☆第3展示室☆アナログテスタ(回路計)

自己満足の ガラクタ 博物館 (ja1cvf 0408)

【 何とも 珍しくない ガラクタたち! ラジオパーツに 留まらないのが 珍しい 】 

 
HANSEN-SU2A 特徴有るデザインのロータリSW型テスタ(100X160X45)

薄型で傾斜したパネルを採用し、当時のごつくて不細工なイメージを払拭するモノです。
今考えればこの薄さもそれほどではないのですが当時としては画期的でした。
しかしデザインを優先するあまり製品化にはかなりの苦労が伺えます。真空管全盛の時代の製品と思われ、 高電圧、高抵抗レンジは充実して居ます。特徴的なのは高周波測定用にゲルマニュウムダイオードを採用しています。また単位系が曖昧な”Sメータ”メモリがあるのも面白いです。しかし残念ながら私の所に来たときには電池の液漏れがひどく腐食がひどいモノでした。

DC/V   6,30,120,300,1200
DC/mA  300μ,300
AC/V   6,30,120,300,1200
R/Ω    X1,X100,X1000
拡大機能 dBメモリ,C,L,S(Sメータ)
使用電池 単3X3 
(X1,X100レンジでは2本並列、X1000レンジでは直列3Vで使用)

 

 

傾斜型の大きなぺー多パネルがユニークです。
テストリードはケースの上部に有ります。



内部は薄型構造のため苦労の後が見えます。
電池もパワー不足を補うため並列接続を採用するなどしています。(最近の電池ならそんな心配要らないでしょう)