☆第3展示室☆アナログテスタ(回路計)

自己満足の ガラクタ 博物館 (ja1cvf 0507)

【 何とも 珍しくない ガラクタたち! ラジオパーツに 留まらないのが 珍しい 】 

 
SIMPSON 230 ロータリSW型テスタ(75X150X55) [USA]

ロータリSW型のテスタです。チョットスリムでかっこいいデザインです。
測定範囲はそんなに広くはありません。簡易型と云うべきでしょう。最低電圧レンジは10Vで最低限の機能しか有りません。
電池は単2型ですがソケットを使用することなく引き出されたリード線にハンダづけしています。少々面倒な気がしますがよく考えてみれば単2電池の場合は長持ちしますから気にする必要は無いのでしょう。しかし真空管時代の製品としては抵抗値の最大メモリが50kΩと云うのは使いにくかったと思います。在りし日の雑誌に外付け電池を使って”抵抗測定レンジを広げる方法”なんていう記事があったのを思い出しました。

DC/V   10,50,250,1000  (1kΩ/V)
DC/mA     10,50,250
AC/V   10 ,250, 1000  (表記無し)
R/Ω    X1,X100

使用電池 単2X1

 

構造的にはメータがアンダーカバーについて居る、3分割の珍しい形です。
製造時期は不明ですが1950年代と推定しています。

もしメータ感度がもう少し良ければ、現代でも通用すると思います。