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タンチョウサンクチュアリ通信 2004年 夏号 (編集:レンジャー 原田 修、音成 邦仁、阿部秀幸) |
| 今夏の道東地方は、比較的よい天気が続き、例年に比べ霧が少なめです。湿原ではタンチョウのヒナが、親の背丈の2/3ほどに育っています。タンチョウサンクチュアリには4月より新レンジャーが加わりました。新体制のもと、保護区の巡回や新規保護区候補地の調査などの活動をしています(H)。 |
| 温根内早瀬野鳥保護区で今年も2羽のヒナ確認しました! |
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タンチョウの営巣環境保全を目的とした野鳥保護区「温根内早瀬野鳥保護区(鶴居村 19.5ha)」で、今年も2羽のヒナの姿を確認しました! |
根室市 珸瑶瑁小 鈴木沙也圭の作品 |
| 保護区での繁殖状況 |
| 野鳥保護区での繁殖状況について(温根内早瀬野鳥保護区を除く)、5月12日に根室市春国岱原生野鳥公園担当レンジャーとともに実施した現地調査の結果を中心にお知らせします(O)。 ●藤田野鳥保護区酪陽(根室市 22.1ha) 保護区内では毎年、メスの標識鳥T45のつがいが繁殖しています。昨年まで、3年連続で繁殖に成功しています。5月12日には、T45が1羽で採餌している姿が確認され、その時点では抱卵中だったものと思われます。しかし、6月下旬から山階鳥類研究所を中心に行われたバンディング(ヒナへの足環づけ)の際にはヒナが確認できず、今年は繁殖に失敗したものと思われます。 しかし、ヨシ原と干潟を中心とする保護区内の環境は良好な状態を保っており、来年度以降の繁殖成功に期待がかかります。 ●渡邊野鳥保護区ソウサンベツ(根室市 368.1ha) 保護区は餌資源の豊富な風蓮湖畔に面している良好な環境です。無事に成長してくれることを願っています。 ●渡邊野鳥保護区大別川(厚岸町 235.0ha) ●別寒辺牛湿原早瀬野鳥保護区(厚岸町 365.4ha ※厚岸町購入箇所も含む) 一方、保護区内にはハンノキが繁茂しており、今後タンチョウの繁殖しやすい環境に復元していく必要性などを検討していきます。 ●持田野鳥保護区(根室市 7.6ha) |
鶴居村 鶴居小 八重将隆さんの作品 |
| 新レンジャー着任 |
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本年4月、インターンレンジャーが着任しました。1年間、サンクチュアリでの活動を通じてレンジャーの仕事を体験し、経験を積んでいきます。簡単に自己紹介をさせていただきます。 |
| 農業被害防止対策のご報告 |
| タンチョウによる農業被害防止対策の今年度の結果をまとめました(A)。 冬期には多くのタンチョウが冬を越す鶴居村では、5月中旬から6月中旬にかけて、タンチョウによる農業被害の問題が発生しています。春先以降も鶴居村の酪農地帯周辺に生息するタンチョウによって、デントコーン(飼料用トウモロコシ)の種が食べられてしまう問題です。 原因として、タンチョウの増加による道東域への集中化、タンチョウの生息できる湿原の減少、酪農地帯の環境の変化などが考えられます。 これまでサンクチュアリでは、環境省からの委嘱により農業被害防止対策を実施してきました。給餌の延長、畑からの追い払い、畑への防鳥器具設置を中心に実施し、被害を最小限に抑えていす。同時に、この問題はタンチョウと鶴居村の基幹産業である酪農との共生という視点から、地域ぐるみでの取り組みの必要性を提言してきました。 そして、今年度より鶴居村が環境省から委嘱し防止対策が実施されました。これは、地域ぐるみでこの問題を考えていくための第一歩であり、今後に期待が高まります。 尚、今年度はタンチョウによる農業被害は軽微でしたが、いくつかの懸案事項もありました。 ●下久著呂地区 ●下雪裡地区 |
鶴居村 鶴居小 海田真哉さんの作品 |
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コニカミノルタ・タンチョウチャリティポストカードと |
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コニカミノルタホールデングス株式会社の協賛を受けて実施している「コニカミノルタ・タンチョウチャリティポストカード」は、今年で第4回目を迎えます。おかげさまで、今年も多くの方々から多数の写真が集まり、すばらしいポストカード5点ができあがりました。 |
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