☆第3展示室☆アナログテスタ(回路計)

自己満足の ガラクタ 博物館 (ja1cvf 0708)

【 何とも 珍しくない ガラクタたち! ラジオパーツに 留まらないのが 珍しい 】 

 
TRIPLETT 310 ロータリSW型小型テスタ(70X110X30)  [**]
[U.S.A.]

ロータリSW型のポケット型と呼ぶにふさわしい小型テスタです。
小型ではあっても20kΩ/Vの感度を有し十分な実用性を持っています。測定レンジもうまく配分されています。
このテスタを手に取ったとき一瞬素晴らしいテスタと思ったのですがじっくり見ているうちに「待てよ」という部分に気が付きました。
このテスタにはAC電流レンジがあるのですが本体を見ただけではフルスケールが何Aなのか解りません。
いろいろ調べてみましたが3Vフルスケールになる分流器を外付けする必要があるようです。
これらは取説を読めば解るのでしょう。でも取説なしで使えると云うことも使いやすさの判断では重要です。そしてさらに困ったのは電池や測定端子の形状が特殊なのです。
現在日本でこれを使うのは困難です。

DC/V   3,12,60,300,1200 (20.000Ω/V)
DC/mA     0.6,6,60,600
AC/V   3,12,60,300,1200  (5.000Ω/V)
R/Ω    x1,x10,x100,x1k
拡大機能 AC電流
使用電池 単5X1 15V(形式不明)X1

このテスタには1.5V(単5)と15Vの電池が必要です。特に15Vの電池は特殊なサイズで入手が難しそうです。
さらにテストリードを挿すターミナルがこれまた特殊で太さ約2.5mmというサイズです。