☆第3展示室☆アナログテスタ(回路計)

自己満足の ガラクタ 博物館 (ja1cvf 0507)

【 何とも 珍しくない ガラクタたち! ラジオパーツに 留まらないのが 珍しい 】 

MTM-3 (Vielfach messer 3)
             ロータリSW型テスタ(115X210X70) [DDR]  [1972]

[DDR] は東ドイツ(Deutsche Demokratische Republik)の略称です。
1972年頃はソ連邦が最盛期の時代です。
パネル面の配置は日本人の目からはユニークな形です。ケースや内部の造りは綺麗で操作面が色分けされ印刷されています。 その色分けはメータスケールの色マークと合わせて使い勝手を考えたモノと思います。
メータには確度表示や使用位置マーク(水平位置)が付けられています。
ケース裏面には取扱説明及び、仕様が書かれています。 容量測定には220V/50Hzを使用するとか、ACレンジは20kHzまで対応するなど細かく記載されています。 交流電流の測定も出来るのが特徴的です。

DC/V   100mV,2.5,10,50,100,250,1000  (20kΩ/V)
DC/mA  50μ,250μ,2.5,25,250,1A,2.5A
AC/V   2.5,10,50,250,500,1000  (4kΩ/V)  
AC/mA  2.5,25,250,2.5A
R/Ω    X1,X100,X1000
拡大機能 dBメモリ,容量測定
使用電池 単3X1

ケースを開けてみるとベークの基板に組み付けられた部品は見た目にも珍しい。 他の電子機器でも同様ですが見慣れたアメリカkりの造りとは何となく違います。

メータは日本製のように密閉型になっていません。開放型で他の多の部品と同様の基板に組み付けられています。

ケースの裏には仕様が書かれ取り扱い上の参考になります。 このように本体に取扱説明があるのは日本製品では見掛けません。
是非日本のメーカもマネして欲しいモノです。