タンチョウの6種類の鳴き声とその意味を紹介します。
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1.鳴き合い 2羽のタンチョウが上を向き「コーカッカッ」と鳴く、有名な鳴き方。必ずオスとメスのつがいで鳴き合い、その様子でオスとメスが見分けられる。オス:先に「コーッ」と一声。翼を高く持ち上げる事が多い。 メス:オスに続いて「カッカッ」と二声鳴く。 鳴き合いには、2つの意味があると考えられている。(1)自分達の存在を周りに誇示したり、なわばりを主張する (2)2月から4月頃までの間は、繁殖に備えて自分達のつがいの絆を深めるために鳴く |
2.飛び立ちの合図 (1)つがい相手や家族に対し、1羽が首を伸ばした姿勢で「クォ、、クォ、クォ・・・」と短く小さな声を出す。(2)家族や仲間が同じように首を伸ばして鳴き出すと、やがて声の間隔が短くなり、首を斜め前に倒して走り出して飛び立つ。たまには、いくら鳴いても仲間が応えてくれなくて、とうとう1羽だけで飛んで行ったりする寂しいタンチョウもいる。 |
3.呼びかけ 家族や仲間と離れている時に、相手を呼ぶ声。「コォーッ、コォーッ」と一声ずつ長くのばして鳴く。 日本語訳は「おーい」といった感じ。 |
4.幼鳥の声 「ピーッ、ピーッ、ピーッ」というヒヨコのような声は、その年に生まれた幼鳥が出す。幼鳥はよくこの声を出して、親に自分の居場所を教えていると考えられている。人間には、どの幼鳥の声も同じ様に聞こえるが、タンチョウどうしではちゃんと自分の子どもの声を聞き分けているようだ。 |
5.警戒 1羽でも「カカカカカ・・・」と強く短く鳴けば、他の鶴も首を上げて周囲を見る。外敵や不審なものが近づくとこの声を出す。この時は、給餌場にキタキツネが現れた。 |
6.けんか 相手を追い払う時には、頭を下げて「ハーッ」という声(息を強く吐く音)を出しながら突進する。突進された方は必ず逃げるが、頭に来て他の鶴に八つ当たりするものもいる。 |
| (音源提供:正富宏之さん(専修大学北海道短期大学教授) [無断転載を禁ず]) |