Guitars |
■ Guitar Stock |
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![]() というのは全くのウソで(笑)、 写真の Guitar は多分おもちゃで (でも見ると結構ちゃんとした作りなので音は出たかも知れない)、 買ってくれたのも親父ぢゃなくて叔父さんだった (この叔父さんはかなり音楽好きの人だった)。 本当に Guitar を弾き始めたのは中二のときだった。 ア・テスト (神奈川県に住んでないと知らない) の終わったその週末に、関内の駅前に買いに行った。 Guitar とアンプがセットで 19,800円という、限りなくおもちゃに近い代物だった (確か Thomas (#1) とかいうメーカーだったと思う)。 今考えれば、音は悪いわ、弾きにくいわ、かなりひどいものだったが、 全く Guitar を弾いたことがなかったので、よく分からなかった。とにかくそれで練習を始めた。 しばらくして少し弾けるようになると、 (友達のと比べたりして) どうもこの Guitar は安いだけあってかなりひどいものだということが分かった。 当時は朝から晩まで部活漬け(柔道部で坊主頭(苦笑))だったので、 はなから音楽活動を本格的に始めるのは高校に入ってからと決めていた (同時に髪も伸ばそうと…)。 で、とりあえず中学の間はこの Guitar でいいかと思った。 |
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![]() このとき同時に Live で使えるアンプをと思い、Roland の JC-50 も 購入したのだが、 両方で20万を超えていたと思う。 数年間に渡ってためてきたお年玉が全部ふっとんだのを覚えている(笑) ![]() 練習といえば、うちらの練習場所は職員室の真上の普通の教室だった。 一度、あんまりうるさかったらしく、世界史の先生がどなり込んできたことがあったが、 僕らを見てすぐに帰ってしまった。理由は…、ここに書くのはやめておきましょう(笑)。 とにかく先生が文句を言いにきたのはこの一回だけで、 それ以降は全くなかった(笑) # この頃が一番よかった… ちなみに最初に買った Thomas も、 Van Halen II のジャケット裏面にあるような黒と黄色のカラーリングを施し、 ピックアップを Dimazio に、ブリッジを Floyd Rose 型のものにして、Live では使っていた。 改造には元々の Thomas の値段の 4 倍ぐらいかかった気がする。 相当弾きにくかったけど、これは見栄えの点で結構うけてた(笑) (多分まだ実家にあるはずなので、そのうち写真を撮ってこよう) 普通は高二の文化祭で引退なのだが、うちらの代は高三の文化祭までしっかりやってた。 案の定、僕ともう一人が浪人した(笑)。 |
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![]() 大学に入ってすぐにまた軽音に入るつもりだったのだが、あまり面白い奴がいなかったので、 入部届けは出したものの、実際は活動しなかった (軽音とは関係ないところで、 パーティー・バンドの雇われ Guitarist をやったりはしたが)。 周りの連中は最近楽器を始めたような奴らばかりで、みんなコピーバンドをやりたがったからである。 自分はと言えば、オリジナルがやりたかったのだ。 で、ここからバンド活動ではなく、一人多重録音の世界に入っていくことになる。 それまでもカセットデッキ 2 台で何回もダビングしてテープに曲を入れたりはしてたんだけど、 やっぱこれだと音がどんどん悪くなる。 で、TASCOM の 234 という 4ch のカセット MTR を買った (これは現在、音情Gの羽田が持ってる)。 これは結構ハマった。バンド内の人間関係みたいなものがないから、自分がやりたい曲を自由にやれる。 最初は MTR だけだったのが、8ch の Mixer、種々のエフェクタ、 といっても Guitar 用のではなく空間系の Delay とか Riverb (当時だとまだスプリング式だった)を揃え、 Keyboard も加えたくなったので DX7s を (それまでは妹の KORG POLY-61 を使ってた)、 大学の研究室に入った頃からパソコンを始めたので当然のように MIDI を扱うようになり、 拡張音源の追加また追加、 ソフトウェアによるシステム全体の制御と、 お決まりのパターンにハマっていった(笑)。 この頃、やはり多重録音用にと、初めて Bass も購入した (高校のときのバンドに正式な Bassist がいなかったので弾いたことはあった)。 写真一番右の Ibanez RB-824 (#4) である。 しかし実際にはつい最近まで Bass 用のエフェクタを持っていなかったので、 多重録音にはほとんど使ってこなかった。 何故なら、Synth の音源に非常によい Bass のサンプルが沢山あったからである。 |
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![]() バンドがやれるほどメンバーがいたのはよかったが、如何せんみんなの趣味がバラバラで、 バックグラウンドが全然違った。 ここでオリジナルをやろうなどというのは土台無理な話なので、 みんなが好きな曲を選んできてやるというコピーバンドの形だった。 まぁこれはこれで和気あいあいって感じで楽しかった。 サークルには 2 バンド分くらい人がいたが、人数の多いパート、少ないパート等あるので、 最初のうちは特に 2 つに分けるようなことはせず、パートも曲によって色々変わっていた。 特に印象に残ってるのは、X'mas コンサートでやった Larry Carlton の曲で、 Guitar 古家、Bass 羽田、Drums ナルキ、Piano が池田で、 僕が Synthesizer で Strings パートをやったとき。 古家さんの Solo もさることながら、バックが非常に徹底していて?、 いい雰囲気が出てたと思う(笑) |
