タンチョウサンクチュアリ 自然情報 2019.2.4更新

サンクチュアリ周辺は連日厳しい寒さが続いており、最低気温が氷点下25度近くまで下がる日もあります。ネイチャーセンター前の給餌場には連日200羽程のタンチョウが飛来していますが、寒いからなのか、給餌以外の時間にじっとしている姿も観察できます。タンチョウの給餌場への飛来状況はホームページからもご覧になれます。
    

<春に向けて>

 

 求愛ダンスをするタンチョウで給餌場は華やかに   ねぐらへと帰るタンチョウ

給餌は、午前9時と午後2時の2回行っています。給餌の時間が近づくと、多くのタンチョウが飛来してきます。2月中旬頃からは「鶴の舞い」と呼ばれる求愛ダンスが最も多く見られる時期です。給餌場で首を上げ下げしたり、お辞儀、背曲げをするなどしてダンスするペアを観察できます。また、春の繁殖に向けて、育ててきた自分の子を追い払う「子別れ」も見られるようになります。耳を澄ませてみると、つがいの絆を深めたり・なわばりを主張する意味をもつ「鳴き合い」が聞こえてくることもあります。オスが「コーッ」という一声、続けてメスが「カッカッ」と二声鳴くので、鳴き声にも注目してみてください。午後の給餌後以降、日没の時間帯が近づくにつれて、タンチョウたちはねぐらへと帰っていきます。

ネイチャーセンターでは、レンジャーが行動や鳴き声の解説、タンチョウの生態や保護の歴史を説明するスライドショーを行っています。暖かい館内からは双眼鏡や望遠鏡を使ってタンチョウの観察ができます。また、タンチョウグッズなどの販売物もご購入いただけます。お気軽にお立ち寄りください。


<ネイチャーセンター周辺で見られる野鳥>

厳しい寒さを乗り越えるため、タンチョウ以外の野鳥も餌探しに夢中です。小鳥をはじめ様々な野鳥が見られることがあります。木々は落葉し、野鳥を見つけやすい時期になりました。

※道東各所の自然情報はこちらをご覧ください

シマエナガ

 

ネイチャーセンターの周りにあるカラマツなどに、餌を探しに群れでやってきます。枝にぶら下がるなど可愛らしい姿を観察できます。

オジロワシ

主に海岸や湖沼、河川の水辺に生息する大型のワシ。白い尾がトレードマークです。

キバシリ

 

カラ類などの小鳥の群れの中に混じって見られることがあります。木の幹をらせん状に登り採食するため、漢字名は「木走」です。

 

アカゲラ

お腹と頭が赤いのが特徴的な、キツツキの仲間です。写真はオスで、メスには頭の赤い部分がありません。