☆第3展示室☆アナログテスタ(回路計)

自己満足の ガラクタ 博物館 (ja1cvf 0507)

【 何とも 珍しくない ガラクタたち! ラジオパーツに 留まらないのが 珍しい 】 

 
SIMPSON 260 ロータリSW型テスタ(135X185X80)  [serise5] [USA]

ロータリSW型のテスタです。Simpsonのベストセラーです。1950年代から小さな変更はあったモノの現在でも類型が販売されています。このように長期にわたって販売されることはすばらしいコトです。それをユーザが評価しているからこそ続けられるのでしょう 測定範囲は5-10系で等比級数的にレンジを割り当てています。内部抵抗については当時の高級機らしく20kΩ/Vを確保しています。この20kΩ/Vはその後テスタのスタンダードになっているように思います。
抵抗測定用電池は高感度メータを使用することで単1型1本で充分高抵抗まで測定を可能ですがさらにその上(RX10,000)を測定するために単3型4本を使っています。
操作性はメインのツマミの他モード切替やプラグ差し替えなど必ずしも優れているとは思えません。

DC/V   2.5,10,50,250,1000,5000  (20kΩ/V)
DC/mA     50μ,1,10,100,250,10A
AC/V   2.5,10,50,250,1000,5000    (5kΩ/V)
R/Ω    X1,X100,X10.000
拡大機能 db
使用電池 単
1X1 単3X4

パネル面に貼られているラベルは前の所有者が点検や修理の状況を細かに書いて貼っていたモノです。その人の気持ちを察し剥がさないことにしました。

 

きっちりと基板に納められ綺麗に作られています。随分古い製品ですが補修部品等も購入可能です。日本の製品では考えられないサービスです。日本でも見習って欲しいと思います。