☆第3展示室☆アナログテスタ(回路計)

自己満足の ガラクタ 博物館 (ja1cvf 0507)

【 何とも 珍しくない ガラクタたち! ラジオパーツに 留まらないのが 珍しい 】 

 
EMC-102 ロータリSW型テスタ(95X160X55) [USA]

ロータリSW型のテスタです。チョットスリムなデザインです。
測定範囲はロータリSWが11ポジションの割には広いと云えます。測定レンジもよく使うレンジを念頭に置いて割り付けています。
そして特徴的なのは測定できないのが常識的ですがその”交流の電流”を測定できることです。
しかしそのような配慮がアダとなり全体の使い勝手を悪くしているように思います。一つのSWポジションに複数の機能を持たせ、そのフルスケールや機能に統一性が無くなっています。
電池は単2型ですがソケットを使用することなく引き出されたリード線に直接ハンダづけしています。この方式はアメリカのテスタでは比較的よく見かけます。

DC/V   6,60,300,600,3000 (表記無し)
DC/mA    6,30,120,1.2
AC/V   12,120,1200  (表記無し)
AC/mA    30,150,600
R/Ω    1k,100k
使用電池 単2X1

 


製造時期は不明ですが1950年代と推定しています。

少ない部品で比較的大きな機能をもっています。