『クレクレタコラ』キャラクター紹介
- クレクレタコラ
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戦闘力: | ☆☆☆ |
知能: | ☆☆☆☆☆ |
善人度: | ☆☆ |
特技: | 変身タコラの術 |
弱点: | 酢 |
主人公。タコの姿をした怪獣。
他人が持っている物は何でも欲しがる困った性格。
何にでも姿を変えることができる「変身タコラの術」を使う。
意外なことに、戦闘力はそれほど高くない。
普通に戦うとチョンボよりやや上、ヘララと互角かやや下といったあたりで、ときおりチョンボがキレてタコラに襲い掛かってくると手に負えず困っている。
ビラゴンやデブラ、イカリーら上位陣にはとても歯が立たないので、力ではなく罠や変身の術を使って欲しい物を手に入れようと試みているのである。
その果てしない物欲の源は、「他人が持っているから欲しい」これに尽きる。
お腹が空いたから食べ物が欲しいというのではなく、せっかく好物のバナナ等を手に入れても食べずに、積み上げただけで満足しているシーンも多い。
トロロの酢シャワーを防ぐために帽子をかぶせるという作戦を考えたのに、その自分で相手にかぶせた帽子が欲しくなって取ってしまい、自滅したことさえある。
だからこそ厄介である。食欲ならば食べ物を食べさせればとりあえず落ち着くが、タコラの物欲は他人が物を持っている限り収まることはなく、そして森ではいつまでも騒動が続くのである。
- チョンボ
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戦闘力: | ☆☆ |
知能: | ☆☆☆ |
善人度: | ☆☆☆☆ |
特技: | 口から煙を吐く |
弱点: | タコラ |
落花生の姿をした怪獣。
本人はタコラのことを「親友」と言っているが、当のタコラや他の森の住人から更にはナレーションに至るまで、つまり本人以外は「タコラの子分」という認識で一致している。
口から白い煙を吐くことができる。
しかし煙自体に何か特別な作用があるわけでもなく、単なる演出の模様。
タコラと行動を共にした結果、他者の怒りを買うこともあるが、根の素直で無邪気な所も知れ渡っており、他の怪獣達の輪に入って遊ぶことも多い。
つくづく、タコラさえいなければ平和に暮らしているだろうと思う。タコラの最大の被害者である。
- モンロ
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戦闘力: | ☆☆☆☆ |
知能: | ☆☆☆☆☆ |
善人度: | ☆☆ |
特技: | 色気? |
弱点: | 特に無し |
ピンク色のセイウチのような怪獣。
森の紅一点で、森の住人ほぼ全員から求愛を受けており、その立場を利用してやりたい放題わがまま放題。
なんと第一話から、タコラに空の月をねだるという無理難題を吹っ掛けている。
一言で表すとビッチ。
そして恐るべき怪力の持ち主でもあり、その気になりさえすれば、タコラはもちろん森で最強クラスのデブラさえ一撃で沈めてしまう。
ある意味ではタコラ以上に困った存在である。
初期の頃はセリフがすべて「ウッフーン」のみで、多少長いセリフになると「ウッフーン、ウッフ、ウッフ、ウッフンフン!」という感じになっていた。
当然そのままで他の怪獣達には通じ、視聴者にはナレーションで説明があった。「バケラッタ」のようなものであろう。
- デブラ
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戦闘力: | ☆☆☆☆☆ |
知能: | ☆☆☆ |
善人度: | ☆☆☆☆☆ |
特技: | 拳銃 |
弱点: | 善人 |
リスを太らせたような姿の怪獣。
普段は「森の交番」にいる警察官。しかし、ときには教師、ときには医師、更に消防士や裁判官など、森の公共・行政サービスを一手に引き受けている。
警察官にふさわしい巨躯と腕力の持ち主だが、その役柄が災いしてか非常にお人好しで、タコラの策略にコロッと騙されることも多い。
また森で唯一の銃器である拳銃を腰に下げていることもあり、よくタコラの物欲の標的となる。
しかしタコラがどこからか大砲を持ってきたり、回想でタコラが軍隊(!)に入って機関銃を撃っていたりというシーンもあるので、本当に「唯一」かは疑問も残る。
- イカリー
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戦闘力: | ☆☆☆☆ |
知能: | ☆☆☆☆ |
善人度: | ☆☆☆ |
特技: | トリオのチームワーク |
弱点: | 特に無し |
ナマコのような怪獣。トリオ怪獣のリーダー格で、いつも怒ったような顔をしている。
リーダーシップに富み、また戦闘力も準トップクラス。シクシクがタコラに騙されているのを見破るなど、頭も切れる。
- ヘララ
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戦闘力: | ☆☆☆ |
