タンチョウサンクチュアリ 自然情報 2017.2.27更新

 日中の気温がプラスになる日も増え、溶けた雪の間からフキノトウが顔を出し、時折小鳥たちのさえずりが聞こえるようになりました。給餌場では子別れの行動が見られるようになり、タンチョウが見られる季節もあと僅かとなりました。タンチョウの飛来状況は給餌場のライブカメラをご覧ください。

<交尾・ダンス>

 

         交尾                  ダンス
 サンクチュアリの給餌場では、次の繁殖にむけ、交尾が見られるようになりました。タンチョウの数が少ない朝に「コゥコゥコゥ…」と短い声が聞こえたら注目です。うまくいくと写真(左)のような交尾の様子をご覧になれます。
 ダンスは給餌の際に人が入ると盛んに行われます。首を上下に上げ下げする動作から始まり、ジャンプや回転など様々な動きを見せます。(写真右)
 またタンチョウの親が子供を追い払う「子別れ」の行動が見られ始めました。タンチョウのつがいはこれから、繁殖地の湿原や干潟へと帰っていきます。サンクチュアリの給餌場では例年3月中旬頃までタンチョウをご覧になることができます。

 10月以降、国内各地で高病原性鳥インフルエンザウィルスが検出されています。野鳥の死骸を見つけても触らず、都道府県の自然保護関係部署に相談してください。また探鳥地を訪れた際は予防のため、鳥のいる水辺には近づかないようお願いします。

鳥インフルエンザウィルスについてはコチラをご覧ください。

※鳥インフルエンザウィルスは、通常では人に感染することはありません。

「周辺の野鳥情報」

 冬は木々の葉が少ないため、鳥を観察しやすい季節です。ネイチャーセンターの周りでは、タンチョウ以外にも様々な野鳥をご覧になれます。道路の脇や木々の間に鳥たちがいることがありますので、そんな場所にも目を向けてみてください。

※道東各所の自然情報はこちらをご覧ください

 シメ

 スズメより大きく、太いクチバシが特徴的です。木や植物のタネを好んで食べるため、地面や木の枝にいることがあります。

 ベニヒワ

 スズメと同じぐらいの大きさで、頭に赤い模様があります。群れで行動することが多く、カラマツなどのマツボックリを食べていたりします。

 シマエナガ

 スズメと同じぐらいの大きさで、群れで行動します。「チュリュリュ…」という鳴き声が聞こえたら注目です。

 ハシブトガラ

 コガラと似ていますが、クチバシが太く、頭部が光沢ある黒い色をしています。シジュウカラと違い、胸に黒い線はありません。