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![]() それはさておき、実はこのとき新しい Guitar を手に入れるのは、Bass を除くと、 大学に入ったときに買った GO-II 以来、およそ 8 年ぶりのことだった。 これが右の写真で弾いている Ibanez の PGM300 (#5) である。 こいつを手にしたときの印象は「たった 8 年で Guitar はこんなに進歩していたのか!!」である。 まずこのモデルのネックは特に薄いタイプのものだったので、 あまり手の大きくない僕にはすごくしっくり来た。 ![]() さて賢明な読者?ならお気付きかと思うが、僕がここまで手に入れてきた Guitar は、最初の Thomas 以外、 全て Ibanez 製である (Greco も Ibanez も同じ星野楽器のブランド)。 他のメーカーのも楽器屋で試してみたりしたことはあるが、やっぱり Ibanez がいいのである。 しかし次に手に入れたのは Ibanez 製ではなかった。 何故ならそれは Acoustic Guitar だったからである (だいたい Ibanez の Acoustic なんてあるのか?)。 こいつは衝動買いだった。軽音のメンバーで吉祥寺で練習した帰り楽器店にみんなで寄ったとき、 見た目の美しさに惹きつけられた。左の写真 Ovation の CC257 (#6)である。 「Ovation というブランドの割には安いな」と思った次の瞬間、お店の人にカードを渡してた(笑)。 Folk Guitar もまともに弾いた覚えがなかった (中学の文化祭で友達のを借りて弾いたことはあったけど) ので、ちょっと弾きにくいと感じた。 で、(邪道だが) 弦を Electric 用のものに替え、 ブリッジを低くしようと削っていたら、削り過ぎた(苦笑)。 そのため 1 弦がフレットにあたって少々びびるようになってしまった。 いつかブリッジを取り替えようと思いながら、まだそのままにしている。 しばらくして武蔵野から横須賀に異動になり、地元横浜に戻ってきた。 結局、軽音でのバンド活動はこのときで休止とあいなった (機会があれば、オリジナル曲で Live をやりたいとは考えている)。 |
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![]() もはやこの 2 本の PGM さえあれば十分だった。 とにかくこの 2 本しかほとんど弾かなくなった。 だからもう買う必要はない、買う必要はないのだが… またしばらくしたボーナスの頃、Macintosh は去年買ったし、クルマはこの前買ったし、 今度のボーナスは特に買いたいものもないな、 じゃあ Guitar でも買おうか、ということになった(笑)。 # こんなことで防音スタジオ付きの家を手に入れられるのか?! どうせ買うんだったら PGM や今までのとは趣の違うのがいい、 メーカーも替えてみるか、と考えた。 そのような基準で探して見つけたのが YAMAHA の Pacifica 812WX (#8) である。 パッと見はただの Strat みたいだが、細かいところにこだわりが感じられる。 まずピックアップは Seymour Duncan。 PGM などが DiMarzio でよく歪みよく伸びるコンテンポラリーな Hard Rock 系向きなのに対し、 こちらはヴィンテージ・サウンド、ブルージーな曲向きのカラーである。 アームは、はやりの Floyd Rose 型ではなく Wilkinson のシンクロユニット VS-100G (結構美しい)、 ペグも SPERZEL Trim lok が用いられている。 ボディはグリーンの木目に見えるが、実は最新のプリント技術による fake で、 ここらへんは今どきの Guitar なら仕方なし、ってとこか? 弾きやすさの点では PGM が一枚も二枚も上手なのだが、曲のカラーによって使い分けている。 |
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![]() さて PGM300 がなくなってしまうと、やはり Floyd Rose 型のアーム付きモデルが 1 本欲しくなる。 というより、里子に出すと決めた時点で、代わりになる Guitar を買うつもりでいた。 ここは迷わず Ibanez で DiMarzio ピックアップのものだろう。 調べてみると、ちょうど星野楽器創立 90 周年の記念モデルが出たという。 PGM タイプのものも出ていたが、アームなしであった。 そこで目に付いたのが John Petrucci のシグネチェー・モデル JPM-90HAM (#9)。 ピックアップは PGM と同じ PAF Pro ではないが、 やはり DiMarzio の AIR NORTON と STEVE'S Special なので、 歪み方、サステインの点では問題ないはず。 ネックが PGM よりやや厚めなのが気になっていたが、実際に手にしてみると違和感なく弾けた。 何よりこのペイントが気に入った (写真左側。何か後のカーテンと似てますが…)。 実際に使ってみた感じは PGM300 と同じか、細かい点ではそれ以上に良い。 Guitar の製法も日々進歩しているといったところか (値段が全然違うってのもあるけど)。 ちなみにこれを買ったのは暮れも押し迫った97年の12月30日。 前の日、風邪気味なのを圧して大学時代の友人と飲みに行きそのまま徹夜麻雀、 少々ボ〜っとした頭で、帰りにクルマで横浜の ISHIBASHI に JPM を買いに行ったのだが、 何故か家に着くと後部座席には Bassも載っていた(笑)。 これが写真右側の Ibanez SR600 (#10)。 こちらはまだあまり弾き込んでいないが、今回は Bass 用のエフェクタも購入したので、 録音にも使うつもりでいる。 さて、次はいつ何を手にするのやら… 1998.01.15 |
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