第3展示室☆ アナログテスタ(回路計)

自己満足の ガラクタ 博物館 (ja1cvf 0412)

【 何とも 珍しくない ガラクタたち! ラジオパーツに 留まらないのが 珍しい 】 

 
NATIONAL PANASONIC-37TR ロータリSW・薄型テスタ(90X130X40)

NATIONALの測定機はいろいろあるのですがテスタを作っていたとは気が付きませんでした。多分家電製品販売店向けに創られたモノと思われます。
ラジオの点検に便利なノイズインジェクタ機能(ノイズジェネレータ)を備えているのが最大の特徴ですがその他の機能は標準的で特に際だつモノはありません。しかしメータパネルはすっきりまとまっています。テスターの多くが複雑で読みにくいのですが必要以外のモノを省き見やすく仕上げています。
ノイズジェネレータは20Mhz程度まで充分な強さの信号を出すことが出来短波ラジオなどの調整に役立つでしょう。
高感度(120μA)のメータを使用していますがその割には内部抵抗が小さいように思います。劣悪な環境の作業現場に携帯されることを想定して意識的に感度を下げメータを保護していると考えるべきかも知れません。

DC/V  2.5,10,50,100,500 (2k/V)
DC/mA  500μA,10,250
AC/V      50,250,500
R           X1,X10,X100
使用電池 単3X1
拡大機能 ノイズインジェクタ機能

 

 

ノイズインジェクタを使用する時は専用婦ローブを使用します広帯域のノイズジェネレータで発生した信号をラジオなどの回路に結合して動作状況を確認するモノです。右側の写真白く見える四角い部分がトランジスタで作られた発信器です。