☆第3展示室☆アナログテスタ(回路計)

自己満足の ガラクタ 博物館 (ja1cvf 0408)

【 何とも 珍しくない ガラクタたち! ラジオパーツに 留まらないのが 珍しい 】 

 
SANWA−460ED ロータリSW型多機能テスタ(135X185X75)

100kΩの内部抵抗を実現した高級機です。 これは430-ESの後継機と思われます。電気的仕様は電池の組み合わせが変更されただけでほとんど変わりません。 高内部抵抗と細かく設定された測定範囲は高級機としての風格を持っています。 しかし、ケースについては特徴的な構造で電池の収納などに工夫の跡が見えます。
その他については特別な拡張機能を持つわけでもなく使いやすさに主眼を置いたモノと思います。
関連展示品にSANWA 430-ESが有ります。 参照下さい

DC/V   0.3,3,12,30,120,300,1.2k  (100kΩ/V)
DC/mA  1.3μ,0.3,3,30,300,12A
AC/V   3,12,30,120,300,1,2k
AC/A   12A
R/Ω    X1,X10,X100,X10k
拡大機能 dBメモリ 極性切り替えSW付き
使用電池 単2X1 006pX1

 


このテスタの最大の特徴はケースの構造です。

裏蓋の止めネジを外すとメータユニット、SWユニット、裏蓋の3部録に分かれます。 電池の交換は1本のビスで固定されているメータユニットを外すことにより簡単に交換できます。
SWユニットは普通取り外す必要はありませんがこれも僅か2本のビスを外すだけで取り出せます。 しかし残念なことに裏蓋側にあるAC回路用の部品と電池ケース配線のためすっかり取り出すことは出来ません。

電池を漏液の危険が少ない単2と006Pを採用しかつ特別のハウジングに納めたのは ユーザにとってありがたい工夫です。
*電池の液漏れは単3に比べ単1,単2は大変少ないです。
006Pも小型電池でありながら液漏れが少ない電池です。
単3の液漏れはかなりの頻度で発生します。容量増加のため液漏れ対策が不十分になっているのでしょうか。