらわなくてはならない、亜夜自身のためにも。そのためには並の刀ではだめだから。
それに、もし亜夜が自分の罪に押し潰されそうになっても、沙夜の存在が亜夜を救ってくれるかもしれない。私も娘たちを信じてみたいの。」
傀儡師_夕霧、陰陽刀鍛冶_玄屋へ
97年02月20日:16時54分24秒
只今レポート作成中(笑) / 月夢
 なんか現実逃避しているなあ(笑)
 という事で、こちらもさくさくと返信します(どういう事だか)
 
「人の事言えた義理じゃねえが、なんで大人ってやつわ、ちっとばかし先に生まれたからって偉そうな事いったり過剰な期待背おわしたりするんだろうな、、、ホント、言えた義理じゃねえけどよ」
 
 玄屋は苦笑する。
 
「ふう、いいさ、あんたの頼みだ、打ってやるよ、ただ欲をいやあもうちっと早くきてくれりゃあよかったんだがな、一昨日、裕太って餓鬼に俺の最高の一振りをくれてやったばかりだ、鞘の名前は落涙、刀の名前は狂炎、、、、心珠刀ってやつだ」
 
 一瞬ぴくっと反応する夕霧を見てにやっと笑うと玄屋は続けて言う。
 
 
「どうする、ご希望とあればあいつを起こすぜ、俺の最初の心珠刀、いや、もう修羅刀ってほうが通りがいいか、あいかわらずあれに見合った鞘はねえ失敗作だが、どうする、あんたの娘にかけてみるか?なら、起こすぜ、たぶん機嫌は悪かろうがな、なにしろ、俺とあんたがそろってるんだ」
 陰陽刀鍛冶 玄屋
 
 
>tomyさん、ごめんなさい、大分勝手に設定作ってしまいました。一応、補足だけしておきますと、玄屋の言っている刀は玄屋が初めて打って、そして2度と打つ事はないだろうと思っていた初めての心珠刀です(生涯に何本も打てる物ではないでしょうし)これは玄屋に言わせると、
「鞘のねえ刀なんぞ、なまくらよりも質がわりい」
 という事になり、今の今まで封印されていた物です、というよりこの心珠刀の経験よりでたセリフです、このときの事件にきっと夕霧さんが絡んでいたと言う、設定です、都合悪ければ適当に変えてください、一応方向的にはインテリジェンスソードてきな位置でいきたいので、必要とあればしゃべらしてくださってもかまいません、刀の性格決めてないもんで。
 
97年02月24日:16時04分36秒
月夢さん、遅くなって済みません / tomy
「修羅刀、あれを!?」

しばし思い悩んだ顔で。

「あのときの私はあれを抑えることができなかったわ。当然よね。殺されたあるじの仇を討つため、無関係の鬼の命を奪ったのだもの。あのときの私もあの刀と同様、修羅だったのよ。いえ、私があの刀を修羅にしたって言うのが正しいわね。あなたも驚いたでしょう、血まみれで片手に心珠を持った傀儡が訪ねてきた時には。
そして敵も味方もなく、立ちふさがるものをすべて斬った...。私がここにいられるのは、あの人が、静弥が命懸けで止めてくれたから。あの時、私は初めて本当に心を持てたんだと思うわ。静弥の命を代償にして。せっかく手にした心を悲しみで満たして。」

ここで一息ついて首を振る。

「無理ね。少なくとも今はまだ。あなたももうわかっているんじゃないかしら。あの刀を使えるのは、あの鬼の心を癒せる者だけよ。まだ真っ白な亜夜には他人の心の痛みを思いやることはできないわ。」

寂しそうに笑って。

「でも私はあの刀に借りがあるわね。もし亜夜があの刀を扱えるほど成長したなら、私のかりそめの命をあげてもいいと思ってるわ。だから、あの刀を目覚めさせるのは、もう少し待って。」

元戦闘用傀儡の傀儡師_夕霧、陰陽刀鍛冶_玄屋へ

すんません、月夢さん。こっちも勝手にどんどん決めちゃいました。これでおあいこでしょうか(^^;)。
しかしダークな過去ですねえ。傀儡作りを始める前ですから20年以上前でしょうが、やっぱりこれがもとで刀を捨てたのかな。ちなみに静弥っていうのは旅の連れのサムライで自らの体に突き立てることで、夕霧に修羅刀を手放させたって事にしときましょう。
97年02月25日:13時36分54秒
おお、小説みたい / 月夢
 段々設定固まっていきますねえ、綺麗でいいです、さらに盛り上げて、さらに他人を巻き込みましょう(笑)
 >Nastyさん、まず裕太君、巻き込ませて頂きます(笑)
 