知能: | ☆☆☆☆ |
善人度: | ☆☆☆ |
特技: | トリオのチームワーク |
弱点: | 特に無し |
ナマコのような怪獣。トリオ怪獣の真ん中で、いつも笑ったような顔をしている。
特に特徴がないのが特徴といえば特徴。
- シクシク
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戦闘力: | ☆☆ |
知能: | ☆☆☆ |
善人度: | ☆☆☆ |
特技: | トリオのチームワーク |
弱点: | 弱虫 |
ナマコのような怪獣。トリオ怪獣の下っ端で、いつも泣いたような顔をしている。
実際の腕力等は他のトリオ怪獣と互角なのかも知れないが、とにかく気弱なため、いつもタコラ達にしてやられている。
- ビラゴン
-
戦闘力: | ☆☆☆☆☆ |
知能: | ☆☆☆ |
善人度: | ☆☆☆☆ |
特技: | 怪力 |
弱点: | お人好し |
ネズミのような姿の怪獣。
森で一番の豪腕の持ち主で、純粋な力比べでは森のナンバーワン。デブラは重量を活かして体術を使うことでカバーしており、この二人がツートップと言える。
また設定上は頭が悪いことになっており、ナレーションでもたびたび「頭の弱いビラゴン」と、ありがたくない形容で呼ばれることが多いが、実はそれほど悪くはない。
例えばタコラ達に蚊取り線香を奪われた際には、うちわで風を送って煙を大量に発生させ、タコラを煙たがらせて仕返しをするという頭脳プレイまで見られる。
唯一の弱点は、お人好しな性格。デブラが警察官という職務上、相手に奉仕しなければならないために騙されてしまうのとは微妙に違い、こちらは純粋に人を信じてしまう模様。
頭が弱いというよりも、こういった意味で「馬鹿正直」と呼ぶべき性格である。
- トロロ
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戦闘力: | ☆ |
知能: | ☆☆ |
善人度: | ☆☆☆ |
特技: | 透明の術、酢のシャワー |
弱点: | 弱い |
クラゲのような怪獣。
頭の上に付いたシャワーから、タコラの弱点である酢を放出するという特殊能力を持ち、いつかタコラを酢ダコにして食べてやろうと目論んでいる。
その他にも短時間ではあるが透明になって姿が見えなくなるという能力もある。
こういった類い希な能力を持つかわりに、腕力勝負の方はからっきしで、チョンボにすら一発KOされるほどの弱さ。
「ケケケケケ…」といった感じの奇妙な鳴き声を出す。
- タコラ人形
-
戦闘力: | − |
知能: | − |
善人度: | − |
特技: | − |
弱点: | − |
タコラを模った人形。
そのままタコラの形をした人形として使われる他、タコラの子供や孫、回想シーンでの幼少期のタコラ、タコラ自身が変身の術で小さくなった姿、特撮シーンでのタコラ本人代わりなど、様々に使われている。
- 自動販売機
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戦闘力: | − |
知能: | ☆☆☆ |
善人度: | ☆☆☆☆ |
特技: | 言葉をしゃべれる |
弱点: | 動けない |
自動販売機。品物を販売するだけでなく、抑揚のない声で会話をすることもできる。
また販売のみでなく、小麦粉と卵からパンを作ったり、サツマイモを焼きイモにして提供するなど、調理機能も付いている模様。
更には販売機の前に立った人の似顔絵を描くなど、その高機能さには驚かされる。
電源はどうしているのか、品物は誰がいつ補充しているのか等、詳細は一切謎に包まれている。
移動能力は非常に低く、数メートル水平移動するのが精一杯のため、常にタコラ達からの略奪と破壊の対象となる。
ときどき数量限定の無料セールまで行う等、驚くほどサービス精神にあふれている。
個人的には、怪獣だけが暮らす森の中に、貨幣制度があることの方が驚きだが。
- ロボット
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戦闘力: | ☆☆☆☆☆ |
知能: | ☆☆☆ |
善人度: | − |
特技: | 無敵 |
弱点: | 命令に絶対服従 |
銀色の人型機械。
魔法のランプから出てきたり、タコラがこの姿に変身したりする。
他人からの命令に絶対的に従う。かなり高度な人工知能が搭載されているようで、「食べ物を持ってこい」と言えばどこからか調達してきて、「洗濯物を干せ」という曖昧な命令でも自分で干し場を探して作業を行う。
また非常に頑強に作られていて、タコラやチョンボの攻撃程度ではびくともせず、デブラの拳銃も通用しない。
命令者が誰であるかに関わらず、入力された命令には絶対に従う。
具体的に言うと、タコラとチョンボが左右からそれぞれ「チョンボを殴れ」「タコラを殴れ」と言えば、きちんとそれに従って両方を殴り倒す。
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