☆第3展示室☆アナログテスタ(回路計)

自己満足の ガラクタ 博物館 (ja1cvf 0501)

【 何とも 珍しくない ガラクタたち! ラジオパーツに 留まらないのが 珍しい 】 

 
SANWA−501ZXTR ロータリSW型多機能テスタ(135X185X80)

ロータリSW一体型のプリント基板を採用しています。真空管回路及びトランジスタ回路に対応するべく 測定範囲は広範囲で100mV(DC)の低電圧測定が可能です。 内部抵抗は高級機の標準的な20kΩ/Vで5-10系のレンジを採用していますが使いやすい配分です。  姉妹機の501ZTRD同様ほとんど使われることのないコンデンサやコイルの測定機能を外し、 抵抗レンジにLIと云うメモリを付加したことです。 抵抗測定時には乾電池からの電流が被測定抵抗に流れます。そのときの電流、電圧を表示するモノです。 ダイオードや半導体を検査するとき非常に便利なモノです。 この機能をさらに発展させトランジスタのhfeを測定できるようになっています。
プリント基板のように見える基板はロータリSW基板という形で部品の配線はリード線による方式です。 SWの切れも良く使いやすいテスタですが22.5Vの電池の入手が難しくなっています。(2004年10月頃にはほとんど入手不可能になりました)高電圧の電池は006p・9V電池を採用した機種が多くなっています。

DC/V   100m,0.5,2.5,10,50,250,500,1k  (20kΩ/V)
DC/mA  0.05,1,10,100,250,10A
AC/V   2.5,10,50,250,1k
R/Ω    X1,X10,X100,X1k,X10k
拡大機能 LI,dB,hfeメモリ
使用電池 単2X2 015/22.5V

 


トランジスタの機器に対応すべく低電圧レンジとhfe測定機能を持たせた高級機で真空管式TVにも十分対応するよく考えられた製品と思います。