「そうか、まあしゃあねえな、しばらくはまた俺が預かっておくさ、そのかわりといっちゃあなんだが、一つ仕事頼まれてくれねえか、つい先日心珠刀渡したって話したよな、その餓鬼の面倒見てやってくんねえか?刀を持った事もねえ餓鬼で心もとねえから紹介状もたして送りだしたんだが、あの物騒な刀を持って行き着けるかどうか怪しいかもしれねえんでな、送り届けるだけでいい、その後は坊主の好きにさせてやってくれ、後はお前達の判断にまかすさ」
 
 玄屋は式札を一枚取り出し、式に裕太の姿をとらせる。
 
「この坊主だ、あの時のおまえの目そっくりだからきっとすぐにわかる、きっとな、ま、護衛だけでかまわねえぜ、俺はそれ以上は頼まない」
 
 刀を一本奥から持ってきて亜夜に手渡す。
 
「心珠刀に比べれば落ちるが純粋に刀鍛冶の技とすればこいつも逸品だ、持っていきな」
 
 無表情に受け取る亜夜を見てから夕霧に呟く、
 
「夕霧、お前の娘ってことは静弥の娘ってことだ、そのこと忘れんなよ、普通は二親で背負う物を片親で背負ってるんだ、責任軽くねえぞ、、、命粗末にして、その責任投げるなよ」
 
 陰陽刀鍛冶玄屋 夕霧へ
 
 >tomyさん、後よろしく(笑)
 それから裕太君の行き先考えてない物で(だから未だに名前が出ない(笑))、誰かやりません?ついでにせっかく出たし静弥さんの近親者だと面白いかも。
 
97年02月25日:14時30分49秒
玄屋の過去 / 月夢
 夕霧さんの過去があったので、ぼんやりと思いついた玄屋の過去について、少々。
 玄屋はアーキタイプの陰陽師のように優秀で将来を嘱望されていた陰陽師でした、そして彼もまた例外でなくある一点で壁にぶつかった陰陽師、自分の陰陽理論、式作り、そのどちらもが更なる先に進む事ができなくなったそのとき、彼は家に飾っていた刀を何気なく手にとり、抜き、そして思ったのです。
「これこそが私の求めていた物だ!!」
 彼は刀の持つ危うさと美しさに魅せられ、そこに自分の理想とする式を追い求めたのです、そんな彼が心珠刀に思い至るのは決して長くはかかりませんでした、彼は来る日も来る日も、刀の打ち方を覚え、心珠刀の理論を考えるという事を繰り返し、自分の手で最高の心珠刀を打つ日を夢見ていました。
 そんなときに夕霧という女性と出会います。
 なお、人間の玄屋は現在ではそこそこの年となっています、何しろ20年前ですからね、事件があったのが。
 旗からみるとすっかり親子ぐらいになってるでしょうねえ。
97年02月25日:16時06分33秒
何か本当に小説みたいになってしまった。 / tomy
「わかってる。私だけの命じゃないのだものね。」
夕霧が玄屋に返事すると、その後ろで刀を手にした亜夜が、
「ありがとう、ございます。」
と玄屋に無表情で頭を下げる。

どうやら感謝の言葉は礼儀作法として知っていても感謝の気持ちは知らないらしい。それを痛ましそうに、見つめる夕霧。

しばし後
「それじゃあそろそろ行くけれど、その前にもう一人の娘を紹介するわね。沙夜、入っておいで。」

入り口の外でずっと待っていたらしい沙夜が顔をのぞかせる。
「なぜですか。刀が必要なのは亜夜でしょう。」

疑問を感じているだけ亜夜よりは表情があるのだが、どうやら何事もロジカルに考える性格らしい。


「いいから、中に入って玄屋さんにご挨拶なさい。」
疲れたように夕霧が言うと、
「はい、分かりましたお母様。」
と答えて、静々と沙夜が入ってくる。


「はじめまして、玄屋様、私は夕霧お母様の4番目の娘で沙夜と申します。」

表情こそみせないものの、その立ち振舞いは完璧と行って良くある種の気品すら感じさせる。また何も見ていないような亜夜の瞳とは対照的に、沙夜の瞳はすべてを見通すがごとく澄んでいて真っ直ぐだ。しかしやはりその顔からは表情、いや感情が欠ているように見える。


「亜夜とは違った意味で困った娘ね。」
夕霧が嘆息する。


「ともかく今日はありがとう。裕太という少年のことはたしかに引き受けたわ。次に会うときは、修羅刀を目覚めさせるときね。それじゃあ。」
夕霧が最後にそういって頭を下げ、3人は玄屋の鍛冶屋から旅立った。

亜夜、沙夜、夕霧から、陰陽刀鍛冶_玄屋へ


『何じゃ、この3人称は!?』と、お思いでしょうが、1人称で3人の、特に沙夜を説明するのは無理でした。どうしても無感情な亜夜と沙夜の個性分けが必要だったもので。ちなみに亜夜はいわば赤ん坊のような無垢な無感情、沙夜はSFのAIのような聡明な無感情としました。

ところで当分玄屋さんの出番もなさそうですし、裕太君の行き先も月夢さんがなさってはどうですか(笑)