この集落には目洗い地蔵と呼ばれる安寿地蔵堂があり、少しずつではありますが
常に清水が出ています。そしてここは、「山椒太夫」の物語にある安寿と厨子王と
その母にまつわる話が昔話となって残っています。
この安寿地蔵堂には、薪でわかす お風呂があり、誰でも自由に入る 事ができます。ここのお風呂は、 地元の人がボランティアで毎日 お掃除をしわかしてくれています。 |
この清水の飲み方は、まず地蔵さ んにひしゃくで水をかけ、手を合わ せてから水を飲みます。飲み終 わったらもう一度地蔵さんに水を かけ、ひしゃくに水を入れ元の所に 置き、手を合わせます。 |
清水が出ている所です。右にある 茶色のたわしの大きさで、清水の 量がだいたい分かると思いますが、 地蔵堂のお風呂の水は、ここから 細いパイプでひいて使っています。 |
目洗い地蔵は、達者集落の端の方にあり県道から約50メートル位、山側に
行った所にあります。地蔵堂の横を少し上がるとお地蔵様があり、ここから清水が
出ています。地元はもちろん地元以外からでもこの清水をもらいに来る人がいます。