第3展示室☆ アナログテスタ(回路計)

自己満足の ガラクタ 博物館 (ja1cvf 0412)

【 何とも 珍しくない ガラクタたち! ラジオパーツに 留まらないのが 珍しい 】 

 
HANSEN-SC ロータリSW・薄型テスタ(90X140X30)

デザインに造詣の深いHANSENは他社にないものを作っていました。使われているメータはそれほど高感度とは云えないものを使ってますがそれを補って使用範囲を拡大するためにいろいろ工夫されています。コイルやコンデンサの容量、受信機の調整用にSメータ機能も持っています。この機能を使うために必要な外部電源もSWを合わせることによりパネル面に記載されています。写真ではわかりにくいですが黒矢印の示す部分に表示されます。
内部は薄く作ったために部品の配置など苦労が見えます。
同形状の
HANSEN-SM型と比較してご覧いただくとその違いがよくわかります。

DC/V   6,30,120,600 (6k/V)
DC/mA   300μ,12,300
AC/V      6,30,120,600
R           X10Ω,X1kΩ,X0.1MegΩ(外部電源併用)
使用電池 単3X2
拡大機能 C,L,S(外部電源併用)

 

 

丸みのある独特のケースで薄型に作られています。右側の写真ロータリSW(1時の位置)が大きく損傷しています。その影響でケース底面も焼けています。SWの交換が必要です。倍率器などはSWの側面に押し込まれるように組み付けられかなり無理した設計です。